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食事

2026.01.08

1984年創業!山羊汁やあひる汁が食べられる!早くて美味しい南城市大里の人気老舗食堂「まんぷく食堂」

1984年創業!山羊汁やあひる汁が食べられる!早くて美味しい南城市大里の人気老舗食堂「まんぷく食堂」

こんにちは!日頃リュックと水筒をもって沖縄本島中を散歩しているライターの小鍋悠です。今回は、地元民に人気の食堂を取材すべく南城(なんじょう)市の老舗食堂「まんぷく食堂」へ行ってきました。

まんぷく食堂

50代~70代の地元客を中心にファミリーや観光客、外国人など幅広いお客様がひっきりなしに訪れる「まんぷく食堂」。店内は初めての方も常連客も誰でも入りやすい雰囲気で、今日も明るくユーモラスなスタッフの笑顔に包まれています。

メニューは山羊汁やあひる汁、牛汁など、主力商品の汁物メニューを中心に約70種類。店名通り「お腹いっぱいたべて欲しい」という想いをこめて、たくさんの美味しいごはんを用意します。

まんぷく食堂は、地元民が通うお食事処を探している方にぴったりの場所。地元民にまぎれながら、がっつりローカルな雰囲気のなかでランチや夜ごはんを食べることができますよ。

駐車場は30台、全メニュー持ち帰りOKという、どんなシーンでも利用しやすいお店です。

アクセス良し!子連れも大歓迎なローカル食堂

沖縄自動車道南風原南インターから車で約9分。まんぷく食堂は、沖縄本島南部の南城市 大里(おおざと)の仲間交差点向かいにあります。

周辺はコンビニや大型スーパーなどが点在し賑やかなエリアとなっています。

駐車場は店舗前と店舗裏の30台。那覇市含む南部エリアで駐車場がこんなに大きい食堂はレア。レンタカー民にとっては嬉しいですね!

バス停もお店の目の前なので、車を持っていない人やバス旅派にも便利です。

那覇方面からのアクセスも簡単で、沖縄本島最大のバスターミナル「那覇バスターミナル」付近から出ているバス「309番」「40番」に乗ると、乗り換えなしでお店に到着できます。

お店付近はスーパーやコンビニ、カフェなどがあるので、バスの待ち時間も安心♪

玄関には手すり付きのスロープがあり、色んな方がお店に来やすいような配慮が感じられます。分け隔てなく美味しいものが食べられるお店づくりに感謝!

店内は広々とした作りになっていて、入口から入って左側はカウンター席、右にはテーブル席と畳間があります。

畳間もゆったりとしたスペースで、窓際に座ると街を通る車や人の姿が見え、さらにローカル感が増します。

子供用の椅子や食器もあります。子連れ旅行の場合、子供と安心して食事をできる場所を探すだけで時間がかかることも。筆者も1歳の子供を持つ身なので毎回大変です。

ここまんぷく食堂は「美味しい」「子連れ歓迎」「駐車場広々」と嬉しい要素が揃っているので、子連れさんにもとてもオススメですよ。

予想を越えた!まろやかでクセのない山羊汁とあひる汁

山羊汁

メニューで1番気になっていた「山羊汁1800円」(サラダ、白飯付)を実食!

筆者は沖縄に生まれ45年経ちますが、山羊汁は日常で食べる機会がなかなか無く、まともに食べるのは人生3回目ぐらいです。

ドキドキしながら口にしてみた結果…

めちゃくちゃ美味しかったです!!

