沖縄本島北部を指す「やんばる」は、豊かな自然の中で稀少な動植物が生きているエリア。他のどこにもない地域として国際的に認められ、2021年7月26日世界自然遺産への登録が決定しました。

これから国内外での注目が高まっていく「やんばる」を訪ねるなら今！ 休日を使い世界に誇れる沖縄の自然に触れてみませんか？

今回は観光体験が最大50％OFFになる「おきなわ体験最大50％OFFキャンペーン」を使って、歩いて泳いで見て触れる「リバートレッキング（川歩き）」を体験。現地の大宜味村に出向いたのは、なんと沖縄の人気お笑いコンビ「ありんくりん」の2人です。ひがりゅうた、クリスについて行きましょう！

（追記）「おきなわ体験最大50％OFFキャンペーン」はクーポン上限に達したため、2023年1月10日をもって終了となりました。
通常料金では引き続きご予約いただけます。

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大宜味村に集合～出発地点へ

今回参加したのは「スピッツネイチャートレッキング」主催のツアー。

集合場所の「平南川（へなんがわ）ター滝駐車場」に到着し、ガイドの世古徹さんと合流。無料レンタルでライフジャケット、マリンシューズ、ウエットスーツを借りました。

準備が完了したら川原に向かうために徒歩移動しますが、歩くのは整備された車道。こんなにきれいな道だけどここはやんばる・・・道端に生えている植物のことや地域について世古さんに教えてもらうことで、やんばるの森の中にいるんだとテンションが上がります。

そしてあっという間にター滝入り口に到着。リバートレッキングのスタートです。りゅうたとクリス、「行ってきます！」と元気良く出発です。

リバートレッキングに出発！清らかな水が歓迎

出発地点となるのは平南川の下流で、透き通ったきれいな水が流れています。

足先から慎重に水に入っていったクリスとりゅうたですが、すぐに体をプカプカと浮かせて「冷たい！」「気持ちいい！」と絶叫！

浅瀬では歩きながら奥へ奥へと進みます。石の上を歩くことになりますが、マリンシューズを履いていると滑らずに安心。

足を置いたり座ったり、石を使ってポーズを取って記念撮影する余裕も出てきました。

天然のジャングルブランコ！ガイドと安全に楽しむ

リュウキュウハグロトンボや幸せを呼ぶチョウとして知られるツマベニチョウ、そしてハンミョウや皮を泳ぐ魚。川岸に生い茂るヒカゲヘゴ、イジュの花などなど、沖縄ならでは、もしくは亜熱帯の森ならではのたくさんの動植物に出合った、りゅうたとクリス。世古さんが指を差すと目を輝かせて観察し、熱心に説明を聞いていました。

「あそこにブランコがあるんですよ」と指をさす世古さん。近付くと丈夫な木の枝が垂れ下がっていて、輪になっていました。

「乗りたい！」と言い出したりゅうたは、高い位置にある輪を前に体はすでに動き出していて、あっという間に輪の中に。枝に乗りユラユラと揺られていました。

とびっきりの笑顔を見せ、少年のようにはしゃいでいたりゅうた。森の木でできたブランコは、普段の生活シーンで見かける機会はありませんよね。このツアーの目玉スポットの一つです。

「川に入ったのは人生初かも」（クリス）、「クリスの不純な気持ちが浄化されるはずよ」（りゅうた）など漫才のような掛け合いシーンも度々ありました。舞台で唄三線を披露する機会もあるりゅうたは、川の水に体を浮かせて歌っていました。楽しくなると自然に歌を口ずさむようですね！

水流が早くなるところ、足が着かない深い場所、ガイドさんが一緒だと安全なポイントを教えてくれるので安心です。クリスとりゅうたも世古さんの説明や注意に耳を傾けながら、川遊びを楽しみました。青空を見ながら浮かんだり、しっかりと泳いだり、大きな岩を見つけると座ったり。

涼しい風に吹かれ太陽の光を浴びた2人はにこやかで、どんどんナチュラルな表情になっていきました。ジャングルを冒険するワクワク気分も伝わってきます。

滝に到着！全身で滝に触れ、感じるやんばるパワー

出発地点から30分くらい過ぎたころでしょうか。視界が開けついに「滝」を発見！　勢いよく流れる水の音を聞きながら高さ約10メートルとされる上流を見つめ、2人は肩を組み周りや滝全体をゆっくりと眺めていました。やんばるの大自然を目で耳で、そして体で実感したようです。

