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くらし

2019.02.04

沖縄本島北部で自然を満喫!海まで徒歩30秒、国頭村のコワーキングスペース「シーサイドオフィス」で働く・遊ぶ・泊まるを体験

沖縄最北端の国頭村(くにがみそん)に、「海辺のセカンドオフィス」のように過ごせるコワーキングスペースがあります。パソコンを使って作業をするもよし。本を読んだり、物書きをするもよし。休憩中に海を眺めたり、泳ぐこともできます。

パソコン片手に、国内外を自由に飛び回るのが夢のノマドフリーライター・タイラミオです。今回は、沖縄の自然を満喫しながら、働いて遊んで泊まれる「シーサイドオフィス」を紹介します。

 

コワーキングスペースとは?
co(一緒に)working(仕事をする)スペースのこと。カフェにも似ていますが、フードやドリンクがメインの場所ではありません。パソコンで仕事や勉強をするためのコンセントの電源やネット環境が整っています。

「シーサイドオフィス」のある国頭村って、どんなところ!?

沖縄最北端の国頭村(くにがみそん)は、那覇空港から高速道路を利用して車で約2時間。高速の終点・許田ICから45分ほど、観光シーズン中は渋滞などでもう少し時間がかかります。

自然が多く残る沖縄本島北部の一帯は、地元の人たちから「山原(やんばる)」という愛称で呼ばれています。

国頭村の村域は、95%が森林です。ヤンバルクイナやノグチゲラといった希少な鳥類・動植物が生息しており、「東洋のガラパゴス」とも言われているのだとか。また、国頭村を含むやんばるエリアは健康長寿としても知られ、近年では、国内外から多くの観光客が訪れて、食や暮らしを通して長寿の秘訣を学びに来るのだそうです。

「働く・遊ぶ・泊まる」を堪能できるコワーキングスペース

そんな自然あふれる国頭村にあるコワーキングスペース「シーサイドオフィス」では、「働く・遊ぶ・泊まる」の3つの要素を楽しむことができます。

しかも、料金は1日利用しても1,500円。90分ごとにワンコインの500円。ビーチまで徒歩30秒で行けちゃう上に、シャワーも利用できます。オフィスで作業中、集中力が途切れた時、机の上をそのままに即行でビーチに飛んでいけるのは、海辺のコワーキングスペースならではの魅力です。

施設内は、フリーWi-Fiとコンセントの電源が完備されて、長時間のパソコン作業、勉強や読書など、快適に過ごせる環境が整っています。

よくパソコンで作業するのを目的にカフェへ行きますが、電源が使用できる席が既に埋まっていた、なんてことが多々あります。ここなら、そんな心配はいりません。

リビングスペースの各机では、ひとりで複数の電源を使用可能。パソコンだけでなく、スマホやカメラの充電も同時にできてとても便利で、静かな室内なので自然と集中力が上がります。

利用料金には、フリードリンクが含まれています。冷たい飲み物を冷蔵庫から自由に出して飲むことができます。

お菓子やカップラーメンは有料販売。徒歩圏内にコンビニがないので、忙しくて買い物に行けない時に助かります。

リビングスペースの他にも、ゆったり腰掛けて読書をしたり、少人数のミーティングに使える個室もあります。

そして、息抜きに自然を堪能できるのが「シーサイドオフィス」の大きな特徴。

気分転換に海を見に行ったり、泳ぐことだってできます(オフィス利用者はシャワールームも使用可)。そして、西海岸の特権といえばサンセット。美しい夕日を見るために、計画的に仕事を終わらせようとモチベーションを上げる人も多いのだそうです。

また、「シーサイドオフィス」の2階は「へちま荘」というゲストハウス。オフィス利用とセットで宿泊することも可能です。(1日利用+宿泊で4,500円)

