国内旅行の中でも人気の観光地、沖縄県。夏の7・8月はハイシーズンのため、有名な観光名所は連日人でいっぱいです。

しかし、冬の12月・1月・2月は観光客が少ないので、ゆったり観光をしたい方にはオススメの季節。暑くないので小さなお子様連れでも過ごしやすく、オフシーズンで旅費が安いのも魅力。

今回は、沖縄の冬を満喫できる過ごし方を紹介します！

観光前に知りたい！冬(12月･1月･2月)の沖縄の気候

気象庁のデータによると、沖縄県の2019年12月、2020年1月、2月の平均気温は19.1℃。同じ時期の東京は平均11.3℃なので、本州と比べると過ごしやすい気候です。

降水量は1年の中で最も少ない時期となり、基本的に傘は必要ありません。台風の接近もほとんどなく10年に1度あるかないかです。しかし北風が吹くと体感温度は下がるため、風対策は必要。

服装は基本的には長袖長ズボンがおすすめですが、日によっては気温ぐっと下がるためジャケットや薄手のコートがあると心強いですよ。

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冬(12月･1月･2月)の沖縄観光の魅力

冬の沖縄観光の魅力は大きく3つ！

①航空券や宿泊代が安い
夏の旅費と同じ金額で、夏よりもリッチな飛行機に乗ったり、豪華なリゾートホテルに泊まることができる

②冬でもあたたかく過ごせる
冬でも重ね着する必要がないので、身軽にあたたかく過ごせる。小さいお子様を連れて外を出歩いても風邪の心配が少ないのもポイント

③人気の観光スポットや主要道路が空いている
夏場は観光施設や飲食店、主要道路などどこも混み合っており、スムーズに観光しづらいが、冬はスイスイ巡れる

ちなみに11月から3月までの冬季は南国の沖縄でも海開きしていないので、ご注意ください。

冬(12月･1月･2月)の沖縄観光は何がおすすめ？楽しみ方10選

冬限定！ホエールウォッチング

冬に沖縄を訪れたらぜひ見ていただきたいのが「ホエールウォッチング」！夏は南極海で暮らすザトウクジラたちが出産や子育てをするために、冬でも温暖な沖縄の海にやってきます。

見られるのは12月下旬から4月上旬までの冬の間だけ。特に大型のザトウクジラが見られたら感動ものです。また、出産・子育て時期でもあるので親子のクジラを見られるチャンス！

注意点として、いくら沖縄でも冬の海上は予想以上に寒いので、出発前に防寒具や酔い止めなどをお忘れなく！

イルミネーション

南国のリゾート地というイメージが強い沖縄ですが、冬には本土と同じようにきらびやかなイルミネーションが県内各地を彩ります。

中でも人気を集めているのが「東南植物楽園」。園内の植物たちが美しい光に包まれる幻想的な世界が広がります。

また、美浜アメリカンビレッジではエリアごとに趣向を凝らしたイルミネーションを展開。観覧車から眺めるのもオススメです。

気温もそれほど低くはないので、お子様と夜のドライブ、散歩をしながらイルミネーションを存分に楽しめます。

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マラソンイベント

マラソンシーズンとなる冬には沖縄県各地でマラソン大会が行われ、世界各地からたくさんのランナーが参加します。沖縄でマラソン大会に出場する魅力はやはり、コース風景の美しさや沿道からの優しく熱い応援。

12月「NAHAマラソン」
1月「宮古島100kmワイドマラソン」
2月「とかしきマラソン」
と、毎月マラソン大会が開催されます。

ランナーの応援はもちろん、走りやすい気候のため、ランナーとして参加しても◎

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トレッキング

沖縄の冬は暑さも和らぎトレッキングのオンシーズンに突入します。そしてあまり知られていませんが沖縄には登山・トレッキングに適した山があり、頂上からは美しい海岸線を望むことができます。

