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2022.08.02

沖縄の風を、伝統を感じる船旅へ 「HENTONA SABANI」の帆かけサバニで大宜味村の自然を満喫する

こんにちは、沖縄大好き系ライターのもーりーです!

沖縄旅行の醍醐味といえばドライブ。晴れた日の海岸線を走っていると、どこに行かずとも沖縄を満喫した気分になっちゃいますよね。今では南は奥武島、北は古宇利島や瀬底島と橋がかかり、当たり前のように車で離島に行ける時代。

でも橋ができる少し前はフェリーで、さらに昔はサバニで海を渡っていたって知っていますか?

代表的なサバニといえば、ハーリーなどでよく見かけるあの木造船。そんな沖縄伝統のサバニも時代の流れと共に職人が減り、造船技術も失われつつあるのだとか。

今回紹介するのは、そんな伝統的なサバニの造船技術を継承する若い職人さん。Feel Crewのなっちゃんさんと一緒に「帆かけサバニ」の魅力に触れてきましたよ。

「道の駅おおぎみ」から車でおよそ3分ほど、豊かな大自然に包まれた宮城島に今回紹介する「HENTONA SABANI」はあります。

帆かけサバニの魅力について教えていただくのは代表の邊土名さん。

一度は途絶えかけたというサバニの造船技術、それを次世代に繋ぐために4年前からサバニ作りを手がけているのだそう。

「自然から作られた船で自然を楽しむ、その幸せを感じてもらえたら」と邊土名さんはおっしゃっていました。

くば笠をかぶっていざ海へ。帆かけサバニクルーズツアーを体験するのはFeel Crewのなっちゃんさんです。

サバニのことはあまり知らなかったと彼女。「海水に浸かって色付いた木の色合いが素敵ですね」と、初めて間近で見るサバニに興味津々の様子。

出航は塩屋湾から。青い海に浮かぶこの木造船が邊土名さんが手がけた「帆かけサバニ」です。釘を一切使わない昔ながらの船。かつてはここ宮城島も、こうやって本島との間を行き来していたそうですよ。

この日は天気も風も良好!大きな帆を上げて軽く沖に向かって漕ぎ出したら、あとはほとんど風の力だけで海の上を進んでいきます。邊土名さんの華麗な操船技術にも注目。

船からの景色はこの絶景。目の前に広がる青い海、そして遠くには雄大なやんばるの森を眺めることができます。

やんばるの大自然と沖縄の伝統を感じながら風の吹くままにのんびりと…これこそまさに至福のウチナータイム。

このところ猛暑続きでしたが、船の上はそれを感じさせないほどの快適さです。なっちゃんさんも爽やかな海風を体に受けて気持ちよさそう。

「カンサガニク」と呼ばれている砂浜で小休憩。ほとんど人が来ない場所なので、砂の感触はびっくりするほどふわふわ。

邊土名さんが色々教えてくれるので、こうやって宮城島の自然に触れながらツアーを楽しむことができます。

と、2時間ほどでツアーは終了。伝統的な帆かけサバニ、そしてやんばるの大自然を堪能しながらの時間は本当にあっという間でした。

「目の前に広がる山々、そして青い空、青い海に囲まれてすごく気持ちよかったです」と満足そうななっちゃんさん。初めは船酔いも心配しましたが、大きく揺れることもなく快適にひとときの船旅を楽しめたそう。

そんな「帆かけサバニクルーズツアー」の料金は大人6,000円に子ども3,000円。シュノーケリングとセットのツアーも大人9,000円、子ども5,000円で用意しており、沖縄伝統の帆かけサバニで今までにない自然体験を楽しむことができますよ。

[基本情報]HENTONA SABANI
住所/沖縄県国頭郡大宜味村宮城365-3
電話/090-9787-7926
受付/08:00〜20:00
定休日/なし
駐車場/あり
クレジットカード/不可

池原盛輔
この記事を書いた人池原 盛輔
某県内情報誌の社員を経てフリーカメライターへ。美味しいと噂のお店に出没します。好きなのはカメラ、車、アニメ、格闘技。総合、空手、剣道、茶道の経験あります。旅に出たい今日この頃。 このライターの記事一覧

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