観光
2024.05.29
那覇からさくっと路線バスの旅!空と海に囲まれた「瀬長島ウミカジテラス」
「瀬長島ウミカジテラス」は、那覇空港から車でおよそ15分の所にあります。
瀬長交差点から海中道路を渡った先にある、周囲約2キロほどの小さな「瀬長島」。その海岸沿いの斜面に並ぶ白い建物がリゾート型商業施設「瀬長島ウミカジテラス」です(以下ウミカジテラス)。
那覇から訪れやすく路線バスでも行けるので、市内滞在中や空港の利用前後に立ち寄るのもおすすめな観光スポット。
特に路線バスでの移動なら運転手が必要ないので、海を眺めながらオリオンビールを堪能できるなどメリットが満載です。
目 次
ホテルや観光地からもアクセス良好!利用しやすいバスの乗降地
今回ウミカジテラスまでは、東京バスが運行している「ウミカジライナー」を利用します。那覇〜糸満を結ぶ路線バスで、那覇空港や国際通りからも乗車可能です。
現金、タッチ決済のできるクレジットカード、定期券、回数券、その他各社が発行しているフリーパスが利用可能。(交通系ICカードは利用できません)
今回は、沖縄都市モノレール「赤嶺駅」前のバス停から乗車しました。乗車賃は赤嶺駅からだと片道150円。道が混雑していなければおよそ12分で到着です。
ウミカジテラスのバス停は、眺望の良い高台に建つ瀬長島ホテルの向かい側にあります。バス停で降りると早速見えてくる、青い空と海の景色がたまりません。
バス停からは、森の中をくぐるように続く階段を降りてウミカジテラスへ向かいます。
瀬長島にはウミカジテラス以外にもホテルが2軒、ビーチや広場、BBQ場、野球場などがあります。
周囲約2km程度で海に囲まれているので、時間があれば徒歩でぐるっと散策してみるのもおすすめです。
「ウミカジ」とは沖縄の方言で「海風」という意味です。名前の通り、海風がとても心地よく吹いていました。
青い空の下、斜面に並んだ白い建物は地中海の景色を彷彿とさせます。
ウミカジテラスにはグルメやショッピング、リラクゼーションなどのショップが40店舗以上。お店にはそれぞれ番号が割り振られているので、気になる場所をあらかじめ公式サイトや中央トイレ前の地図で確認しておくとスムーズに周れます。
早速、事前にチェックしておいたお店を探しながら施設内を散策していきます。
階段を少しのぼって振り返るだけでも、この絶景。太陽の光で海の青さと透明度が際立っています。白い建物と青い景色のコントラストに、思わず何枚も写真を撮ってしまいそうでした。
海とオリオンビールと沖縄そばを堪能できる「花はな商店」
沖縄らしい青い空と海を満喫したい!美味しい沖縄そばも食べたい!という要望を全て叶えられる場所がこちら、「花はな商店 ウミカジテラス店」です。
テラス席にある、可愛いレモン型のテーブルに目を惹かれて入店しました。
「花はな商店」は、定番系から進化系まで揃った沖縄そば屋さんです。早速、オリオンビールと沖縄そばを2種類注文しました。
写真はうずらの玉子と三枚肉が入った「沖縄そば」。魚粉を練り込んだ特注生麺がモチモチ食感で美味でした。
お店のイチオシメニューは「しあわせの黄色い花レモンそば」。レモンの酸味で爽やかなさっぱりとした味わいの進化系沖縄そばです。
今回は温かいスープでいただきましたが、冷たいスープを選ぶこともできます。
店内にも席はありますが、空いていたらぜひテラス席で青い海を見ながら沖縄そばを堪能してみてください。
[基本情報]花はな商店
住所:沖縄県豊見城市瀬長174-6 ウミカジテラス No.37
電話:098-851-3487
営業時間:11:00~21:00
定休日:年中無休
鯖バーガーを相性抜群の県産クラフトビールと「MKCAFE」
爽やかなペパーミントグリーンの外観で統一された「MK CAFE」は、2021年8月、東京都新宿区の大久保から移転してきた鯖バーガー専門店です。
沖縄らしいメニューも多く、県産のクラフトビールや島豆腐入りのサーターアンダーギーなどもあります。
王道メニューの鯖バーガーに、県産のクラフトビールを注文しました。モチモチの玄米粉パンとジューシーな鯖バーガー。肉厚な鯖は臭みがなくて皮はカリっと身はジューシー、お野菜もたっぷり入っているのでヘルシーにいただけました。
右は、ITOMAN/S(イトマンズ)の 「AKAMACHI」という糸満産のクラフトビール。パッションフルーツやアセロラの入ったフルーティーな口あたりのビールです。
左は「OKINAWA SANGO BEER」という、カルシウムとミネラルが豊富なコーラルウォーターを100%使用したビール。どちらも鯖バーガーに良く合いました。
テラス席のブルーのシーサーも可愛らしく、ここで食事をしながら記念撮影している人も多く見かけました。
