食事
2026.01.06
那覇空港から30分!海沿いのまち八重瀬町のローカル旅⑦地元民に大人気の焼き菓子&シフォンの店「うさぎの相棒」

こんにちは!日頃リュックと水筒を持って沖縄本島中を散歩しているライターの小鍋です。沖縄本島南部の海沿いのまち八重瀬町(やえせちょう)のローカル旅シリーズ7回目は、仲座エリアにあるスイーツ店「うさぎの相棒」に伺いました。
根強い地元ファンが多く、大人気の「プリン大福」は筆者もハマりにハマって月イチはゲットしています。店主のインスタグラムの投稿もユニークで、いつか取材したいと願っていたところ、今回快く取材許可を頂きました。
取材してわかったことは、「うさぎの相棒」のスイーツは体に優しいシンプル素材でつくられているということ。そして、うさぎの絵や置物などうさぎでいっぱいの店内は、スタッフの愛に包まれていました!
地元の人が通う人気なローカル店に行きたい人は、是非チェックしてみてください♪
目 次
うさぎの相棒へのアクセス!レンタカーでもバスでも〇

「うさぎの相棒」があるのは県道331号線沿い。八重瀬町の代表的な観光施設「南の駅やえせ」を出て南の方に6分ほど車を走らせると、右手にお店が見えてきます。

駐車場は、お店の隣に4台完備。レンタカーでくる方も安心ですよ。

お店の周辺にはバス停も。沖縄本島最大のバスターミナル「那覇バスターミナル」から50番のバスに乗り「南の駅やえせ」前のバス停「具志頭」で82番に乗り換えると、お店の最寄りのバス停にアクセスすることができます。
そのほか81番のバスに乗ると、お隣の糸満(いとまん)市にある「糸満バスターミナル」との行き来ができます。
糸満バスターミナルからは89番のバスで那覇バスターミナルまで行けて、1時間に3〜4本ほどコンスタントに出ているのでバス旅で訪れても安心です。

ターミナルの徒歩圏内には観光スポット「糸満市場いとま〜る」。各売り場やフードコートには年配のおばあちゃんたちがいて、もやしのひげを取っていたり談話を楽しんでいたりと、どローカルな風景を見ることができます。
市場では、食事やコーヒー、お土産探し、さとうきび絞り体験など楽しみ方もさまざま。鮮魚店で刺身を買ってフードコートでおにぎりと一緒に頬張れば、気分はすっかり「沖縄通」です(笑)。

ランチで訪れても良し!コーヒータイムで訪れても良し!お土産や体験で訪れても良し!
糸満市場を訪れたならば、ゆっくりまったり沖縄のゆるやかな「うちな〜時間」を満喫してくださいね。土日はイベントなどもありますよ。

市場前のバス停からは180度の海景色!これぞバス旅の醍醐味じゃないでしょうか。バス旅は、時間や手間は掛かりますが、レンタカーでは味わえないローカルな風景がゆっくり楽しめるのが魅力です♪
温かい手作りのお店「うさぎの相棒」

「うさぎの相棒」はやさしいクリーム色の建物。建物の壁や店看板や駐車場の案内板には、店長 天野英子(あまの・えいこ)さんの長女が原画をつとめたうさぎの絵がたくさん描かれています。

店内は白と茶を基調としたナチュラルな雰囲気。スタッフがコツコツと手作りでつくったお店だそうで、内装の白色のペンキの塗装や吊り下げランプの設置も、店長 天野さんの長女が担当なんだとか。
お店のあちこちにも、愛らしいうさぎのイラストや置物、マグネットなどがあります。
人気商品「プリン大福」はこうやって生まれた

取材中もプリン大福を買い求めに来るお客様がいらっしゃったほど、プリン大福は年中大人気。
どっぷりとした大福の中には、これまたでっかいプリンが入っています。お味は甘さ控えめで意外にもさっぱりとしているので、ペロッと食べれてしまいます。
大ぶりの大福になったのは、ケーキの型でつくっているからだそう。
「小さいのはさみしく感じたので、大きく作っています(笑)」と天野さん。
「こんな遠いところまで買いにきてくれるお客様に、どうせなら美味しいものを提供したくて。お菓子全般、自分が食べたくて作っているものばかりなんですよ~」と微笑みます。

