観光
2025.08.01
ジャングリア沖縄の行き帰りに、ちょっと寄り道!バス旅で出会う名護のグルメ&癒しスポット
ハイタイ!沖縄在住の地元ライターオオシロジュンコです。
2025年7月、沖縄本島北部にオープンしたテーマパーク「ジャングリア沖縄」。
現地へ向かう途中に、ちょっと足を伸ばして立ち寄ってみたいのがローカルな魅力たっぷりの名護の街です。
バスで訪れる場合、那覇バスターミナル〜名護バスターミナルまでは高速バスで約1時間半の旅。景色を楽しみながらのんびりと北上できます。
今回は名護バスターミナルをスタート地点とし、ジャングリア沖縄への直行バス「ジャングリア エクスプレス」が出ている名護市役所バス停周辺までの、徒歩で散策できるエリアで立ち寄ったグルメや絶景スポットをご紹介します。
ジャングリア沖縄へ行く前に、バスを利用して沖縄北部の魅力を先取りしてみませんか?
目 次
那覇バスターミナルから高速バスへ乗り込みいざ名護へ出発!
沖縄北部・名護や本部方面へのバス旅の拠点となるのが、那覇市の中心地・旭橋エリアにある「那覇バスターミナル」。
ゆいレール「旭橋駅」に直結しており、空港からのアクセスも良好。那覇市内観光や宿泊の後、そのまま北部へバス移動したい時に便利なターミナルです。
館内には売店やカフェ、コインロッカーも完備。ジャングリア沖縄を目指す旅の起点としても、観光客にも使いやすい設備が整っています。
高速バスやリムジンバスは主に、那覇税務署向かい側の国道330号線沿いにある「11番のりば」から出ています。
高速バスに乗れば、名護バスターミナルまで約1時間半。車窓から広がる沖縄の青い海やのどかな街並みの風景を眺めながら、のんびりと名護へ。旅気分がぐっと盛り上がる移動時間です。
北部エリアの玄関口「名護バスターミナル」でローカル旅をスタート
名護市の中心にある「名護バスターミナル」は、北部観光の起点となる重要なスポット。歴史を感じる建物ながら、売店や飲食店、トイレ、コインロッカーもあります。
ターミナルを出ればすぐにローカルな街並みが広がり、名護市役所をはじめとする主要施設も徒歩圏内。ここから、名護グルメや自然を満喫するミニトリップのスタートです。
がっつり食べるなら!ステーキハウス88Jr 名護店
観光客にも地元の人にも愛される沖縄の老舗の味「ステーキハウス88Jr 名護店」は名護バスターミナルから徒歩11分ほどの便利な立地。リーズナブルに本格ステーキが楽しめるのが魅力です。
今回はグリルチキンとステーキのコンボと、ハンバーグとステーキのコンボを注文。ボリューム満点で、旅のエネルギー補給にもぴったり。
地元のオリオンビールやノンアルコールのオリオンも楽しめ、ランチにもディナーにもおすすめです。
テーブルには、ステーキによく合うお店特製のオリジナルソースが4種類並んでいました。
なかでも、沖縄出身の筆者が特に気に入ったのは、酸味とスパイスが効いた「S1ソース」。子供の頃から慣れ親しんだ味です。
実はこのS1ソース、かつて沖縄県民の定番として親しまれていた「A1ソース」が終売になったことをきっかけに、A1ソースをオマージュして開発されたのだそう。ぜひステーキと合わせて味わってみてください。
[基本情報]ステーキハウス88Jr 名護店
住所:沖縄県名護市宇茂佐の森1丁目1-2 フォーレストうむさ1F
電話:0980-43-5529
営業時間:11:00~22:00(21:15 L.O)
定休日:年中無休(年始・荒天時は要問合)
ふわとろ食感に感動「天の群星」の進化系かき氷
お肉でお腹を満たしたあとは、甘くて冷たいスイーツを。ステーキハウス88Jr 名護店から歩いてすぐのところにあるかき氷屋さん「天の群星(てぃんぬむりぶし)」に立ち寄ります。
こちらではランチタイムにはタコライスやプレートメニューが食べられるほか、ボリュームたっぷりの進化系かき氷が味わえます。
今回注文したのは、季節によってトッピングのフルーツが変わる「スノードーム」。この日は沖縄県産のパインやバナナがたっぷりとあしらわれていました。