オーナーが作り出す、ほっと一息つける実家のような安心感

「シーサイドオフィス」を語る上で、オーナーの桃原教子さんの存在は欠かせません。

ウェブデザイナーとして働きながら、ひとりでコワーキングスペースを管理しています。コミュニケーションが大好きな、自称「お節介ねえねえ」は、息抜きの話し相手や相談相手にもなってくれる、実家の母のような存在。

「サンセットが見たいから、それくらいの時間に声をかけてほしい」「サボってるのを見たら注意してほしい」こんなお願いにも、明るく対応してくれます。そんなお節介ねえねえに「シーサイドオフィス」への想いを聞いてみたところ、利用者や国頭村への愛情たっぷりのメッセージをいただきました。

「もちろん仕事は大事だし、オフィスとして集中できる環境を整えています。でも仕事だけじゃなくて、国頭村の大自然や、地元の人とのコミュニケーションにも素晴らしい価値を感じてほしい。仕事をこなしつつも、ふと心が温かくなる。そんなホッとできる環境を提供していきたいです」

コワーキングスペース周辺にある、おいしい食堂やオシャレなカフェ

コワーキングスペースの近くでおいしい定食を食べたい方におすすめしたいのが、「シーサイドオフィス」から車で5分の「国頭港(くにがみみなと)食堂」です。

新鮮なシイラ(鱰)とタルタルソースでご飯が進む「地魚フライ定食」。麻婆と魚の旨味がマッチした「カジキと国頭産桃原豆腐の麻婆丼」。テラス席で海を見ながらおいしくいただきました。

ちなみに土曜日の13時過ぎに行ったところ、人気のお刺身系はすべて売り切れでした。

詳細はこちら▼
国頭村「国頭港食堂」沖縄の海風に触れながら、ぴちぴちイマイユをいただく

個人経営のカフェ「Seaside Cafe LUANA」 は、コワーキングスペースから徒歩30秒の海沿いにあり、コーヒーとパンケーキを楽しみながらガーデンテラスで夕日を堪能できます。(営業時間:11:00〜18:00・火水定休)

「シーサイドオフィス」から徒歩5分圏内には、リゾートホテルの「オクマプライベートビーチアンドリゾート」があります。こちらの「展望浴場 シーサイドサウナ」は、宿泊者以外でも税込1,000円で利用可能。贅沢なオーシャンビューが楽しめます。(営業時間:15:00~23:00)

沖縄本島北部・やんばるの大自然を満喫しながら仕事ができる「シーサイドオフィス」。アットホームな海辺のセカンドオフィスが、ワンコイン(90分500円)で手に入ります。

 

私は決めました。年に1度、ここで友人たちと合宿します!朝から軽く泳いでデスクワーク。昼は、海を眺めながらシーフードランチ。夕方は、オーナーと一緒にビール片手にサンセットBBQ。「働く・遊ぶ・泊まる」を満喫している様子を、SNSでがっつり自慢したいと思います。

 

[基本情報]SEASIDE OFFICE(シーサイドオフィス)
住所:国頭郡国頭村字鏡地303
TEL:0980-43-9850
料金:500円/90分 1,500円/1日 4,500円/1日利用+宿泊
営業時間:10:00〜19:00
定休日:水曜日、不定休
駐車場:あり(約8台)
公式サイト:http://hechima-seaside.site/

 

[基本情報]国頭港食堂
住所:国頭郡国頭村字浜477-1
TEL:0980-50-1660
営業時間:[平日・土曜日]11:30〜14:00、17:30〜21:00 [日・祝日]11:00〜15:00(日・祝日は食材が切れたら14時前でも終了する可能性あり)
定休日:月曜日
駐車場:あり(約20台)

タイラ ミオ
この記事を書いた人タイラ ミオ
カナダ留学&ワーホリ・中南米一人旅・フィリピン就職を経て、関東エリアから沖縄へ移住しました。会社に所属せず、スキルと経験を活かして働くフリーランスとして奮闘中。好きなことは、カフェ巡りと旅行そしてブログを書くこと。 このライターの記事一覧

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