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2022.12.21

那覇市の第一牧志公設市場と周辺で乾杯!〜いねとジュンコの酒場放浪記6〜

那覇市の第一牧志公設市場と周辺で乾杯!〜いねとジュンコの酒場放浪記その6

ハイタイ!沖縄在住の地元ライターオオシロジュンコです。  最近は国際通りにも観光客が増え賑わいが戻ってきており、うれしく感じています。那覇で育った私は、やはり静かな街より賑やかな街の方が安心します。 

今回は、国際通りからも近い那覇の台所と呼ばれる「第一牧志公設市場」周辺へ出かけてきました。

秋が訪れても晴れた日は半袖で過ごせる日もある沖縄。ぶらり飲み歩くのにちょうどいい季節です。

第一牧志公設市場ってどんなところ? 

第一牧志公設市場

第一牧志公設市場は、戦後間もない頃の闇市にルーツを持ち、1950年(昭和25年)に開設されました。現在は市場建替のため新市場ができるまでの間、仮設の場所にあります。

第一牧志公設市場の1Fには精肉・鮮魚・生鮮食品やお土産品などを販売する70店舗があり、2Fにはイートインスペースがあります。那覇の台所として地元の人から愛され、沖縄の食文化を体験できる発信地として観光客からも親しまれています。

市場の魅力はなんといっても、売り手と買い手が会話をしながら取引きする「相対売り」と、しーぶん(おまけ)をもらえたりするおもしろさにあります。

また、1階店舗で好きなお魚やお肉を購入して、2階の食堂で調理してもらうことができるうれしいサービスもあります。

市場で買ったお魚をすぐに食べられる持ち上げシステム

第一牧志公設市場

最初の乾杯は、第一牧志公設市場でお魚を買ってその場で調理してもらえる「持ち上げ」を利用することに。好きな食材を購入して、持ち上げ希望と店員さんへお願いすると2階の食堂へ案内してもらえます。

第一牧志公設市場

南国の沖縄らしい色鮮やかなお魚が並んでいます。どれも美味しそうでしたが、店員さんのおすすめで青い皮の魚「イラブチャー」を購入しました。

イラブチャーとは沖縄の方言でブダイの総称になります。今回は、お刺身とマース煮(塩味の煮付け)でいただくことにしました。

第一牧志公設市場

2階に案内され、沖縄料理のお店「えん」でお魚が出てくるのを待つことに。壁にはところせましとメニューが並んでいます。チャンプルーや煮付けなど定番の沖縄料理が揃っています。

第一牧志公設市場

地元のオリオンビールで、あり乾杯!くぅー!軽くて爽やかな飲み口のオリオンビールの生は最高ですね。

イラブチャーの刺身

最初にテーブルに運ばれてきたのは、イラブチャーのお刺身。色鮮やかなイラブチャーの見た目に反して、あっさりした白身でコリコリした食感が美味しかったです。

イラブチャーのマース煮

続いてイラブチャーのマース煮が登場。マースは沖縄の方言で「塩」のこと、マース煮とは塩水で蒸し煮にした調理法のことですが、シンプルな味付けでビールのおつまみに最適でした。

第一牧志公設市場

沖縄の食文化を体験できる「持ち上げ」のシステムはとてもユニークです。調理代として500円〜600円程度の料金がかかります。また、メニュー価格は観光スポットだけあって少しお高めに設定されているようですが、沖縄観光気分を味わえる場所でした。

[基本情報]えん
住所:沖縄県那覇市松尾2-7-10 第一牧志公設市場内
電話:098‐862-0228
営業時間:11:00~20:00
​​定休日:毎月第4日曜日 (12月は除く )
駐車場:近くにコインパーキングあり

浮島通り沿いのお洒落なバー「琉球飲料研究所 晴レノヒ」

「琉球飲料研究所 晴レノヒ

2軒目はどこへ行こうかぶらぶらしていると、お洒落な佇まいのお店を発見!第一牧志公設市場から歩いて3分のところにある「琉球飲料研究所 晴レノヒ」。

今回は女性3名での酒場放浪記。可愛いものに惹かれてしまう私たちは、瞬時にこちらのお店に決めました。

「琉球飲料研究所 晴レノヒ

カウンターにあるメニューを覗いてみると、液体窒素カクテルという文字が・・・

スタッフに聞いてみると、カクテルを液体窒素で一気に冷やして作るシャーベットとのことでした。

ほかには、沖縄県産の食材や季節のフルーツを使ったカクテルや泡盛コーヒーカクテルなど、気になるメニューがたくさんあります。

「琉球飲料研究所 晴レノヒ

「お待たせしました」と出されたお洒落なお通しにテンションあがります。

バイオレットウォーターに手作りのドライフルーツ、月桃を使った生チョコ、見た目も可愛くてどれも美味でした。

「琉球飲料研究所 晴レノヒ

液体窒素を注ぐと、みるみるスモークが広がります。まるでエンターテイメントショーを見ているようです。

「琉球飲料研究所 晴レノヒ

歓声の後に出来上がったのは、液体窒素カクテル「季節の果物&杏仁豆腐の液体窒素シャーベット」。

お酒が入っているようには感じられず、デザート感覚で毎日でも食べられそうです。

「琉球飲料研究所 晴レノヒ

かわいい色味にキュンとする「フラワージントニック」。

「琉球飲料研究所 晴レノヒ

「泡盛珈琲カクテル」はすっきりとしたコーヒーと泡盛の風味が特徴の大人な一杯です。

琉球飲料研究所 晴レノヒ

味も見た目もイケてるドリンクは、まさに五感で楽しめるドリンク。お昼の時間帯はCafe Timeになるようなので、観光の合間にブレイクタイムで立ち寄るのも良さそうです。