肉はホロリと柔らかく、汁は薄味のトロっと食感。クセや臭いは全然なく、あっさりとした風味。難なく食べることができました。いや、めちゃ美味でした。

沖縄の山羊汁を「食べたことがない」、「クセがある」と思っている人は、まんぷく食堂の山羊汁ならきっと大丈夫。ぜひ挑戦してみてください♪

山羊定食

山羊汁の肉の柔らかさの秘訣は、圧力鍋で1~2時間コトコト煮ている為。薄味なのは、お客様が自分の好みで塩を入れたり調整できるようにしているのだそうです。

山羊汁を注文するのは食べ慣れている地元の年配客が中心で、中には鍋を持参して持って帰る常連客もいるのだとか。

まんぷく食堂では、初めて食べる方には味見をさせてくれる優しいサービスも行っています。スタッフに申し出て、味見して食べられそうであれば注文してみるのがオススメです。

「山羊汁は料金高いですから、残されるとお客さんも私達も嫌なので、初めて食べる方には味見させているんです。食べられそうだったら注文してもらって、苦手だったら牛汁とか好きなものを注文させてますよ。日本人より外国人のほうが結構汁物を注文するんです。特に外国人の観光客は汁物を目当てにお店に来ますね。日本人のほうが山羊汁苦手な人多いかも(笑)」と、店長の玉城安子(たましろ・やすこ)さんは微笑みます。

フーチバー

ちなみに、山羊汁の上にのっているのは薬味のフーチバー。よもぎの一種で、沖縄方言で「フーチバー」と呼ばれています。沖縄の山羊汁には欠かせない薬味ですが、まんぷく食堂では「フーチバーは好みがあるから」と、別の皿に入れて提供。

筆者は入れないと山羊汁は食べられないほど大好物。フーチバーが山羊の臭みやクセを調和してくれるので、むしろたっぷり入れます♪

安子さんのご主人、裕(ゆたか)さんは「よもぎは無いときもあるから、切らさないように近くの(農産物直売所の)『軽便駅かりゆし市』にヨモギの確保をお願いしてるわけよ。山羊は高騰して1年ぐらい提供止めていたことあるよ。『(値段)高くしてもいいから出して~』とお客さんから言われていた(笑)」と、山羊汁のファンが多いことを教えてくれました。

あひる汁

次は「あひる汁 1200円」。沖縄の健康食の1つで、脂身が少なくヘルシーな汁物です。

まんぷく食堂ではどっぷりした大きな野菜を入れており、こちらも全体的に薄味で野菜の出汁がたっぷり。

「たくさん炊いてるから味が染みてるでしょ。薄味にしているのは、お客さんが好みで塩とか掛けられるようにしているから。野菜は時期によって変えてますよ。あひる汁はね、毎日食べに来る人いるよ。ほら、(お客様)来たんじゃない?」と裕さん。

あひる汁

各汁物メニューにはそれぞれのファンがおり、売り切れなどで提供していない時もあるそう。

「牛汁は売り切れは無いけど、どの汁物も切らさないように頑張ってます」と裕さん。どうしても「山羊汁、あひる汁が食べたい!」と言う人は、事前に電話確認がオススメです◎

「1人で牛汁とカレーを食べる人もいるよ。食欲がある人はみんな元気。おばあちゃんたー(達)も点滴より口から栄養が入っている方が元気でしょ」と裕さんはガハハと笑います。

創業話聞いてみました!毎日美味しいものをつくれる秘訣、健康法とは?

写真左から裕さん、長男のお嫁さん、 お孫さんと安子さん。

お客様が落ち着いたタイミングでご夫婦にお話を伺いました。まずは創業者の娘であるという安子さん。

「このお店は私の父親がはじめました。最初の15年ぐらいは他の場所で営業していて、約30年前にこちらに来ましたよ。お店は最初から「食堂」形態。汁物メニューは牛汁や山羊汁などからはじめて、後からあひる汁などを追加していきました。店名通りお客様には『お腹いっぱい食べてほしい』と想っていますが、実際のところ(経営は)ギリギリです(笑)。でもウチの店は物価が上がっても量は減らしてない。いろいろアイディアをひねりながら、やりくりしていますよ」

お客さんはほぼ県民で幅広い層が訪れるのだとか。年配客を中心に、ファミリーや子連れも。20代の女性が一人で来ることもあり、ランチ時は若いにーにー(お兄さん)が多いのだそう。

