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食事

2023.08.30

どこを撮っても絵ハガキのよう、穏やかな海を眺めるロケーションカフェ・名護市「FIFI PARLOR」

FIFI PARLOR

「沖縄の瀬戸内海」と呼ばれ穏やかな海景色が広がる、名護市の羽地内海。魚や貝が生息し、たくさんの渡り鳥が飛来するなど、生き物たちが集まる自然あふれるエリアです。

そんな羽地内海に面している、宇宙船のような外観の小さなお店を発見! 鳥たちのさえずりが迎えてくれるステキな場所です。

(追記)掲載している情報は取材時点の内容で現在と異なる場合があるため、来店前に公式SNSやお電話などで確認しましょう

海に浮かんでいるようなテラス席と気分爽快なブランコ

FIFI PARLOR

木々に囲まれ、八角形のようなおしゃれな造りの「FIFI PARLOR」(フィーフィーパーラー)は、沖縄の森に迷い込んで着陸した宇宙船のよう。実はコーヒーを抽出する「マキネッタ」という器具をイメージした外観なのだそうです。

また「フィーフィー」という店名の由来は、沖縄に伝わる木の精霊「キジムナー」の別称なのだとか。羽地内海に浮かぶヤガンナ島ではキジムナーをフィーフィーと呼ぶそうで、地元になじみのあるネーミングに決めたそう。かわいらしい響きですよね。

FIFI PARLOR

気になるマネキッタ型の建物は、スタッフさんがいるキッチンとカウンターになっています。こちらでフードとドリンクを注文します。

FIFI PARLOR

イートインスペースはなんとも贅沢! 海に臨むテラスや砂浜で自由に過ごせるんです。

テラス席はパソコン持参で優雅に仕事をしている人、おしゃべりが弾む友達グループ、小さなお子さま連れのファミリーなどさまざまな人たちが利用していて、海風に吹かれ気持ち良さそうに過ごしています。

FIFI PARLOR

そして、さらにゆったりとした時間を演出してくれるのがブランコ。座ってこいでみると、海の上で揺られているようで気分爽快です。普段味わえない感覚に心が躍りました。

FIFI PARLOR

真夏のカンカン照りの日でもテラスの下にいると涼しく、目の前に絶景が広がります。内海に浮かぶヤガンナ島、向こう岸の屋我地島も見渡せます。

満潮時にはテラスの真下ギリギリまで海水が来るそうで、海に浮かんでいるような状態に。訪れたすべての人が、それぞれ楽しい時間を過ごせるはずです。

海景色にマッチする絶品フードとドリンク

FIFI PARLOR

パーラーメニューのイチ押しは「ツナメルト(パイン付き)」(700円)。ライムが添えられた、さわやかなホットサンドです。メルトして(溶けて)とろとろになったチーズとツナの味わいが抜群で、辛み(生胡椒か青とうがらし)を選べます。

サンドするのはカリッと香ばしい八重岳ベーカリーのライ麦パン、ツナは沖縄県産マグロを蒸して作った自家製と、沖縄食材のおいしさがつまっています。

気になる食感は、青とうがらしはシャキシャキで生胡椒はプチプチ。程良い辛さがピリリと利いて、ツナのうま味が増します。

パインはコリアンダーとライムでマリネしたスパイシー風味で、新鮮な口当たり。また食べたくなるおいしさでした。

FIFI PARLOR

ツナメルトにドリンクともう一品が付いてくるコンボ(1450円)メニューも人気です。選べる一品はパウンドケーキ・チーズケーキなど4種ありますので、お好みでどうぞ。

FIFI PARLOR

他にも気軽にワンハンドで食べられる「ピリ辛ロングフランクポチギ」(350円)があり、小腹が空いた時にピッタリです。

FIFI PARLOR

ドリンクメニューは豊富で、コーヒーは人気店「FLAP COFFEE」の焙煎コーヒーを使用。ミルクたっぷりでコクのある「カフェラテ」(アイス550円/ホット450円)は、コーヒー通も満足する格別の一杯。

アイス用のプラスチック・カップは沖縄カルチャーを描いたかわいいイラスト入りで、SNS映え間違いなし! もちろん背景も最高なので、何枚も写真を撮ってしまいます。

FIFI PARLOR

さっぱりしたドリンクが飲みたい時は、「自家製ジンジャーエール」(600円)をどうぞ。ほのかにピリッとするショウガの風味でのど越しがスッキリし、目の前に広がる青空と海にマッチします。

さわやか味でロケーションにぴったりと思えたのは「自家製はちみつレモンソーダ」(600円)。はちみつの甘みがソーダと合わさり、口の中に広がります。

お店の自信が伝わる様な「自家製」と付いているメニューはオーダーしたくなりますね。

自然の中でブランコ遊び、絶景のボート遊覧も

FIFI PARLOR

今回の取材は平日に行いましたが、ブレイクタイムでドリンクを飲む人、お腹が空き食事目当ての人、さまざまな人たちが訪れていました。

FIFI PARLOR

この日約2時間の滞在中に大勢が一気に押しかけることはなかったものの、来客が途切れることはありませんでした。アジアからの旅行客も多く「最近は香港の方がよくいらっしゃいます」とのこと。

まだ行ったことのない沖縄県民もいるだろうと思える中、海外の旅行客がわざわざここまで来るなんて・・・と驚きもありましたが、それだけ行く価値あり。時間を割いてでも行きたい、と思わせるスポットなのですね。

FIFI PARLOR

他にはないロケーションとの出合いを求めて来るお客さんは、ブランコに揺られながらまったりしたり、立派なカメラで美しい景色を熱心に撮影したり、それぞれの楽しみ方で過ごしていました。

「カウンターでオーダーしてお好きなところで食べてもらっています。美しい自然を感じながらお食事を楽しんでいただきたいです」と語る三浦さんをはじめとした、スタッフのみなさん。笑顔で迎えてくれますよ。

FIFI PARLOR

最後にとびきりの情報を! 眺めている美しい海をボートで遊覧する「ベリル ザ ライド~絶景のトレジャーハント〜」というプランがあり、その場で申し込めます。

遊覧時間約20分で、小学生から参加可、料金は1人3,000円と気軽なツアーですので、直接お問い合わせください。(乗船は最大5人/天候により催行できない場合があります)

FIFI PARLOR

「手付かずの自然が広がるワルミ海峡は圧巻です!」と看板に書かれていて、海上で楽しむ自然に囲まれた絶景は、陸とは違う体感なのでしょう。次回は申し込んでみたいです。

本島北部、やんばるエリアの「FIFI PARLOR」。沖縄美ら海水族館やパイナップルパークなどの有名観光施設の近くにあるので、羽地内海の魅力に触れるため足を延ばしてみませんか。

[基本情報]FIFI PARLOR(フィーフィー パーラー)
住所:沖縄県名護市字呉我1335-4
電話:なし
営業時間:10:00~17:00
​​定休日:なし(荒天時は休業)
駐車場:あり
<公式Instagram>https://www.instagram.com/fifi_parlor/

●執筆協力:Shotaro
●撮影・編集:饒波貴子

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この記事を書いた人饒波 貴子
那覇市出身・在住。OL生活、週刊レキオ編集室勤務を経て、フリーライターに。現在は沖縄のエンターテインメントおよび店舗紹介を中心に取材・執筆。ウェブマガジン「琉球新報Style」、雑誌「porte」ほかで執筆中。 このライターの記事一覧

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