[基本情報]琉球飲料研究所 晴レノヒ
住所:沖縄県那覇市牧志3丁目4−1ジープラス
電話:090-7390-8044
営業時間:BAR Time 15:00〜23:00
    ※Cafe Time 12:00〜15:00
​​定休日:ホームページよりご確認ください。
https://meal-takeaway-2127.business.site/

せんベロより更にお得!よんベロのお店「那覇哀歌(ナハエレジー)」

那覇哀歌(ナハエレジー)

再び第一牧志公設市場方面に戻ってきました。3軒目はせんベロならぬ、よんベロのお店「那覇哀歌(ナハエレジー)」。

「せんベロ」とは沖縄の飲み屋でよく見かけるシステムで、大抵1,000円でお酒2〜3杯とおつまみ1品が頼めます。1,000円でベロベロになれるので「せんベロ」と呼ばれ、リーズナブルにサクッと飲みたい時などに利用します。

一方、こちらのお店の「よんベロ」とは1,200円(2023年7月に1,400円に価格改定)でコイン4枚を購入して、フード、飲み物どちらでもコイン1枚と交換できるという最高のシステム。なんともコストパフォーマンスの高いお店です。

那覇哀歌(ナハエレジー)

更に4枚のコインは、みんなでシェアできるという太っ腹なシステムです。しかも余ったコインは貯金ができて、次の来店時に使うことができます。

那覇哀歌(ナハエレジー)

せんベロの場合、限られたドリンクの場合が多いのですが、こちらではドリンクメニューの種類が充実しています。この点もうれしいポイントですね。今回は注文しませんでしたが沖縄バヤリース割りが気になります。

那覇哀歌(ナハエレジー)

すぐにドリンクが運ばれてきましたので、早速乾杯!3軒目でもお酒が進みます。ぐいっと喉の渇きを潤しました。

那覇哀歌(ナハエレジー)

フードは中華料理がメインです。ほどよい量のため、少しずついろんなメニューを食べたい女性や一人飲みにはもってこい!ビールとの相性ピッタリの麻婆豆腐は絶品でした。

那覇哀歌(ナハエレジー)

プリプリ海老とスープが旨い「海老ワンタン」はオリオンビールにもぴったりで、いくらでも食べられそうです。

[基本情報]那覇哀歌(ナハエレジー)
住所:沖縄県那覇市松尾2丁目11−15
電話:098-863-7070
営業時間:​​月〜土 15:00〜24:00
     日     14:00〜23:00
​​定休日:臨時休業はInstagramをご確認ください。
https://www.instagram.com/78elegy/

飲んだ後の〆は沖縄そばで!「うららか食堂」

うららか食堂

3軒目を後に、締めの沖縄そばを食べたくなった私たちは、那覇哀歌近くにある「うららか食堂」へ向かいました。

夜遅くも人気の絶えないお店で、店内も外席もお客様でいっぱい。でも心配ご無用、上の階にも席があり、2階の席へ通してもらいました。

うららか食堂

〆の沖縄そばのはずでしたが、その前に最後の乾杯をするベロベロ寸前の女子3名。

うららか食堂

うららか食堂の沖縄そばは、豚骨出汁と魚介出汁を合わせた自慢の魚介豚骨スープに、特製平打ち中太熟成生麺。

すっかり酔いの回った体に、そばの出汁が染み渡ります。あまりの美味しさに、すぐに食べきり満足して帰路へつきました。

うららか食堂

[基本情報]うららか食堂
住所:沖縄県那覇市松尾2丁目9−16 
電話:070-4130-6545
営業時間:​​16:00〜26:00
https://www.instagram.com/ulalakajp/

浮島通り

今回は、にぎやかさの戻ってきた第一牧志公設市場周辺のお店を紹介しました。観光客と地元民がふれあえる場所でもあります。過去記事で紹介したマチグヮーストアの実店舗も近くにありますので、ぜひ訪れてみてくださいね。

こだわりの商品がずらり!オンラインで商店街のお買い物が楽しめる「マチグヮーストア」
https://feeljapan.net/okinawa/article/2022-01-19-22640/

この記事を書いた人オオシロ ジュンコ
沖縄出身那覇在住の地元民。ビール大好き、猫好きです。地元民だからこそ知る沖縄の魅力を伝えていきます。只今、カメラ勉強中。趣味はハワイアンフラ、食べ歩き、バレーボール。特技は「人見知りしないこと」です。 このライターの記事一覧

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