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食事

2019.02.26

オープンから60年以上!辺野古で愛されるタコス&タコライス「喫茶ワシントン」

「カフェギャラリー しょう(笑)」の方に「市街地の方に美味しいタコライスのお店があるよ」と教えてもらって、向かったのは「喫茶ワシントン」

「タコライスの元祖はうちだよ」と語ってくれたのは、オーナーの玉利さんです。このお店ができてもう60年以上、当時の辺野古はベトナム戦争へ向かう米兵でとても賑わっていたといいます。「体の大きいアメリカ人は、一人で何十個もタコスを食べる。だから忙しくてね、厨房ではご飯にタコスミートをかけてまかないにしていたんだ」

そんなルーツで生まれたのが「ヘノコタコライス」。「もう一度、あの時の活気を取り戻したいね」この名前には玉利さんのそんな想いが込められています。

喫茶ワシントンは、基地の町だった頃の雰囲気を色濃く残す場所にあります。お店はパーラー風。注文口の前の椅子に座って、辺野古の風を感じながらゆっくりと食事ができます。

60年前から変わらない人気の「ヘノコタコス(1ピース)200円(税込)」。サクッとした生地とシャキシャキ野菜の食感、甘辛いタコスミートとの組み合わせは最高です。

厨房のまかないから生まれた「ヘノコタコライス(大)600円(税込)」。まだ県外にタコライスが知られていない時に、玉利さんは全国の物産展を巡ってタコライスをPRしたそうです。今ではレシピ本でも紹介されるほど有名になりましたね。

実はこのお店、「株式会社 辺野古総合研究所」の事務所も兼ねているのです。玉利さんはその社長。「1万人の町作り」というスローガンを掲げ、毎日辺野古活性化のために努力されています。

その他メニュー:ヘノコタコライス(小)250円、ブレンドホットコーヒー250円、アイスコーヒー250円、宇治抹茶250円    (税込)

[基本情報]喫茶 ワシントン
住所:沖縄県名護市辺野古162-12
営業時間:11:00〜21:30(L.O.21:00)
電話:0980-43-9470
定休日:日曜日・月曜日
駐車場:あり
クレジットカード:不可
煙草:喫煙可

池原盛輔
この記事を書いた人池原 盛輔
某県内情報誌の社員を経てフリーカメライターへ。美味しいと噂のお店に出没します。好きなのはカメラ、車、アニメ、格闘技。総合、空手、剣道、茶道の経験あります。旅に出たい今日この頃。 このライターの記事一覧

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