くらし
2020.10.28
沖縄の博物館特集|知って沖縄をもっと好きになる
大小さまざまな島から成り立つ沖縄県はかつて琉球王国という独立国でした。アジア各国との貿易で栄え、諸外国の文化を多く取り入れてきました。また、戦後はアメリカの統治下でもありました。そのため、本州とは違った独自の歴史や暮らし、文化を築いてきました。
今回はそんな沖縄の特色ある歴史、暮らし、文化を学べる博物館をご紹介します。興味深い内容満載ですよ!
目 次
沖縄の博物館「沖縄県立美術館・博物館(おきみゅー)」那覇市
那覇空港から車で約20分、「沖縄県立美術館・博物館」は、沖縄の自然・歴史・文化・芸術を一度に鑑賞できる、県内最大級の文化施設です。
博物館の常設展示では約2万年の沖縄の歴史を展示。美術館のコレクションギャラリーでは近現代美術を中心とした沖縄ゆかりのアーティスト作品を展示。屋外展示もあり、見どころが満載。一日中いても飽きません。
お子さまにとって嬉しいポイント!
ふれあい体験室(入場無料)では沖縄の歴史、文化、自然について五感を使って学べる体験キットが多数!
[基本情報]沖縄県立美術館・博物館(おきみゅー)
住所:沖縄県那覇市おもろまち3-1-1
電話:098-941-8200
開館時間:9:00~18:00(金、土は20:00まで)
定休日:月曜日、年末年始(12月29日から1月3日まで)
駐車場:あり
沖縄の博物館「那覇市壺屋焼物博物館」那覇市
那覇空港から車で約20分、ゆいレール牧志駅からは徒歩約10分。やちむん通りのすぐそばに建つ「那覇市壺屋焼物博物館」。沖縄の焼き物「やちむん」の歴史や技法について詳しく学ぶことができます。人間国宝である金城次郎をはじめとした、職人が遺した名品も展示。入館料はお財布にやさしい一般350円、大学生以下は無料!
やちむん通りで「やちむん」を買いたいと考えている人は、壺屋焼物博物館で「やちむん」について学んでからの購入がオススメ。
[基本情報]那覇市壺屋焼物博物館
住所:沖縄県那覇市壺屋1-9-32
電話:098-862-3761
開館時間:10:00~18:00
定休日:月曜日、年末年始
駐車場:無料
沖縄の博物館「恩納村博物館」恩納村
那覇空港から車で約1時間。「恩納村博物館」では、入館料無料で恩納村の人々の暮らしや独自の文化・歴史を学ぶことができます。
館内の常設展示室では「恩納のくらし」(民俗ゾーン)と「恩納のみち」(歴史・考古ゾーン)があり、暮らしぶりや歴史を紹介しています。また、海を望む展示ホールにある魚船「サバニ」には直接触れることもOK。
ポイント!
現在でも数多く行われている伝統芸能の映像が見られるシアター有。
[基本情報]恩納村博物館
住所:沖縄県国頭郡恩納村仲泊1656-8
電話:098-982-5112
開館時間:9:00~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、6月24日(慰霊の日の翌日)、年末年始(12月28日~1月3日)
駐車場:あり
沖縄の博物館「東村立 山と水の生活博物館」東村
那覇空港から車で約2時間。「東村立 山と水の生活博物館」は豊富な写真資料でかつての東村の生活を紹介しています。入館料は一般・大学生200円、小・中・高校生100円とお得。特別展や企画展でも上限500円なのが嬉しいポイントです。
見どころ多数!
◎やんばるの自然を再現したジオラマ
◎ヤンバルクイナやノグチゲラなどの剥製標本
◎県内再々級のジュゴンの骨格標本
◎今では見られない稲作などの農具展示
[基本情報]東村立 山と水の生活博物館
住所:沖縄県国頭郡東村字川田61-1
電話:0980-51-2828
開館時間:10:00~18:00
定休日:月曜日(月曜が祝祭日の場合、火曜日も休館)、祝祭日、慰霊の日(6月23日)、年末年始(12月29日~1月3日)
駐車場:あり
沖縄の博物館「沖縄県平和祈念資料館」糸満市
那覇空港から車で約40分。沖縄戦終焉の地となった糸満市、平和記念公園内に建つ「沖縄県平和記念資料館」。入館は無料ですが、常設展示室を観覧する場合は別途大人300円、小人150円が発生します。
常設展示室では5つのブースが設けられ、映像や模型を使い、沖縄戦に至るまでの歴史から米軍統治、本土復帰まで詳しく学ぶことができます。教科書では知りえない本当の沖縄戦を知ることができ、自由研究にもオススメです。
[基本情報]沖縄県平和祈念資料館
住所:沖縄県糸満市摩文仁614-1
電話:098-997-3844
開館時間:9:00~17:00
定休日:年末年始(12月29日〜1月3日)
駐車場:あり
沖縄の博物館「石垣市立八重山博物館」石垣島
南ぬ島石垣空港から車で約30分。離島、石垣島の石垣市街地に建つ「石垣市立八重山博物館」。観覧料は大人200円、学生(中学生以上)100円、小学生以下は無料です。
沖縄県復帰の1972年に開館した歴史ある博物館。館内には石垣島だけでなく、八重山諸島全域の資料が展示・保管されていて、沖縄本島とは異なる先史時代を学ぶことができます。
コンパクトで見やすいので、石垣島に来た際の観光スポットの1つとして入れるのがベスト。
[基本情報]石垣市立八重山博物館
住所:沖縄県石垣市字登野城4-1
電話:0980-82-4712
開館時間:9:00~17:00
定休日:月曜日、祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)
駐車場:あり(博物館北側と南側)
沖縄の博物館「宮古島市総合博物館」宮古島
宮古空港から車で約10分。「宮古島市総合博物館」は離島、宮古島にある唯一の博物館です。宮古島の歴史や文化を学べ、周辺には亜熱帯植物園や体験工房村もあります。入館料は一般300円、大学・高校生200円、中学・小学生100円。
入り口には漁船(サバニ)と飛行機のような形をした戦時中に米軍が使用した戦闘機の燃料タンクが展示されています。
必見ポイント!
国指定無形民俗文化財でもある「パーントゥ」(伝統行事の来訪神)を間近で見ることができます。一度見たら忘れられないリアルさです。
[基本情報]宮古島市総合博物館
住所:沖縄県宮古島市平良東仲宗根添1166-287
電話:0980-73-0567
開館時間:9:00~16:30
定休日:月曜日、国民の祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)
駐車場:あり
沖縄の博物館「久米島博物館」久米島
久米島空港から車で約15分。「久米島博物館」は沖縄本島の西に浮かぶ離島、久米島の自然・歴史・文化を学べる文化施設。入場料は一般200円、大学生・高校生150円、中学・小学生100円。
久米島の自然を紹介するコーナーでは山と河口域に生きる動植物を、実物の資料や模型を用いて紹介しています。また、「久米島の自然」「時代の移り変わり」「久米島の遺宝」「島の暮らし」をテーマに久米島を知ることができるので、島の観光前に訪れるのがオススメ。
[基本情報]久米島博物館
住所:沖縄県島尻郡久米島町嘉手苅542
電話:098-896-7181
開館時間:9:00~17:00
定休日:月曜日
駐車場:あり
沖縄県各地の特色ある博物館をご紹介しました。
本島とは異なる独自の文化を持つ離島も一見の価値あり!沖縄を観光するなら、歴史や文化にもぜひ触れてみて。もっと、沖縄観光が楽しくなりますよ。
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