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食事

2020.04.03

カジュアルなヤギ料理とアートを楽しむ!浦添市港川ステイツサイドタウンの「rat&sheep」

カフェ rat&sheep 港川ステイツサイドタウン ヤギ料理

浦添市の港川ステイツサイドタウンは、外人住宅を利用したカフェやショップが立ち並ぶ、観光客で賑わう地域です。

2020年2月に11周年を迎えたカフェrat&sheepは、沖縄で古くから食べられているヤギ肉を洋食にして提供。

また、県内で活動するアーティストの写真や絵画などの展示会を行い、展示スペースとしても注目を集めています。

開店のきっかけは写真雑誌制作だった

店主の平良淳さんはうるま市出身。写真家としての顔も持ちます。

rat&sheepをオープンする前も洋食店で働いていましたが、2007年から写真仲間たちと写真雑誌「LP」の制作をスタート。すると忙しくなってきて、このまま両方続けていくのは難しいと思ったそうです。

雑誌制作1本で食べていけるとは思わなかったため、何ができるかと考え、今までの経験を活かして洋食店を開こうと思ったのが2008年頃。

1年ほど開店のための準備期間を設け、物件探しとメニューの考案をしました。

物件探しでは、今の場所を紹介してもらい、静かな環境と広い駐車場が確保できることから、この場所に決めたそうです。

カフェ rat&sheep 港川ステイツサイドタウン ヤギ料理

2009年2月にオープン。平良さんは当時の様子を「ありがたいことに写真をやっていたから、オープン当初からカメラマンの知り合いたちが来てくれました」と振り返りました。

ヤギ肉×洋食で、新しい“沖縄らしさ”を

rat&sheepを始める時に、ヤギ料理を看板メニューにしようと決めた平良さん。

「特に深い意味はなく、沖縄らしさがある方がいいかな?と考えていたら、ヤギ料理が思い浮かびました」

沖縄では古くからヤギ肉を使ったヤギ汁やヤギ刺しが食べられており、鉄や亜鉛、ミネラルが豊富なのです。

メニューが決まると、続いてヤギ肉の仕入先を探しました。那覇市牧志の公設市場にヤギ肉専門の「上原山羊肉店」があることを知り、そこで県産ヤギ肉が高価であることに驚きます。ただミンチなら少し安価であるため、ミンチで作れる洋食のカレーとハンバーグにしようと決めました。

カフェ rat&sheep 港川ステイツサイドタウン ヤギ料理

ピンザ(宮古島方言でヤギ)ハンバーグの肉の配合には試行錯誤したといいます。

「ヤギ肉100%だとパサパサするため、牛肉や豚肉と合い挽きにしたり、配合も変えたりした結果、豚肉とヤギ肉を3対1にすると食べづらさもなくてジューシー。ちょうどいい塩梅になりました」

カフェ rat&sheep 港川ステイツサイドタウン ヤギ料理

ピンザカリーライスも、ハンバーグと同じく豚とヤギで3対1の配合。

ベースになるトマトとたまねぎを約4時間炒めてどんどん煮詰め、そこにクミン、ターメリック、ガラムマサラを加えます。以前勤めていたお店で習ったカレーを応用したのだそう。

ヤギ肉と知らないで食べてしまう人も多いようです。「メニューに『ピンザ』って書いてありますが、宮古島の言葉だから、沖縄本島の人でもわからない方が多くて。後から『ヤギ大丈夫ですか?』と聞いたら、『これヤギだったんですね』と驚かれることが多いんですよ。笑」と、平良さん。

アートスペースとしても、ゆるりと進化するカフェ

お店で展示会を始めるようになったのは、奥様の真寿美さんが育休から復帰し、昼間の営業に変わった2016年。

県内で展示のできる場所は限られており、お金もかかります。知り合いに写真や絵画などの作品制作をしている人が多くいるため、制作意欲があって、表現をしている人に展示スペースとして使ってもらおうと考えスタートしました。

カフェ rat&sheep 港川ステイツサイドタウン ヤギ料理

「作家の知り合いなど普段来店しない方がお店にいらっしゃることで、いろいろな化学反応があっておもしろいです。展示期間を長めに設定しています」と語る平良さん。

これまでに絵画や写真、彫刻や書道などさまざまなジャンルの展示会が行われています。

ちなみに外の庭にはヤギの彫刻。2019年10月に展示会を行った平敷傑さんの彫刻をそのまま置いています。イベント終了後、平良さんが平敷さんに「しばらく置いていったら?持って行くの大変でしょ?」と声をかけ、半常設にしてるのだそうです。

カフェ rat&sheep 港川ステイツサイドタウン ヤギ料理

自身のライフスタイルの変化に合わせて、お店をオープンし、営業を続けている平良さん。

「毎日やることはたくさんあるし、一生懸命ですが、お店の運営で特に何か力を入れているわけではないんです」

肩肘張らず自然体だからこそ、たくさんのお客さんに支持されているのではないでしょうか。

rat&sheepでヤギ料理とアートを楽しみながら、ゆるりとした時間を過ごしてみませんか。

 

[基本情報]rat&sheep
住所:〒901-2134 沖縄県浦添市港川2-13-9
電話:098-963-6488
営業時間:[月~水] 11:30~16:00、[木]11:30~16:00、18:00~22:00、[金・土] 11:30~16:00、18:00~24:00
定休日:日曜日・祝日の月曜日
駐車場:6台
https://ratandsheep2.ti-da.net/

トーマ・ヒロコ
この記事を書いた人トーマ・ ヒロコ

詩人、コピーライターの顔を持つライター。
詩集『パスタを巻く』『ひとりカレンダー』発売中。
詩の朗読イベントを不定期に開催。
ラジオとアートとライブが好き。

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