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2020.02.13

やんばるへの思いを込めたチョコレート。沖縄本島北部でBean to Barを行う「OKINAWA CACAO Factory & Stand」

OKINAWA CACAO Factory&Stand

沖縄北部エリアの玄関口、許田インターチェンジを下りて、58号線を北に車を走らせること約40分。本島最北端の辺戸岬に向かう道を一本中に入ると、チョコレートカラーの店舗兼工房「OKINAWA CACAO Factory&Stand」があります。

今回は地域の豊かな素材とカカオを合わせた、チョコレートとカフェメニューを楽しんでもらうチョコレートスタンド「OKINAWA CACAO Factory&Stand」を訪問しました。商品とともに、代表・川合さんの地域への愛情とカカオへの情熱も紹介します。

「地域の可能性への挑戦」をモットーに、カカオを通して地域づくりを目指す

代表の川合さん

「沖縄でカカオを栽培したい」という代表の川合さんは、県外から沖縄へ移住してきました。現在は海外産カカオ豆を使ったBean to Bar(カカオ豆からチョコレートバーになるまでの加工製造を一貫して行うこと)を行っていますが、目指すは沖縄県産カカオ豆の使用です。

川合さんのモットーは、「地域の可能性への挑戦」。カカオを通して交流・雇用を生み出し、やんばる(沖縄北部一帯を指す言葉)の地域づくりに貢献することを志しています。その一歩として2016年に起業し、沖縄へ通うこと2年、縁がありやんばる・国頭村に自社工房兼店舗を立ち上げたそうです。

カカオ栽培のきっかけは、沖縄でコーヒー栽培をしている方との出会いから。

「コーヒーは栽培する場所で味がかわる。沖縄の土壌で作ることで、オリジナリティが出る」

そんな話を聞き、沖縄でのコーヒー栽培をヒントにカカオを栽培したらおもしろいのではないかと思ったことが始まりでした。カカオも沖縄で作ることで、新しい独自の味が生まれるかもしれない。沖縄では無理だといわれたカカオの栽培に挑戦したい、そして質の高いカカオ産地づくりを目指したとのことでした。

OKINAWA CACAO Factory&Stand

カカオの種は植えてから初収穫するまで通常4~5年かかるため、カカオを畑に植えてすぐは沖縄産カカオ豆でのチョコレート作りができませんでした。それでも目的の地域づくりのために、海外産カカオ豆を使って生産・加工・流通・販売(6次産業)の準備を進めます。店舗奥の工房で毎日製造を続けて気がつけば深夜という日もしばしば。

「その時は、もう、全く先のこと何も見えない状況でしたよ」川合さんの、この言葉がとても印象的でした。2018年10月に工房で製造を始めて、試作を繰り返しクリスマス・バレンタインデーと看板もださすにチョコレートを販売。すると徐々に人気を集めるようになってきて、いよいよ2019年4月にBean to Bar「OKINAWA CACAO Factory&Stand」をオープンしました。

チョコレート製造を始めて驚いたことが、この世にチョコレートマニアという人口がいかに多いのかということ。それを知ると同時に川合さんのカカオへの情熱がさらに加速して今に至ります。

やんばるの素材とあわせた、チョコレートやカフェメニュー

OKINAWA CACAO Factory&Stand

こちらのカウンターでオーダーします。カウンターには写真付きのメニューブック。カウンター奥の工房では、ほぼ毎日チョコレートづくりをしている様子が見られます。

メニューボード

素敵なメニューボードには定番メニューのチョコレート各種・ジェラート・ドリンクが掲載されています。他にもやんばるの恵みを楽しめる、季節限定で販売されるチョコレート製品やカフェメニューもあるので見逃せません。夏から秋にかけては島バナナスムージーも!

