食事
2026.05.15
1966年創業!海のそばの珈琲工場で、焙煎したての一杯に出会う「豊崎珈琲工場」

こんにちは!日頃リュックと水筒をもって沖縄本島中を散歩しているライターの小鍋です。今回も観光ガイドブックにはのっていない、沖縄のひそかなローカルの名店をご紹介してまいります。

今回訪れたのは、沖縄本島南部の豊見城市豊崎(とみぐすくし・とよさき)エリアにある「豊崎珈琲工場」。
海まで徒歩1分ほどというロケーションにあるこちらの工場では、沖縄のサンゴを使ったコーヒーをはじめ、世界各国のコーヒー豆を販売。テイクアウトコーヒーも楽しめるほか、店内には様々なコーヒーツールも並び、旅の途中でも気軽に立ち寄れるコーヒー好き必見のスポットとなっています。
目 次
コーヒー豆やドリンクの販売から、ツールまで豊富に揃う豊崎珈琲工場

「工場」とありますが、一般客も入ることができる店頭では誰でもコーヒーや珈琲豆、ドリッパーなどを購入可能。沖縄のサンゴをつかった「琉球珊瑚珈琲」や世界のコーヒーを自由に購入できます。

豊崎珈琲工場のすごいところは、自家焙煎の専門工場ならではのコーヒーの種類の豊富さとお手頃料金を兼ね備えているところ。珈琲豆が約40種類売られており、それぞれ100gからワンコイン程度で購入可能です。テイクアウトできるコーヒー、焙煎された珈琲豆、生豆、各種器具の品数をあわせると沖縄最大級です。

テイクアウトメニューは琉球珊瑚珈琲のほか、各国のコーヒーを販売。どれもワンコイン前後とお手頃です。お子様連れやカフェインが苦手な方はデカフェやソフトドリンク(各種200円)もあります。

スタッフさんのおすすめは、すっきりとした味わいが特徴のアイスコーヒー 300円(M)。筆者も試飲させて頂き、専門店ならではの美味しさに感動。 濃さと酸味をおさえ、コーヒー本来の苦みを味わえる美味しい一杯でした。

カウンター近くでは「琉球珊瑚珈琲」のドリップバッグやコーヒー豆が販売中。沖縄の風化したサンゴで焙煎した口当たりまろやかな味だそうで、お手軽な「ドリップバッグコーヒー飲み比べ」356円(3個入り)もあります。

豊崎珈琲工場のコーヒー豆は、全て100gがワンコイン程度で購入可。お財布に優しいので、沖縄のお土産として複数の銘柄を買って自宅で楽しむのもいいですね。

たくさんのコーヒー豆がたくさんあって迷う方は濃さや薄さ、酸味の程度、すっきり感など自分の好みの味を伝えて、スタッフさんに一緒に選んでもらうのもおすすめです。

店内の大きな商品棚にはドリッパーやカップ、ペーパー類などコーヒーツールが並びます。県内ではなかなか物珍しい商品がいっぱいなので「ここにあったんだ!」と驚く方や、まとめ買いされる外国の方が多いのだとか。

カウンターで興味深いものを発見!こちらでは「抽出器具のお試し」550円~(2種類迄)ができるとか。
2種類まで好きな抽出器具を選んで抽出体験でき、個人でもグループでも利用OK。
「抽出器具が変わればコーヒーの味も変わりますよ」とスタッフさん。コーヒー好きの方はぜひ一度お試しあれ!
スタッフさんが語る豊崎珈琲工場の魅力

取材が落ち着いたタイミングで、スタッフの上原夏奈さん(左)、島袋あいさん(右)にお話を伺いました。
「豊崎珈琲工場が産声をあげたのは1966年です。たまたま焙煎機が手に入り、手探りで始めたのがきっかけだと聞いています。当時は情報も少なく、正解が分からない中でかなり苦労したそうです」と話す上原さん。
1966年といえば、まだ沖縄が本土復帰前だった時代。営業しては断られることも多かったそうですが、喫茶店やホテルなどに採用され始めた頃から少しずつ広まっていったのだとか。
現在では、以前お店が前島(那覇市)にあったころからの常連客も多く、祖父母から孫まで3世代で通うお客様もいるそう。最近は焙煎ブームの影響もあり、若い世代や観光客、外国人客の来店も増えています。

