暖かい気候の地域で見られるイメージのある「マングローブ」。エメラルドグリーンの海がとっても素敵な宮古島にも、マングローブがたくさん生息するスポットがあるんです。

この記事では、宮古島でマングローブを観察できるスポットや、マングローブを体感できるアクティビティを紹介します。

宮古島の2大マングローブ林！島尻と川満マングローブ林

島尻のマングローブ林

宮古諸島内で最も大きなマングローブの群生林「島尻のマングローブ林」。奥行き1kmほどの入江にマングローブが発達しており、ヤエヤマヒルギ・オヒルギ・メヒルギ・ヒルギモドキ・ヒルギダマシの3科5種を観察することができます。

宮古諸島に分布する全ての種類のマングローブを観察できる、まさにマングローブの楽園。駐車場や遊歩道が完備されており、遊歩道を歩いて林内を15分ほどで散策することができます。島尻のマングローブ林に住む、多くの野鳥やカニなどの生物も見られますよ。

［基本情報］島尻のマングローブ林
住所：沖縄県宮古島市平良字島尻
電話：0980-73-1821（宮古島観光協会）
駐車場：あり

川満マングローブ

「川満マングローブ」は、住宅街の側にある小さなマングローブ林。

390mの遊歩道があり、ヤエヤマヒルギ・オヒルギ・メヒルギなどを観察することができましたが、現在は閉鎖中です。最新情報は電話などでご確認ください。

［基本情報］川満マングローブ
住所：沖縄県宮古島市下地
電話：0980-73-1821（宮古島観光協会）
駐車場：あり

宮古島のマングローブを体感！アクティビティ一覧

宮古島海宝館シーブルーム「マングローブカヤックコース」

宮古島の海の専門店「海宝館シーブルーム」が開催するマングローブカヤックコース。島尻のマングローブ林で2時間のコースを体験します。

対象年齢は6〜60歳。親子でも家族3世帯でも仲良く参加することができますよ。シャワーや更衣室があるので、その後の観光も快適に過ごすことができます。水着を着用の上、濡れてもいい服装で体験に向かいましょう。

参加費用は1人6,800円（器材料込み）。

［基本情報］宮古島シーブルーム
住所：沖縄県宮古島市城辺保良591-1
電話：0980-77-2266
ツアーページ：https://bit.ly/2X7btCO

セブンシーズ宮古島「体験マングローブカヤック」

「セブンシーズ宮古島」の体験マングローブカヤックは、エコツアーガイドが案内してくれて、マングローブや生物など自然について詳しく知ることができます。体験は島尻のマングローブ林で約1時間。

ガイドはカヤックインストラクターの資格も持っているので、初心者でも安心ですよ。無料でクロックスタイプのサンダルを貸し出しているので、忘れた場合は相談してみて。最大3名までの少人数でツアーを行うので、参加者の好みに合わせてアレンジも可能です。

器材や体験料などを合わせて、1人6,000円。

［基本情報］セブンシーズ宮古島
住所：沖縄県宮古島市平良前里39
電話：080-5659-4189
ツアーページ：https://eco-tour.info/mangrovekayak.html

宮古島ツアーズ「マングローブカヌーツアー」

宮古島での幅広いアクティビティツアーを取り扱う「宮古島ツアー」のマングローブカヌーツアー。海宝館シーブルームに集合し、島尻のマングローブ林でカヌー体験を行います。所要時間は2時間ほどで、午前と午後に1回ずつ開催されています。

始めにしっかりとレクチャーをされるので、カヌーが初めてでも安心して参加できますよ。干潮時は、カヌーから降りて生息する植物や生物を間近に観察してみましょう。

体験料や器材料が込みで、1人7,480円。

［基本情報］宮古島ツアーズ
電話：050-5212-8344
ツアーページ：https://miyako-tour.com/plan/kayak082

そもそもマングローブとは？

マングローブとは、海と川が交わる汽水域と呼ばれる海岸に生育する植物の総称です。世界中には100種類ほどのマングローブがあるのだとか。熱帯・亜熱帯気候で育ち、日本では鹿児島県と沖縄県でのみ見られます。

マングローブの特徴は、複雑な形状をしている根。ドロドロとした泥など不安定な環境の中でも生育できるように、しっかりと根を張っています。種類によって根の形は様々。

マングローブは根元で呼吸をしており、周りにはカニや魚などが生息しています。それらの生物を捕食する鳥類も集まるので、マングローブ周辺には特有の生態系ができているのです。

宮古島ってどんな島？

「宮古ブルー」と呼ばれる美しいエメラルドグリーンの海に囲まれた島、宮古島。東京からは距離にしておよそ1,900km、飛行機の直行便で3時間ほどの場所にあります。沖縄本島からは飛行機で45分ほど。

宮古島には、東洋一の美しさを誇る「与那覇前浜ビーチ」や、特徴的な岩山のある「砂山ビーチ」など、マリンスポーツを楽しめるビーチがたくさんあります。

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また、日本一長い橋で知られる「伊良部大橋」で繋がる伊良部島をはじめ、来間島や池間島など、車で訪れられる多くの離島が宮古島の周辺に存在します。2019年には、伊良部島から渡れる下地島にLCCが就航。さらに宮古諸島へのアクセスが便利となりました。

東洋一の美しさを持つ宮古島は、ビーチ以外にもマングローブをはじめとした自然の宝庫。マリンスポーツだけではなく、カヤックやカヌーで川を漕ぐアクティビティもおすすめです。

普段の生活の中では見られない動植物に触れる旅に出てみませんか。

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