チョコレート

チョコレートのフレーバーは、カラキ(沖縄シナモン)・月桃・シークヮーサー、そして大宜味村にあるやんばる酒造の泡盛「まるた」の4種類。シート状になっていて、口に入れるとそれぞれのフレーバーをしっかりと感じることができます。オンラインストアでも購入可能ですが、店頭では4種のフレーバーを試食しながら選べます。

泡盛まるたにカカオ豆をじっくり漬け込んでつくられたチョコレートは特に人気で、製造が追いつかないときもあるほど。お酒にもあう大人の味に仕上がっています。

フレーバーの原料は、すべて地元・やんばるの農家さんの畑から直接買いつけ。それぞれの素材を生かし、すべて手仕事にこだわってつくられたチョコレートは、川合さんのやんばる愛が「ぎゅっ」と詰まっています。タイミングがあえば、できたてのチョコレートの試食も可能です。

チョコレートカクテル

「チョコレートカクテル」は、チョコレートと泡盛まるたのコラボ。泡盛が入っていることを忘れるくらい風味が新鮮でした。この日はお持ち帰り用です。

先程紹介したチョコレートの専用ギフトボックスもありましたよ。

黒糖ジェラート

「黒糖ジェラート」には、さっぱりとしたジェラートにドライフルーツとチョコレートがトッピングされます。この日のトッピングはカラキのチョコレート・カカオニブ・ドライパイナップル・完熟シークヮーサーのピール。もちろん、すべてやんばるの素材で丁寧に工房で作られたものです。

カフェスペースでやちむんも一緒に楽しむ

カフェスペース

カフェメニューを屋外のスペースで食べる場合、素敵なやちむん(沖縄の方言で焼き物のこと)で出してくれます。店舗で使用しているやちむんは、隣接する「山原工藝店」で取り扱いしている、沖縄北部で活動している作家さんたちの器。

ここでも、できるだけやんばるのものを取り入れたいという、川合さんの熱い思いが感じられます。

カフェスペースのテーブルとイス

カフェスペースのテーブルとイスは、やんばるの職人さんにオーダーしたもの。贅沢に琉球松の一枚板を使用していて、素敵です。オープンスペースながら屋根がついている場所なので、お天気のいい日も、雨が降る日も、のんびりと過ごせます。

道路を挟んで見えるのは、鬱蒼と生い茂る亜熱帯のやんばるの植物。ここは海と山が一緒に楽しめるところなのです。

ローカルな時間を楽しめる2つのイベント

OKINAWA CACAOでは、月1度開催されるイベントが2つあります。

1つ目はカカオの栽培について、自社農場で作業をしながら案内してくれる「カカオ畑をお手伝いする日」。毎月、県内外から集まり、定員オーバーになることもあります。写真は現在のカカオの様子。赤い新芽が連なっています。

2つ目は、なんとも素敵な響きの「カカオナイト」。チョコレートと泡盛を手に、やんばるのこれからや目標、夢を語りあう交流のイベントです。これもやはり川合さんの「地域の価値を一層深堀りしていきたい」という想いが込められています。 

地元の人、移住してきた人、那覇からも名護からも参加されます。どちらのイベントも開催日はFacebookで告知しますので、興味のある方はチェックしてみましょう。ふらり沖縄一人旅をあえてこの日にあわせて、やんばるで過ごしてみるのもいいですね。

チョコレートドリンクを手に、海へ行く!

「OKINAWA CACAO Factory&Stand」は、やんばるの旬の恵みを取り入れたチョコレートやカフェメニューを楽しめます。そして、それは丁寧な手仕事にこだわった素材を生かしたものばかりです。

店舗の後方にはどこまでも続く美しい青い海。晴れた日はチョコレートドリンクをオーダーして、歩いて海へ行ってみませんか。よせて返す波の音を聞きながら、のんびりとした島時間を満喫できます。

[基本情報]OKINAWA CACAO Factory&Stand
住所:沖縄県国頭郡国頭村字浜521
電話: 050-5241-8152
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜日・火曜日 祝祭日は営業
駐車場:あり 
URL:https://okinawacacao.com/

この記事を書いた人中島 真理子

国頭村が好きすぎて、青森から移住してきました。
趣味は旅とお酒。最近は泡盛「まるた」がお気に入り。
「人生必要なことしか起こらない」を信念に毎日を過ごしています。

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