近年じわじわと広がってきているダム人気。

自然豊かな沖縄本島にも複数のダムがあります。そんな沖縄のダムには、実は世界初だったり、貴重な文化財があったり、ファミリーで楽しめる施設があったりと知られざる魅力が。

ダムファンじゃなくても訪れたくなる、沖縄のダムの魅力をご紹介。

うるま市「倉敷ダム」

洪水調整、川の環境の維持、水道用水の供給と、3つの働きをする倉敷ダム。4つの広場と水遊びができる「やんばるの森」があり、平日でもたくさんの子どもたちが訪れる場所です。

全長441mの倉敷ダム！うるま市民の憩いの場「やんばるの森」で思いきり水遊び

［基本情報］倉敷ダム
住所：沖縄県うるま市石川楚南879-1

金武町「金武ダム」

4種類のマングローブが自生し、豊かな自然を残す億首川。その中流付近、沖縄自動車道のすぐ近くに「金武ダム」はあります。

台形CSGダムと呼ばれる金武ダムの構造。従来のように硬い材料を求めて深く山を削らないので、自然保護にも役立ちました。最新技術を用いて工期短縮と経費節約に成功しています。

最新技術で沖縄のダムの未来を変える！金武町の自然とコストに優しい「金武ダム」

［基本情報］金武ダム
住所：沖縄県国頭郡金武町金武9959

宜野座村「漢那ダム」

中城城をイメージした本ダム。表面のゴツゴツした質感を出すのに一工夫したそうです。辺りから見えやすい場所にあるので、景観に配慮し曲線を織り交ぜ柔らかな印象を醸し出しています。

宜野座村の「漢那ダム」で潤う沖縄の自然！生物環境を保護する湿地帯の遊歩道、キャンプも楽しめる

［基本情報］漢那ダム
住所：沖縄県国頭郡宜野座村漢那中山原2015-2

那覇市「金城ダム」

那覇の住宅街のすぐ近くにある金城ダム。この堤体は首里城の城壁をイメージして作られているそうです。琉球王朝時代には、この辺りは首里城から識名園を結ぶ道路であったため、周辺の様々な文化財を見て回ることもできます。

首里城公園から車で10分！那覇市民の生活を支える「金城ダム」で琉球王朝時代に思いを馳せる

［基本情報］金城ダム
住所：沖縄県那覇市繁多川4-553-2