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沖縄本島のほぼ中央（西海岸エリア）に位置し、隆起サンゴの断崖から臨む海は、海中のサンゴと共に海の色合いを変化させ、雄大な景色が広がる景勝地です。

万座毛とは18世紀初頭の琉球王尚敬（しょうけい）がこの地を訪れた時に「万人を座するに足る毛」と称讃したのがその由来とされています。「毛」とは沖縄の言葉で「原っぱ」の事を言い、隆起サンゴの大地の上には、天然の芝が広がり、その周りの植物群落は、県の天然記念物に指定されています。
復帰前、万座毛一帯には、中華人民共和国、北ベトナム、北朝鮮の放送を受信する米国国務省所管の放送局基地として使用され、無数のアンテナが建っていました。返還されてから現在のような景勝地になりました。波が作った造形美とマリンブルーの海、打ち寄せる白い波と絶景が楽しめます。 

本島有数のダイビングスポット

万座エリアには多くのダイビングスポット（ドリームホール、万座コーラル等）が存在し、周辺のアクティビティショップからは常にここを目指したツアーが企画されています。
万座毛の断崖からも想像できる迫力の地形、沖に向かて並ぶ大きな４つの根の上を、飛び移りながら一番奥の根までいけば、無数のサンゴや熱帯魚が群れをなして泳ぎ、人気のカクレクマノミなどにも出会え、またその地形も思い切り楽しめる為ダイバーには注目のポイントとなっています。