[基本情報]MK CAFE
住所:沖縄県豊見城市瀬長174-6 ウミカジテラス No.38
電話:098-800-2768
営業時間:11:00~21:00
定休日:なし
スローライフを感じるビーチスタイルの雑貨屋「oluolu」
「oluolu(オルオル)」はハワイアン雑貨やTシャツ、アクセサリー、小物を取り揃えたセレクトショップ。南国っぽいデザインの雑貨が充実しているので、ウミカジテラスの雰囲気にもぴったりのお店です。
何枚持っていても、重宝するのがTシャツ。自分へのお土産に南国らしい柄のTシャツを買うのもいいですね。
観光中に買ってすぐそのまま着用できるアパレルや、地元の作家さんのハンドメイド雑貨など、ビーチサイドでのスローライフを充実させる商品が揃っていました。
[基本情報]oluolu(オルオル)
住所:沖縄県豊見城市瀬長174-6 ウミカジテラス No.30
電話:050-5538-3189
営業時間:10:00~20:00
沖縄の守り神がたくさん!「シーサー注意」
「シーサー注意」と書かれた黄色の標識が目印のこのお店は、様々なシーサーグッズの揃う雑貨屋さんです。
沖縄では魔除けのために屋根や門柱にシーサーを飾ります。本格的なやちむんのシーサーからインテリアにもなる小さな可愛らしいシーサーなど、いろんなシーサーが店内に並んでいました。
お祝儀袋や封筒など、シーサーのクラフト雑貨もありました。ちょっとしたお土産に喜ばれそうです。
自宅用やお土産など、ユニークなシーサー探しにぜひ立ち寄ってみてください。
[基本情報]シーサー注意
住所:沖縄県豊見城市瀬長174-6 ウミカジテラス No.36
電話:080-1542-2138
営業時間:10:00~20:00
「De:(でころん)」のデコサーターアンダギーと「N.alc.0(なるこ)」のコーヒーで青空おやつタイム
散策していると小腹が空いてきたので、カラフルにデコレーションされたサーターアンダギーのお店「De:(でころん)」で可愛らしいサーターアンダギーを購入。
そのまま隣にあるノンアルコールバー「N.alc.0(なるこ)」でドリンクを買って、海を眺めながらおやつタイムにしました。
サーターアンダギーは全て一口サイズ。注文時に、串にさすか箱詰めにするかを選ぶことができます。
ドライフルーツや黒糖、チョコチップなどが色鮮やかにデコレーションされていて、見ているだけでも楽しくなります。
沖縄の食材ゴーヤーチップは意外な組み合わせだと思いましたが、ほのかな苦味がサーターアンダギーの甘さにマッチしていました。伊江島産のラム酒「イエラム」を使った大人っぽい味のイエラムレーズンもおすすめです。
お団子感覚で食べられるので、小腹が空いた時にぴったりなおやつでした。
[基本情報]De:(でころん)
住所:沖縄県豊見城市瀬長174-6 ウミカジテラス No.45
営業時間:11:00~21:00
定休日:なし
[基本情報]n.alc.0 (なるこ)
住所:沖縄県豊見城市瀬長174-6 ウミカジテラス No.43
営業時間:11:00~21:00
定休日:なし
施設内を歩いていると、にゃんこが周囲を歩く人々を気にもせず、気持ちよさそうにお昼寝をしていました。
さて、私たちもそろそろ帰路につくことにしましょう。
バスは21時台まで運行しているので、都合に合わせてゆっくり過ごすことができます。
瀬長島ホテル内にある「龍神の湯」は宿泊者以外でも利用できるので、ウミカジテラスでご飯を食べてから温泉に入って、バスに乗って滞在先に戻る・・・なんて最高なプランも可能です。
今回は赤嶺駅から乗車して、帰りは国際通りのバス停で降りて帰宅しました。那覇観光の合間にバスで立ち寄れるのは嬉しいですね。
路線バスに乗って海に囲まれた瀬長島へプチトリップ
ウミカジテラスは、那覇の市街地や空港から気軽に行ける観光スポット。飲食やショッピングだけでなく青い海と開けた空や、那覇空港への飛行機の離発着も間近でみられるので、何もせずぼ〜っとするのにもぴったりの場所です。
たまにはレンタカーを借りずに、友達や家族とゆっくりバスに揺られる沖縄旅もおすすめですよ。
ウミカジライナー
https://www.tokyobus.jp/okinawa/one-city-bus01/
[基本情報]瀬長島ウミカジテラス
住所:〒901-0233 沖縄県豊見城市瀬長174-6
営業時間:10:00〜21:00(一部店舗によって異なります)
https://www.umikajiterrace.com/
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