「ウチは量多いし、すぐ出てくるから丁度いいんだはず(笑)。ランチは好きな汁物が付きますからお得ですよ。予約も持ち帰りもOKです。お店のモットーとかは考えた事がないですが(笑)、お客様が満足で満腹で笑顔で帰ってくれたら、それだけで嬉しいです」と満面の笑みを返して下さいました。

続いて裕さんは、お店を一緒に切り盛りしているご家族への感謝を語ってくれました。

「ウチが提供が早いのは、家族スタッフがいるからです。子供達が手伝ってくれていて。長男夫婦がいるからどうにか回せている」

昔は夜の12時まで営業していたというまんぷく食堂。

「今考えたら、よくやっていたなと思います(笑)。家族経営だから、時には夫婦喧嘩や親子喧嘩もしますが、ウチらが良いのはケンカをその日で終えること。経営が詰まりますから、その日で終わり。これもお客様がいるから喧嘩できます。ありがたいことです。」

いまはご夫婦のお子さん達が、お店のInstagramの投稿なども担ってくれています。

以前は少し歩くだけでも汗をかくほど体力がなかったという裕さんが、毎日美味しいごはんを作り続けられる健康づくりの秘訣もちょっぴり教えてくれました!

「食事はね、朝はたくさん食べます。車のガソリンと一緒。ガソリンがないと動けない。昼食は軽く食べて、夜は毎日お酒飲むけど22時には帰る。昔、闘牛をやっていた影響で早起きが体に染みついていて。いま、朝は健康のためにウォーキングしています。ウォーキング継続のコツは『回りに言うこと』。有言実行せざるを得なくなる(笑)」

早朝に起きてウォーキングをし、可愛いお孫さんの成長を見守ることで、大きい病気もないのだそう。「人間ドッグで年齢相応の数値は出てくるけどね(笑)」と、朗らかに答えてくれました。

ご自身の健康の秘訣でもある食事。それも踏まえて「食べ物は大切だよ」と少年のような無邪気な笑顔を見せます。

そんな裕さんは、お仕事に対しても自然体。

「仕事は楽しくやるのが1番。ときどき食券や電子パネル導入の営業の人が来るけど、ウチは年配客が多いから難しい。仕事はね、見栄を張らなくていいの。できないことはやらない。自然体で、仕事は楽しくね~」

コロナ禍や、その後の営業でも苦労した日々のお話も「ウチらも日頃から、外食しながら他の飲食店を参考にさせてもらっていますよ。店の駐車場に自分たちの車を停めて、たくさん客が入ってるフリをしたこともあります(笑)」とユニークに語ってくれました。

筆者は、取材なのに裕さんのトークで大爆笑。最後の最後まで人生の名言を頂き、もうお腹も心もまんぷく状態。いつの間にか外は夜になっていました。

料理もスタッフも元気満点の「まんぷく食堂」。きょうも7名のスタッフが満点の笑顔でお客様を迎えます。

ぜひドライブ途中のランチやコーヒータイム、観光帰りの夕食に訪れてみてください。

地元客に混ざってローカル時間を過ごすと、また一味違った沖縄時間や沖縄の魅力を楽しめること間違いなし!まんぷく食堂は、沖縄ファンや沖縄リピーターこそぜひ訪れてみてくださいね。

[基本情報]まんぷく食堂
住所:沖縄県島尻郡南城市大里仲間1032
営業時間:10:30~21:00(L.O.20:30)※土・祝日は18:00迄(L.O.17:30)
休日:日曜
駐車場:30台
その他/子供歓迎、予約&持帰OK、禁煙(喫煙所は外に有)
https://www.instagram.com/manpuku4839/

konabeharuka
この記事を書いた人小鍋 悠
沖縄出身、沖縄在住。ことば×音楽のライフワーカー。某テレビ会社とラジオ局勤務を経て、現在ライター&司会者。小さい頃はとにかく図書館が大好きで、大学ではびっしり沖縄民話の調査に当たり「取材」の原点を味わったことから、ライターへ。得意な執筆分野は「沖縄あるある」。趣味はJazzとピアノ。 このライターの記事一覧

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