「ター滝」と呼ばれるこの滝は大宜味村にありますが、村内の多くの滝の中で大きい方とされています。「沖縄の言葉で“ふたつ”のことを“ターチ”と言いますね。この滝はふたつに分かれているので、ター滝と呼ばれているんです」という世古さんの話を熱心に聞く、りゅうたとクリス。初めて見る風景に感動しているようでした。

滝に打たれながら目を閉じたり目の前に広がる水のカーテンを見つめたり、滝との出合いを長時間楽しんでいた二人。水しぶきもたっぷりと降りかかってきましたし、やんばるパワーを吸収できたのでしょうね。

「滝に打たれて最高の気分！ 瞑想したいと真剣に思ったので、またゆっくり来たいです」（りゅうた）

「都会の人が癒しを求めて来る気持ちが理解できました。滝が見えた時は本当にうれしかった。滝に打たれない選択もありますが、打たれて濡れた方が絶対に楽しいです！」（クリス）

近くにロープがあるのを見つけてぶら下がり、ターザンのようにジャンプして水の中に飛び込んでいました。舞台では見られない、いつもと違う姿でカッコよかったです！

清流を歩きマイナスイオンに包まれたやんばるの森で過ごした、クリスとりゅうた。

美しいやんばるの自然と空気に触れ、清々しさを味わいリフレッシュできたのではないでしょうか。

30分ほど滝遊びを満喫したあと帰路へ。深みのあるスポットではスイスイ泳ぎ、険しめの岩もサクサク歩き往路とは別人のよう。川景色にすっかりなじんでいました。

キノボリトカゲやハンミョウを見付けると、触ったり手に載せたり戯れるりゅうた。一方で「実は虫が苦手なんです」というクリスは遠巻きに観察。自然の中にいると好みや個性が出てきますね（笑）。クリスは景色を見るのが好きなようでした。

リバートレッキングの感想とポイント

帰りは早く感じるのがお約束。集合場所の駐車場に戻り、約2.5時間の「ター滝 リバートレッキングツアー」は終了です。感想を聞いてみましょう。

りゅうた「那覇で活動しているので、ター滝に来たことで心が癒され自分を見つめ直せました。生き物や植物をたくさん観察できたことも楽しかった。僕はポージングが好きで、いつかモデルのお仕事をしたい、東京ガールズコレクションのランウェイを歩きたい思いがあります。さっきブランコに乗った時、みなさんに写真を撮ってもらったのは至福のひと時でした。かわいかったですよね（笑）！？ 今日の全ての経験を、これからの活動に活かしていきます」

クリス「川に来たのは初めてでした。学生時代、友達に誘われたことがありましたが興味がなかったんです。でも実際に来て、川の良さがめちゃめちゃ分かりました。行こうという気持ちになるまでが大変かもしれませんが、体験すると気持ちが変わります。みなさんもぜひ来てください！」

ついには「やんばるがこんなに楽しいなんて！ 取材で毎週来たいです」と二人の口から飛び出していました。

 

最後にツアーを体験してのポイントをお伝えします。

ター滝は公共の場なので、ガイドなしでも自由に散策できます。ただ岩に囲まれ水の中は石が多く足が着かないポイントもあり、安全な場所や遊び方を把握しているガイドさんがいると安心。途中で出合う生き物や植物も教えてくれますから、勉強になる分楽しめます。

「泳がずに歩いて行きたい」という方でもター滝ツアーに参加可能。浅瀬や川岸を徒歩で進みター滝を目指しますが、膝あたりまで水に浸かってロープで登る岩場もあり。思った以上にハードだと感じる方もいるかもしれません。ですが間近で見るター滝の風景は感動的！ やんばるを流れるきれいで勢いある水のパワーに圧倒されます。

小さなお子さまがいらっしゃるなどファミリーでの参加は、奥まで行かずに川原で水遊びするなど、それぞれの過ごし方でお楽しみください。

持ち物は「水着・タオル・着替え・飲み物」は必須。他にもライフジャケット・マリンシューズ・（気温により）ウエットスーツも必要ですが、「スピッツネイチャートレッキング」のツアーに申し込むと無料でレンタルできおすすめです。

世界自然遺産への登録が決定した「やんばる」で、滝に出合う亜熱帯の小旅行。ぜひ体験してください。

（追記）「おきなわ体験最大50％OFFキャンペーン」はクーポン上限に達したため、2023年1月10日をもって終了となりました。
通常料金では引き続きご予約いただけます。

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