辺戸岬
沖縄本島最北端の地だからこそ見える特別な海
沖縄本島最北端の辺戸岬は、沖縄北部を訪れるなら必ず立ち寄っておきたい沖縄屈指の絶景ポイント。隆起したサンゴ礁から成る断崖絶壁の先は太平洋と東シナ海が交わる青く透き通る海が広がり、天気の良い日には与論島や沖永良部島が見えることも。
波が穏やかな夏場、太陽が真上にある時間帯は底が見えそうなほどの美しい海、北風の吹く冬場は飛沫がかかるほどのダイナミックな荒波を見ることができるでしょう。初日の出スポットとしても有名で、元日には多くの人で賑わいます。
岬の周辺は駐車場や遊歩道が整備されているため、ベビーカーや車いすの方でも安心して回遊可能。遊歩道は10分ほどで一周できる距離です。ただし、遊歩道以外の場所は尖ったサンゴ岩が多く崖には柵もありませんので注意が必要です。
また、辺戸岬はかつて沖縄がアメリカの統治下にあった際、本土復帰を願う人々が国境の先にある与論島に狼煙を上げていた場所でもあり、与論島との友好の証「与論島・国頭村友好記念碑」や、本土復帰の証「祖国復帰闘争碑」などが建てられています。そうした沖縄の人たちの特別な想いを感じながら眺める海は、いつもと違った表情を見せてくれることでしょう。
施設情報
住所 | 〒905-1421 沖縄県国頭郡国頭村辺戸 |
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