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食事

2023.07.06

沖縄最北端の国頭村奥で見つけたおふくろの味の沖縄そば!てんぷらとさしみの家「サツキ丸」

サツキ丸

こんにちは!沖縄さんぽ好きのライター小鍋です。先日、取材の休憩中に、国頭村奥(おく)エリアで偶然美味しい沖縄そばのお店を見つけました!

国頭村奥は沖縄本島の最北端「辺戸岬」を通過し、沖縄本島の西海岸から東海岸へ向け山ドライブをしていると出会うことができる民家エリア。

観光の方にとってはちょっとしたおやつや飲み物が買える共同店、ガソリンスタンド、コワーキングスポットなどが揃う休憩地点となっています。

サツキ丸

そんな国頭村の奥にある「サツキ丸」では、魚や野菜など地元食材をたっぷり使った沖縄そばを食べられるほか、沖縄ぜんざいや沖縄てんぷらなどをテイクアウトすることができます。

国頭の山ドライブの途中、休憩処を探している方にオススメですよ♪

サツキ丸は共同店の後ろ!観光客も地元客もアットホームに一緒に食事

サツキ丸

お店があるのは国頭村奥の共同店(地域住民が共同で出資・運営している売店)のすぐ後ろと、とても分かりやすいアクセス!

お店周辺を散策すると地域のローカルな雰囲気も楽しめるので、食事前後にぜひ。

サツキ丸

2023年7月でオープンして2年になるという赤瓦屋根の「サツキ丸」。今回はもともと取材ではありませんでしたが、あまりの美味しさに、その場で取材直談判。

快くOKしてくれたのは店主の宮城五月(みやぎ・さつき)さんと、お母様でスタッフの比嘉美津美(ひが・みつえ)さん。ありがとうございます!

サツキ丸

お店はイートインとテイクアウトどちらもOK。イートインの人は「ゆんたく部屋」で。ゆんたくとは沖縄方言で「おしゃべり」という意味です。沖縄らしいネーミングセンスが何ともユニーク。

サツキ丸

ウッド調のあたたかみある店内は、みんなで囲炉裏を囲むような席スタイルで地元客も観光客も一緒に。

筆者も観光客のお客様に沖縄のオススメの食べ物を聞かれたりと、おしゃべりを楽しみましたよ。

サツキ丸

テラス席もあります。おすすめの時間帯は、太陽の日差しがほどよく柔らかくなる夕方手前!

ボリューム満点!地元食材たっぷりの小鉢が付いた沖縄そば

サツキ丸

食事メニューは「沖縄そば」か天ぷらセットの2択。腹ペコの筆者は「沖縄そば700円(小鉢・天ぷら付き)」をチョイス!

サツキ丸

豪華な御膳のような沖縄そばがでてきました!沖縄てんぷらとたくさんの小鉢付きで、ボリューム満点。

小鉢は、店長のご主人(漁師)が獲ったマグロの佃煮やスタッフ美津江さんの畑で採れたトマトやきゅうり。どれも新鮮で美味しいので、食べた瞬間感動してしまいました。

「何で~、魚はある時しか小鉢に入れてないよ。野菜は足りなくなったら畑に(取りに)走ってるよ」と美津江さんは笑います。

サツキ丸

沖縄そばには、どっぷりとした大きめの三枚肉とフーチバー(よもぎ)、もずく。

スープは、国頭村特産「イノブタ」や国頭村のソウルフード「ハイケイ(廃鶏)」などを4~5時間煮て作った自家製。レシピはなく、「自分量」と美津江さんは教えてくれました。

自慢の沖縄ぜんざいはおふくろの味!地元食材を使った沖縄天ぷらもご一緒に

サツキ丸

サツキ丸の美味しさが忘れられず、なんとまた別の日にゆっくりお店を訪ねてみました。今回はテイクアウトメニューに挑戦!

サツキ丸

ドドンとボリューミーな「ぜんざい400円」!もっちり食感の大豆は濃いめの黒糖味。大豆を6~7時間水に漬け圧力鍋で煮て、手間暇をかけてゆっくり丁寧に作ったサツキ丸自慢の沖縄ぜんざい。

ぜんざいはお店に有る時とない時があるそうなので、見つけたらラッキー!

サツキ丸

「天ぷらセット400円」は地元食材を使用したさかな、もずく、やさいの天ぷらが各2個ずつ。財布に優しいお値段!

沖縄では天ぷらはおやつとしても食べられるので、テイクアウトしてドライブのお供におすすめです。

サツキ丸

天然のすももを使用したしっかり甘めの自家製「すももジュース(水割り)400円」も。すももの味そのまんまの自然派ジュースでした。炭酸割り(450円)もあります♪

まだある!大自然に囲まれた「サツキ丸」の楽しみ方

サツキ丸

カウンターで販売していた自家菜園栽培の「トマト150円」。おみやげで購入し、帰宅ドライブの合間に頬張りましたが、肉厚ジューシーで感動!

サツキ丸

今回食べ損ないましたが、店長のご主人がまぐろ船の漁師なので新鮮な「さしみ500円」もあります。ドライブ途中にコンビニや売店で買ったおにぎりと食べると間違いなく最高!

サツキ丸

店長の五月さん考案のお店ロゴ。魚と奥エリアにある山を組み合わせたロゴなのだそう。

サツキ丸

こちらは、美津江さんが入る奥婦人会の踊りの歌詞(替え歌)。婦人会は美津江さん含め現在6名在籍。奥共同店の大きいお祝いなどで踊ってきたそうです。

「長女(五月さん)がお腹にいるときに大きなホールでの踊りにも参加したよ。婦人会は、私たちの世代でラストかな。今の若い子達は生活様式が変わってきていて、踊りとか興味ないはず。昔はお互い支えないと生きていけないから強制参加だった(笑)」と話します。

サツキ丸

ムラの変遷と共に語り継がれてきた踊りの歌詞。食後にゆっくり眺めて、地域の息吹を感じてみませんか。

サツキ丸

取材が終わる頃、美津江さんのご主人・比嘉久耕(ひが・きゅうこう)さんが帰宅。2人で素敵な笑顔をカメラに向けてくれました!

沖縄本島最北端・国頭村の奥エリアで見つけた「サツキ丸」。国頭ドライブの合間に、おふくろの味をした沖縄そばと沖縄天ぷら&沖縄ぜんざい、ぜひ味わってみてください。

サツキ丸

[基本情報]てんぷらとさしみの家「サツキ丸」
住所/沖縄県国頭村字奥121番地
電話/090-3792-0432
営業/12:00~18:00頃まで
定休日/月曜・祝日
駐車場/あり

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この記事を書いた人小鍋 悠
沖縄出身、沖縄在住。ことば×音楽のライフワーカー。某テレビ会社とラジオ局勤務を経て、現在ライター&司会者。小さい頃はとにかく図書館が大好きで、大学ではびっしり沖縄民話の調査に当たり「取材」の原点を味わったことから、ライターへ。得意な執筆分野は「沖縄あるある」。趣味はJazzとピアノ。 このライターの記事一覧

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