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2024.10.07

那覇空港から車で20分!世界のコーヒーとボリューミーな沖縄ぜんざいが楽しめる「自家焙煎珈琲 宮里屋」

那覇空港から車で20分!世界のコーヒーとボリューミーな沖縄ぜんざいが楽しめる「自家焙煎珈琲 宮里屋」

こんにちは!日頃リュックをもって沖縄中をさんぽしているライター小鍋です。

今回、私が大好きな沖縄本島南部にある海沿いのまち豊見城(とみぐすく)市豊崎に、美味しいコーヒー屋さんを発見しました。

「イーアス沖縄豊崎」1Fで飲める絶品コーヒー

自家焙煎珈琲 宮里屋

という事でやってきたのは、豊崎の大型複合施設「イーアス沖縄豊崎」の1Fフードコートにある「自家焙煎珈琲 宮里屋」。

以前に家族と訪れた際、こちらのコーヒーとぜんざいを頂いたらびっくりするほど美味しかったので、思わずその場で取材直談判。

自家焙煎珈琲 宮里屋

取材快諾下さったのは、オーナーの宮里弘毅(みやざと・ひろたけ)さん。2023年の4月28日にオープンしたこちらのお店は、これまで2010年に新都心天久(那覇)、2012年に真嘉比(那覇)、2023年に豊崎とエリアを変えながら営業し、今年で13年目を迎えるそうです。

大型複合施設である「イーアス沖縄豊崎」を選んだ理由は「ご縁」。

「チャンスがあったのでやってみようと。コロナ禍が明けていいタイミングだった」と宮里さんは微笑みます。

メニューを見てみると「カフェラッテ」、「テラミスコーヒー」、「カフェオーレ」とレトロな表記が。

昔の喫茶店で使われていたヨーロピアンスタイルの表記で、60~70代のお客様には「懐かしい~」と言われるそうです。

自家焙煎珈琲 宮里屋

まずは宮里さんおすすめの「オリジナルアイスコーヒー 540円」を注文。

味はしっかり濃いめで後味すっきり。口に粉感などが残らず旨味だけが残り、さっぱり飲める一杯です。

宮里屋のアイスコーヒーはLサイズのみ提供なので、食いしん坊の私にはたまりません。ちなみに、赤子をもつ授乳期真っ最中の私はカフェに行くと「カフェインレス」の文字を探してしまいますが、宮里屋のメニューにも発見いたしました。

「カフェインレス880円(ホット/アイス)」とのこと。妊娠中・授乳中の女性や、カフェインに敏感な体質の方でも宮里屋のコーヒーを味わうことができます。宮里さん、メニューを作ってくださりありがとうございます!

宮里屋こだわりのスペシャルティコーヒー

自家焙煎珈琲 宮里屋

宮里屋では高品質の「スペシャルティコーヒー」を扱っており、世界に認められた世界一高い「トップオブトップ」の経営者のコーヒー豆で提供しています。酸化の進行がしづらいため、体に優しく健康的なのだそう。

自家焙煎珈琲 宮里屋

宮里屋では熱風式焙煎機を使用しています。香りや味を楽しみたい人は深煎り、コーヒーの個性を楽しみたい人は浅煎りがオススメなのだとか。

宮里屋の代表格メニューは「テラミスコーヒー780円」、「キャラメルコーヒー780円」、「ヘーゼルナッツコーヒー780円」とのこと。

宮里屋の味を楽しみたい方はぜひ!

自家焙煎珈琲 宮里屋

沖縄県産の「又吉農園産イエローブルボン」や「東村産珈琲豆」もありました。

自宅で沖縄旅行の思い出にひたりながら、いつものコーヒーとはまた違った沖縄のコーヒーの味を楽しむこともできますよ。※ギフト用ラッピング有

その他、奇跡のコーヒー豆「コピルアク」など世界のコーヒー豆18種を提供しています。

ボリュームたっぷり!懐かしの味 沖縄ぜんざいと豊富なメニュー

自家焙煎珈琲 宮里屋

そしてこちらが、筆者激推しの「沖縄ぜんざい680円」。沖縄ぜんざいとは、かき氷のなかに黒糖で煮た甘い金時豆が入っているのが特徴。宮里屋の沖縄ぜんざいはボリューミーで練乳たっぷり。上から下まで練乳が楽しめて、最後のお楽しみの白玉もちゃんと入っています♪

ちなみに、筆者はプライベートでこちらの沖縄ぜんざいをしょっちゅう食べていたので、アイスコーヒーだけを頼んだ日は「あれ?今日はぜんざい食べないんですか?」とバレてしまいました(笑)

自家焙煎珈琲 宮里屋 自家焙煎珈琲 宮里屋

他にもタコライスなどのフードメニューやソフトドリンクなどがあり、取材時は「オリオンビール700円」を頼む外国人客も。

「イーアス沖縄豊崎」はすぐ目の前に豊崎美らSUNビーチがあり、パノラマビューの海や夕日をみることができる絶景スポット。施設内のテラス席では、年中ドリンクやフードを楽しみながらゆっくりと過ごすことができますよ。

母の思いを受け継ぐオープンな珈琲屋

自家焙煎珈琲 宮里屋 自家焙煎珈琲 宮里屋

宮里屋はオープンなつくりのお店なので、コーヒー豆の計り器や個性的なコーヒーカップなどを見ることができ、提供待ちの時間でも思わず興味をそそられます。

素敵なカップは「お客様に欲しいと言われたら売ります(笑)」とのことですので、気になる方は要チェック!

自家焙煎珈琲 宮里屋

今回の取材ではじめから印象的だったのは、お店を華やかにするたくさんの「花」。聞くと、これは宮里さんのお母さんのアイディアとのこと。

宮里屋はもともと宮里さんのお母さんが経営しており、当時はカフェと合わせて花屋もやっていたのだそう。そのため、お店のスタイルはお母さんから受け継いだアイディアも多いようです。

「宮里屋は、イーアス沖縄豊崎に来てから僕がオーナーになりました。僕はもともと教員志望だったんですが、高校生の時からお店を手伝っていましたし、母も年を重ねていきますから、その姿を見て僕が継ぎました。海沿いや(沖縄本島)南部でお店を探していたわけじゃないですが、ご縁でココでお店ができてうれしい」と話します。

自家焙煎珈琲 宮里屋

お店に訪れるたくさんの国内客や外国人客の1人1人と丁寧にコミュニケーションを交える宮里さん。店内では今日も、カジュアルでナチュラルな宮里さんの笑顔と美味しい一杯が光ります。

【基本情報】MIYAZATOYA OKINAWA BEANS SHOP(自家焙煎珈琲 宮里屋)
住所:沖縄県豊見城市豊崎3番35 イーアス沖縄豊崎1Fフードコート
営業時間:10:00~21:00

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この記事を書いた人小鍋 悠
沖縄出身、沖縄在住。ことば×音楽のライフワーカー。某テレビ会社とラジオ局勤務を経て、現在ライター&司会者。小さい頃はとにかく図書館が大好きで、大学ではびっしり沖縄民話の調査に当たり「取材」の原点を味わったことから、ライターへ。得意な執筆分野は「沖縄あるある」。趣味はJazzとピアノ。 このライターの記事一覧

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