プリン大福は遠くからわざわざ買いに来る方もいるほどで、1日40個も売れる日もあったのだとか。
現在はお店では1日15個のみの販売で、「南の駅やえせ」では火曜・木曜に9個ほど、土日には10個ほど販売中とのことです。
「焼き菓子とシフォンの店なので、本当はスコーンとかシフォンも売れて欲しいところですが(笑)、プリン大福は本当に人気です」。

うさぎの相棒のスイーツは全てシンプルな素材。
天野さん自身がシンプルなものが好きで、自宅でスイーツを作る時もプレーンな味のものが多かったのだそう。

「あんこは苦手だけれどお餅は好き、という風に自分の嗜好をいろいろ掛け合わせていった結果、プリン大福が生まれました」と、プリン大福の誕生エピソードを語ってくれました。
最初はシフォンケーキにプリンをサンドして販売していたのが始まりだといいます。
元々お餅が好きだった天野さん。試しにお餅でプリンを包んでみたところこれがとても美味しく、商品化に至りました。

「実はプリンは、食べるのは好きだけど作るのは苦手だったんです(笑)。私が作ると茶碗蒸しになっちゃって。プリンは、固さを維持するのが本当に大変で、温度と時間の調整が難しいスイーツです」と、苦労話も教えていただきました。
実はこっちが看板商品!素材と店主の優しさが伝わるシフォンと焼き菓子

店名にもなっているシフォンと焼き菓子は、豊富な種類が揃っています。
「カットシフォン 各250円」はプレーン、紅茶レモン、甘熟バナナ、オレオなどの種類があります。どれもふんわりとした食感で、食べやすい優しい甘さ。
気になる種類のシフォンを買っても良し、複数買って食べ比べしても良し。片手で食べられるので、ドライブのお供にもおすすめです♪

サクッとした表面にしっとり&ホロホロ食感なのは「スコーン 230円」。
店長オススメの「塩キャラメル」は、キャラメルの苦みときび糖のほのかな甘みが味わえます。筆者は1口食べるごとにその美味しさに感動して、食べ終わるのが惜しいぐらいでした。
スコーンは天野さんこだわりの食感。卵不使用でサクッとしているので、とても食べやすいですよ。

ほぼ卵黄で仕上げているというのは「プリン360円」。生クリームたっぷり、低温でじゅくじゅくと作っているため、濃厚に仕上がったのだとか。キャラメルの苦みと、ねっとりなめらかな食感がたまらなく、しっかりとした甘さの大人スイーツでした。

とろ生食感の「生スフレチーズケーキ380円」は、しっかり甘めで濃厚。国産のクリームチーズやきび糖、生クリーム、牛乳、卵など最小限の素材だけを使用しています。

月に1回、詰め放題で無料提供しているのは「プレッツェル メレンゲクッキー」。余った卵白を有効活用しようと作りはじめ、今やお店のレギュラー。めちゃ甘ですが、一度食べたら止まらない系のおやつです。
「皆さん最初は遠慮がちにもらっていくのですが、段々と袋が閉まらないぐらいに(笑)。子供に人気ですよ。職場や大人数でどうぞシェアしてください♪」と天野さん。

こちらは番外編!天野さんから「うち、肉巻きおにぎり(298円)も作っているんです~。南の駅で販売していますよ」と情報を聞き、さっそく南の駅でGET!
ゆかり入りのごはんを肉としそで巻いた豪華な一品で、おかずのようなおにぎり。軽食がわりに食べられますので、筆者も今回の取材後に帰宅ドライブしながら食べました!
「実はオープンして間もない頃、おにぎりや弁当などいろいろ販売していたんです。この肉巻きおにぎりは、娘が巻いていますよ」とのこと。

