石垣島１泊２日の弾丸旅行中、気になっていた１件の工房へ行ってみることに。

空港から30分程度で到着。創業３０年の歴史ある創作シーサー工房「米子焼工房」です。

沖縄の守り神、創作シーサーに会いに行く

工房の場所がどこか分からず進んでも大丈夫です！

巨大シーサーがお出迎えしてくれるので、すぐ見つかります。米子焼工房内は自由に見学、買い物する事ができます。

欲張りは禁物！不思議な「教訓茶碗」

まず、ここでの名物「教訓茶碗」という不思議な湯飲みをご紹介。

湯飲みに八分目までなら普通の茶碗同様ですが、欲張って八分目以上入れると…なんと！湯飲みの下から水が漏れ出します。さらに湯飲みの中には何も残りません。

「欲張りすぎると全て失うよ」という教訓らしいです。少し写真が見にくいですが、底から水が漏れているのがわかりますか？

湯飲みの底に仕掛けがあるらしいですが不思議ですよね。スタッフさんが実演して見せてくれるのでぜひ体験してみて下さい。お土産にしても、驚きと楽しさで喜ばれそうですね。

表情豊かな個性爆発のシーサー達

道路を挟み反対側にも巨大シーサーがずらり。こちらは「キムサー館」といい、同じく米子焼のシーサーが売られています。

シーサーといえば口を開けているシーサーと、閉じているシーサーが並んでいるの想像しますよね。ここは創作シーサーも多くあり、踊っているもの、ピースしているもの、変顔をしているものと本当にたくさん種類があり、表情も豊かです。

一見、シーサー？と思ってしまうものもいますが、どれも愛嬌があり夢中になります。小さなものは５００円から販売されています。お土産にも良し、自身の守り神として購入するのも素敵です。

ちなみに私はこの「うぇーい」と言っているようなウェーブにしました。

玄関に飾っていますが帰ってきてこの子を見るとなんだか笑顔になってしまいます。何とも言えないこの表情。癒されます。手の部分は波色になっていてシーサーがウェーブを作っています。私の守り神、可愛いくてお気に入りです。

大人気看板ネコ　ディエゴ

レジ横にはのんびりと可愛らしい猫ちゃんが寝ています。

名前は「ディエゴ」という看板ネコで、観光客と写真を撮っており、ディエゴに会いたくてくるお客様もいるほどの人気っぷりでした。

もともとは迷いネコだったらしいですが、今はたくさんの人に癒しと笑顔を提供している立派な店員さんです。店頭にいない事もあるみたいですが、愛嬌たっぷりなネコ店員さんに会いに行ってみてはいかかでしょう？

新たな観光スポット　シーサー農園

キムサー館の裏へ進むと私の身長の３～５倍くらいあるような超特大シーサー達がずらり！その数は、もう数えきれないほどです。

ここはまだ制作中で２０１９年のOPENを目指しスタッフさんが準備中とのことですが、見学できます。

恐竜のようなシーサー、手が何本もあるシーサー、おとぼけ顔から転んでいるものと、個性豊かすぎて全てのシーサーと写真を撮りたいくらいです。

しかし、園内には撮り切れないほどの大量のシーサー達がいます。

園内の通り道沿いだけではなく、しげみや木の陰、「あんな所に！」と驚く場所にまでシーサーがいます。散策しながらシーサー探しをするのもシーサー農園の楽しみ方の１つです。

ここにも居るよーと叫んでいるようにしげみの奥にいました。これ実はかなり遠くに居るので目があった時びっくりしました。

こんな所でバナナの試食？

シーサー農園の一部の木を見てみると、沖縄でよく見かけるバナナの木ではありませんか。

私が見たときはまだ緑色でしたが、夏になり熟した際には工房へ来て下さるお客様に試食として提供しているらしいです。

ユニークなシーサー達に見守られながらもぎりたてのバナナを試食だなんて、ここでしかできない思い出です。スタッフさんのアイディアや愛情で包まれた工房、シーサー農園です。

まだまだ制作途中ですが、途中経過でこの楽しさと迫力。

大人から子供、家族から恋人まで幸せになり楽しめる石垣島の新たな観光スポット。来年２０１９年のOPENが楽しみですね。

石垣島へ行った際は絶対に訪れてほしい場所です。自然と笑顔と発見で溢れる、幸せいっぱいのパワーゾーン、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

米子焼工房 店舗情報

住所：沖縄県石垣市米原４４７-１
電話：０９８０-８８-２５５９