口に入れた瞬間、ふわっととろける氷の食感に思わず感動。食べ進めるごとに、ヨーグルトや柑橘系の風味が次々と現れ、味の変化も楽しいかき氷です。
途中でパッションフルーツのソースをかければ、甘酸っぱさが加わってさらに爽やかに。
鮮やかな紫色が目を引く「県産紅芋ぜんざい」は、見た目にも美しく、沖縄らしさを感じられる一品。紅芋ソースに金時豆がたっぷりと添えられ、食べ進めるうちにカボチャやミルクの風味もふんわりと広がっていきます。さらに、沖縄ぜんざいに欠かせない白玉もしっかり入っていて、食感のアクセントにも。
これまでのかき氷のイメージをくつがえす、新感覚の進化系かき氷として、楽しく最後まで味わえました。
人気店なので今回は1時間待ちで入店できたのですが、かき氷のシーズン中は前日までに予約するのが良さそうです。
[基本情報]天の群星(てぃんぬむりぶし)
住所:沖縄県名護市宇茂佐の森1丁目2−8 1F
電話:0980-43-6467
営業時間:かき氷11:30~16:00
フード11:30~15:00
定休日:日・月・たまに祝日
焼きたての香りに誘われて「リンドン」のやさしいパンと甘酸っぱいシソジュース
名護の住宅街に佇むベーカリー「リンドン」は、昔ながらの雰囲気と丁寧なパン作りが魅力の地元密着型パン屋さん。
お惣菜パンから、甘くてふんわりとした菓子パン、そして素朴な味わいの食パンまで、どこか懐かしく心あたたまるラインナップが並びます。
地元の人に愛され続ける味は、観光の合間に立ち寄るのにもぴったり。パンを片手に名護の街をのんびり歩くのもおすすめです。
「シソジュース 今年もはじめました」の言葉に惹かれて、早速注文。
お店の女将さん手作りというシソジュースは程よい酸味と甘味で喉を潤し、汗をかいた分しっかり水分補給もできました。鮮やかなビタミンカラーの見た目からも元気をもらえます。
[基本情報]リンドン
住所:沖縄県名護市大南2丁目5-10
電話:0980-52-0237
営業時間:7:00〜19:00
定休日:日曜日
21世紀の森ビーチで青い海と風に癒されるひととき
食後のリフレッシュにおすすめなのが「21世紀の森ビーチ」。
名護市の海浜公園の中にあり、広々とした砂浜と青い海の景色が気持ちいいスポットです。
海を眺めたり、のんびり散歩したり。観光地の喧騒とはひと味違う、静かな沖縄の風景に出会えます。先ほどのリンドンのパンをテイクアウトして、海辺で食べるのもいいですね。
散歩していると、可愛らしい珊瑚のかけらを発見。旅の思い出に写真だけパシャリ。
21世紀の森ビーチの側には、野外ステージの様な場所があります。段になった観客席や芝生エリアもあるので、レジャーシートを広げて家族やグループでも気持ちよく過ごせそうな場所です。
[基本情報]21世紀の森ビーチ
住所:沖縄県名護市宮里2-2-1
名護市役所前のバス停からジャングリア沖縄へ
21世紀の森ビーチから趣のある石造りのトンネルを抜けて国道58号線へ向かいます。道を渡れば名護市役所は目の前です。
名護市役所は、花ブロックやブーゲンビリア、豊かな緑が調和した美しい建築物です。
通りすがりにふと足を止めて、外観や階段状のテラス、そして丁寧に手入れされた植栽を眺めてみると、沖縄らしい風景と空気を感じることができます。
そして、名護の街からバスでジャングリア沖縄へ向かう方にうれしいお知らせが。2025年7月25日より、これまでの「名護市役所前」バス停が「名護市役所前ジャングリア行きバス乗り場」へと名称変更されました。初めてでも、迷わず目的地へ向うことができます。
目的地へ効率よく一直線もいいけれど、旅の途中にある「寄り道」が旅のスパイスになることも。 バスで訪れる名護の街には、そんな発見が詰まっています。
ジャングリア沖縄へ行く前に、名護の美味しいものや景色など、街の魅力をめぐってみませんか?あなたの沖縄旅がもっと楽しく、もっと深くなるはずです。


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