美味しすぎるので、最後にもう一度プリン大福の紹介を!
実は筆者もカフェやコンビニ、スーパーなどで大福を見かけるとすぐ買ってしまう大福好き。こんなに大きな大福が食べられるのがただただ幸せなのに、でっかいプリンも入っていて、もう極上。これを食べている時は本当に幸せ。
「いつ入荷しますか?」と南の駅にも問い合わせたことがあるぐらいです。店長の天野さん、プリン大福を生んでくれてありがとうございます!
最後に大事な情報として、プリン大福を食べる時にはウェットティッシュのご用意を。乾いたティッシュだと、お餅と一緒に手にくっついてしまうのでウェットティッシュがおすすめです。
そして、車内で食べる場合は要注意!表面の粉が、自分の鼻息で一気に飛び散ってしまうおそれがありますので(笑)、食べる時は息を止めてパクリといっちゃいましょう!
オープン秘話!子供たちのためにお店をつくりました

さて、今回何から何までお話を聞かせて下さったのは、店長の天野さん。
お店は2024年2月にオープン。店名の「うさぎの相棒」は、娘さんの好きな「うさぎ」と、天野さんが見ていたドラマ「相棒」を掛け合わせたのだそう。
お店のロゴにもなっているうさぎの絵を見て「何のお店かわからないけど来た」と訪れるうさぎ好きなお客様もいらっしゃるそうです。
「お店はもともと、子供たちの働く場所として作りました。子供3人とも自閉症なので、普通に働けて所属する場所があったらいいなと。ここに来てから、本人たちも絵をかいたりグッズを開発したり楽しそうですよ。3人がまともにお金を稼ぐにはまだまだなお店ですが、ゆっくり頑張っていきたい」と微笑みます。

スイーツへの愛、子供達への愛、子供達からの愛。「うさぎの相棒」は愛にあふれたお店でした。
訪れるのはほぼ地元客という「うさぎの相棒」。八重瀬ドライブで小腹が空いたら、地元客にまぎれながら、ほっこりとしたスイーツとスタッフ達に会いに行ってみてくださいね。
最後は「また気楽にきてくださいね〜♪」と店長の天野さんが見送ってくださいました。
【おまけ】お店周辺は散歩スポットだらけ

お店の周辺は、公園やブランコやさとうきび畑など、時間も空もゆっくり流れる散歩スポットがいっぱい。
特にお店の向かい側のエリアは山も川も畑もいっぱいなので、ぜひ散策してみてください。公園の芝生を裸足で歩いたり、さとうきびの葉の揺れるさまを見たり、ただただ風を思いっきり吸って深呼吸したり。いつのまにか元気チャージしてリフレッシュできること間違いなし♪

お店がある「仲座(なかざ)」エリアにある仲座公民館の向かいにあるのは仲座農村公園。キレイに整備されている芝生なので、靴を脱いでアーシングしたり子供を遊ばせたり。八重瀬町内で靴を脱いで遊べる芝生公園はかなり貴重ですので、観光のや運転の一休みにもぜひ。

芝生の向かいにはブランコも。立派なバナナの木が迎えてくれます。

公園のすぐ隣には川も。県外では川の風景は珍しくないと思いますが、沖縄ではだいぶ貴重。仲座がある八重瀬町具志頭は、水が豊富できれいなエリアなので、夏になると湧き水などのスポットなどで子供たちが遊ぶ姿も♪

周辺にはさとうきび畑がいっぱい!その根元には黄色い花「キバナサフランモドキ」。沖縄の青空によく似合う♪

仲座は、日照や雲や葉の揺れる様子など、いくらでも写真が撮れるエリア。八重瀬好きな筆者は熱弁すると止まらなくため(笑)、今回はこの辺で終わりたいと思います。

沖縄の原風景の空気ただよう仲座エリアで、おやつを食べて散策してドライブして。都会のような華やかさはない場所ですが、ゆっくりとした沖縄時間と悠久の自然があなたを待っています。
植物や花や太陽や雲を眺めるだけでもとっても元気になる場所なので、ぜひゆっくり訪れてみてください♪
[基本情報]焼き菓子&シフォンの店「うさぎの相棒」
住所/沖縄県島尻郡八重瀬町仲座20-3
営業/土日12:00~17:00(売り切れ次第終了)
駐車場/4台
※南の駅やえせでの販売は火・木・土・日曜
https://www.instagram.com/usagi_no_35/

この記事を書いた人小鍋 悠Keyword:



