「工場のターコイズカラーは海、文字の茶色はコーヒーをイメージしています。外観が工場なので『一般のお客さんも入っていいのかな?』と覗きながら来る方も多いですね(笑)」と上原さん。
一昨年リニューアルしたばかりの店内は、本格的な雰囲気とのギャップに驚く人も多いそうです。

取材中もひっきりなしにお客様が訪れる人気ぶり。店内にはコーヒー豆だけでなく、ドリッパーやポット、ミルなど器具も豊富に揃っています。

「サーバーを買ったお客様が、次はポット、その次はミル…というように少しずつコーヒー器具を揃えていく様子を見るのが楽しいです。店内にはコーヒーに関するものが大体そろっているので、気軽に話しかけてくださいね」と島袋さん。

以前は別のカフェで働いていたという島袋さんは、「もっと学びたくてここで働き始めました。元々コーヒーに詳しかったわけではないのですが、知れば知るほどハマってしまって。挽きたての香りに包まれながら働けるのが幸せです」と笑顔を見せます。
スタッフ同士で銘柄当てゲームをしたり、新しいブレンドを投票で決めたりするなど、日々楽しみながらコーヒーを学んでいるそうです。

店内にはコーヒーに関する様々な機械も並んでいるので、テイクアウトを待つ合間にぜひ覗いてみてください。
心ときめくカラフルなコーヒーカップや本格的な道具たち

店内にはたくさんのコーヒーカップや物珍しい商品がいっぱい。ここからは、筆者が心ときめいた商品を勝手にご紹介。

カラフルなカップは「ラテボウルソーサー」1,100円。外国からのお客様がまとめ買いされたりと、人気商品なのだとか。ラテを入れて飲んだら美味しそう♪

こちらの「ORIGAMIアロマカップ」1,760円は、アロマを逃がさない口径やアロマを広げる底面などの構造があり、アロマの魅力がふんだんに味わえそう。なにより淡いカラーが素敵。

自宅で豆を挽いて楽しめる「ミル」もありました!コーヒーにハマってくると欲しくなりますよね~(写真商品6,000円~10,000円前後)。

筆者が一目ぼれしたのは「ORIGAMIドリッパー」。
2019年バリスタワールドチャンピオン使用のドリッパーで、ウェーブ・円錐どちらのフィルターもOKだそうです。お湯の抜けがスムーズで多彩な抽出が可能との事。可愛いドリッパーだなぁと思っていたら、筆者が別日に工場に来店した時はごっそり売れていました!約3,000円~(1~2杯用)。

こちらは自分で豆を焙煎できる「手あみロースター」4,510円~。こんなのまで自宅に揃えてあったら、もう家から出られなくなりますね。

昔ながらの喫茶店のような雰囲気がお好きな方にはダイヤミルやサイフォンが刺さるかもしれません。

コーヒー豆の香りに包まれながら、器具を眺め、味わい、スタッフさんと会話を楽しむ。豊崎珈琲工場は、五感でコーヒーの世界を楽しめる焙煎工場です。

南部ドライブがてら是非のぞいてみて、目の前の海を楽しみながら、コーヒーを片手に観光の思い出を語り合ってくださいね。
[基本情報]豊崎珈琲工場
住所/沖縄県豊見城市豊崎3-61(工場兼店舗)
電話/098-851-1175
営業/平日9:30~17:30 土曜9:30~16:00
定休日/日曜、祝日
アクセス/那覇空港より車で約10分
その他/駐車場約6台、身障者P、スロープ有、禁煙

この記事を書いた人小鍋 悠Keyword:
