初心者でも気軽に楽しめるコースは、次の通り。

◎熱田岳・・・走行距離：2㎞／所要時間：約1時間
◎古巣岳・・・走行距離：4㎞／所要時間：約2時間20分
◎名護岳・・・走行距離：7㎞／所要時間：約3時間

他には、上級者向けの山も。ハブの動きも鈍る季節なので、沖縄の山を存分に楽しめます。

史跡巡り

沖縄には数多くの遺跡や文化史跡が残されています。独自の文化を築いてきたからこそ、本土とは違う史跡を見ることができます。

沖縄の歴史に詳しくなくても押さえておきたいオススメ史跡はこちら。

◎仲原遺跡・・・縄文時代の村の跡。復元された茅ぶき屋根が見られる
◎玉陵・・・琉球時代の国王が眠るお墓。壮大な石造建築物が見られる
◎勝連城跡・・・琉球国王と敵対関係にあった城主阿麻和利（あまわり）の城跡。城壁連なる絶景スポット

動きやすい季節だからこそ、多くの史跡を巡り、沖縄の歴史に触れるのもオススメ。

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沖縄そば屋巡り

沖縄そばは年中美味しいですが、なかでも冬にいただく1杯は格別。南国の冬でも北風は案外寒いので、温かい出汁が一層体に染みわたります。

コーレーグース（島唐辛子）でピリ辛にしていただくと、よりポカポカになりますよ。

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街並み散策

散策にもってこいの季節だからこそ、沖縄を五感で感じられる街並み散策をぜひ！

◎平和通り・市場通り・・・国際通りから数分のアーケード街。多様な沖縄土産がそろいます
◎ウミカジテラス・・・地中海を思わせるエリア。ここでしか手に入らない商品が多数。
◎壺屋やちむん通り・・・多くのショップがあり、やちむん（焼物）の購入、体験などが楽しめる。

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屋内で沖縄体験

沖縄を訪れたら、沖縄ならではの「シーサー作り体験」や「三線体験」「琉球ガラス制作体験」のほか、沖縄の焼き物「やむちん」を作る「陶器工房体験」などもぜひ体験してみて下さい。屋内で行うので天候に左右されることなく、寒い冬でも快適に楽しむことが出来ます。

沖縄体験が出来る施設はたくさんありますが、なかでも「おきなわワールド」「琉球村」「体験王国　むら咲きむら」「琉球ガラス村」「那覇市伝統工芸品」などが人気を集めています。

ちなみにマリンアクティビティも一部は開催されているので、海を我慢できない方はツアーをチェックしておきましょう。ウェットスーツを着れば多少防寒できます。

11月～4月限定！コーヒー収穫&焙煎体験

コーヒー豆はコーヒーベルトと呼ばれる地域での栽培が盛んですが、沖縄県は栽培が可能な最北限の地域でもあります。そのため生産量は少ないものの、品質の良さで注目を集めています。

「中山コーヒー園」では、収穫時期の11月～4月に希少な県産コーヒーの収穫＆焙煎体験ができます。自分で収穫したコーヒーの味は格別ですよ。

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1月～2月限定！日本で一番早い桜

沖縄の桜は1月～2月の冬に本島北部から南部へ桜前線が下っていきます。桜の種類も本土とは異なり、沖縄らしく鮮やかな濃いピンク色の「緋寒桜」という桜が一般的。

開花に合わせて各地では桜祭りが行われます。

・今帰仁城跡で幻想的なライトアップがされる「今帰仁グスクさくら祭り」
・「ひとあし、お咲きに。」というキャッチフレーズが有名な「本部八重岳桜祭り」
・県内最大規模といわれる花見の名所「名護さくら祭り」

などが人気の桜まつりです。日本で一足先に桜を見たい方にオススメ。

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沖縄の冬の楽しみ方を多数紹介しました。お気に入りは見つかりましたか？

本土より暖かいので、冬でも存分に遊びつくすことができます。また、冬の沖縄は星空も綺麗なので、夜にはぜひ空を見上げてみてくださいね。

 

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