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食事

2019.04.17

ハンモックに揺られながら、沖縄の海を堪能!贅沢な沖縄時間を過ごせる古宇利島のカフェ「ガジュマルロック」

古宇利島の海を見ると誰もがきっと息を飲む。沖縄本島北部に位置する今帰仁村古宇利には、沖縄出身者でも毎回感動するほど美しい海があります。本島と離島を繋ぐ「古宇利大橋」から見える景色は、沖縄へ旅行にきた人にはぜひ見てほしい景色の1つです。

今回は、ハンモックに揺られながら古宇利島の海を眺られるカフェがあると聞いて行ってきました。

古宇利大橋を渡り、島を半周すると現れるガジュマルロック。2018年2月にオープンしたこのカフェは、今でこそ美しい海が見えるロケーションですが、お店を建てる以前は海が見えないほど木や草で生い茂った場所だったそうです。

というのも、ガジュマルロックはスタッフさんが1から作り上げたカフェ。外観・内観だけでなく、土地の整備から始めて試行錯誤しながら、全て自分たちで作ったのです。そのためか、建物全体から人の手の温かみを感じます。

3月の週末、オープン11時半前からお客様の車がスタンバイ。オープンと同時にお客さんが訪れていました。特に週末は来店客が多く、混雑することも。

満席になって、待ち時間が生じた場合はハンモックでゆったりして、外に用意された貝殻などで写真撮影を楽しむ人たちがいました。

海とガジュマルのコラボレーション!スタッフがDIYしたカフェ

木造りの扉を開けるとまず目に止まるのは、テラスへと続く大きな窓。そこから柔らかな光が店内へと差し込み、木を基調とした家具が置かれています。

ウミガメや熱帯魚などの水中写真、すべて水中写真家・上出俊作さんの作品で、ご本人から寄贈してもらったそうです。この写真が一役買って、より一層に気分を高めてくれます。

「ガジュマルロック」という店名は、テラスから見えるガジュマルをきっかけに名付けたのだそう。スタッフさんが土地を開拓しているときに、他の木に紛れたガジュマルを発見。そのガジュマルは珊瑚岩から生えており、ガジュマルと岩を掛け合わせて「ガジュマルロック」にしたのだとか。インパクトのある店名なだけに、すぐに覚えられますね。

入り口を入ると、左側には茶色いソファと黒いソファ、2つのハンモックが用意された広々としたスペース。1から作ったとは思えないほどスタッフさんのセンスがぎゅっと詰まっています。

入り口を入って右側には、パステルカラーの手作りの椅子。カウンターに座って食事ができます。座ったときにちらりと見える調理場から美味しそうな香りがふわり。(早く食べたい…)

そしていよいよ1番楽しみにしていたテラスへ行ってみました。

目の前には青々とした海とガジュマルの木が見え、思わず「綺麗!」と声に出してしまうほど。海とガジュマルの組み合わせは、ガジュマルロックならではの景色。左側には伊江島タッチューも見えますよ。

テラスにはハンモックが3つ。心地良い潮風を感じながらハンモックに体を委ねていると、心地良くてしばらく動きたくなくなります…。

まさに「沖縄」のゆったりとした空気を体で感じられる瞬間かもしれません。

「KOURIJIMA」の文字がかわいらしいオブジェは、ハンモックに乗りながらパシャりと記念撮影もできます。

テラスのカウンター席から景色を眺めながら食事ができます。

スタッフからの情報によると、1〜3月の間は鯨の潮吹きを見れる日があるとか。実際に去年の3月、遠くに見えたそうです。また、夕方になると海へと沈むサンセットもポイントが高く、特に夏は海の真下にストンと綺麗に落ちる夕日が見れるそう。

通年で11時半からサンセットまで営業。あらかじめ日没時間をチェックして、日没の1時間前にはお店へ。夏場の閉店時間は日ごとに異なるため、もし夕方に足を運ぶ際は、カフェに電話で確認することをおすすめします。

アグー豚や軟骨ソーキを使った沖縄を感じられるカフェメニューが豊富

ガジュマルロックは沖縄料理や、沖縄の素材を使用したメニューが豊富です。

その中の1つに、沖縄の人に昔から愛されている定番メニュー、タコライスがあります。ジューシーなタコスミートの上にたっぷりのチーズ、フレッシュなレタスとトマトをのせて鮮やかな色合いが食欲をそそります。

子供に喜ばれる目玉焼きをトッピングしたアグー豚のハンバーグカレー。こんがり焼けた肉厚のハンバーグには、程よくソースが絡まり、ジュワッと溢れ出す肉汁がたまりません。

沖縄県産のアグー豚を使用しているので、安全性が高く安心して食べられます。

カレー好きな人にはたまらないであろう、トロトロ軟骨ソーキカレー。

柔らかくなるまで煮込んだ軟骨ソーキと、自家製カレーの相性の良さは言うまでもありません。これだけでも十分満足なのに、その上に焼きチーズがトロリとトッピングされてなんとも贅沢な気分。

ちなみに軟骨ソーキとは、軟骨が付いた豚肉の煮込み料理のこと。じっくり煮込むと軟骨までぷるっぷるになるんです。

他にも、アグー豚の沖縄そばや丼ものもあり、紅いもパンケーキやかき氷といった南国情緒溢れるデザートまで。ドライブがてら、コーヒータイムに立ち寄るのもありですね。

南国のロケーションが詰まったガジュマルロック

ハンモックと海、そして沖縄の食材を使った料理と南国のロケーションがぎゅっと詰まったガジュマルロック。非日常的なゆったりとした沖縄時間を過ごせます。

「お客さんに笑顔で帰ってほしい。今、沖縄に来てるんだな…と心から感じてもらえるようなお店でありたいし、さらにもっと遊び心のあるお店にしていきたい」と自身の思いを語ってくれた店長さん。今後のガジュマルロックが、どう進化していくかも楽しみのひとつです。

 

大切な人との沖縄旅行、海も見たいし沖縄料理も食べたい。欲を言えばもっと新しい体験がしたいと思う人は多いはず。ハンモックに揺られながら、古宇利島の海を一望でき、おいしい沖縄料理が食べられるガジュマルロック。心もお腹もいっぱいになる特別な「沖縄時間」をお過ごしください。

 

[基本情報]ガジュマルロック
住所:国頭郡今帰仁村古宇利1933-1
電話:080-6492-6945
営業時間:11:30~サンセット
定休日:年中無休(お休みする際はインスタグラムで告知)
駐車場:あり
https://www.instagram.com/gajumarurock/?hl=ja
(撮影協力/OKINAWA GRIT

この記事を書いた人ヒガ ナツコ
沖縄県名護市出身、那覇市在住。沖縄や音楽をはじめ、魅力あるものを伝えられる記事が書けるよう日々奮闘中です!現在はライティングと同時にwebデザインを学んでいます。よろしくお願いいたします。 このライターの記事一覧

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