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食事

2024.01.17

首里駅から車で5分!サックスの生演奏が聞ける「テントcafe Bluering」キャンプに行った気分でキャンプ飯

テントcafe Bluering

こんにちは!沖縄さんぽ好きのライター小鍋です。日頃リュックとおやつを持って県内をさんぽしています。今回は那覇市のお隣、西原町(にしはらちょう)に面白いカフェを見つけたので行ってみました。

こちらのお店では、建物内のテントの中で県産食材などを使ったキャンプ飯が食べられるほか、ランチ時にはサックス奏者が生演奏をしてくれるという豪華でユニークなサービスが付いています♪

モノレール首里駅から車やタクシーで5分という好立地なので、首里城観光の行き帰りにいかがでしょうか?

西原町に突如現れたキャンプ飯が食べられるテントカフェ

テントcafe Bluering

沖縄都市モノレール「ゆいレール」首里駅から西原町向けに県道29号線を直進。幸地ハイツ入口(西原向け)のバス停手前の交差点を左折すると、突き当たり左手に「テントcafe Bluering」が見えてきます。

お店は閑静な住宅街エリア。西原町のこのエリアでモーニングが食べられるカフェはだいぶ貴重。沖縄の日常空間の中でモーニングやランチを楽しみたい沖縄リピーターや沖縄通の方ほどオススメしたいお店です。

テントcafe Bluering

お店は朝8時からOPEN。さぁ入ってみましょう!ワクワクしてきました♪

テントcafe Bluering テントcafe Bluering

玄関を開けると、目に入ってきたのはファッショナブルな空間!店内で販売されているオリジナルブランド服「B and B」のお洋服です。

店内には、子供から大人まで楽しめる「B and B」のお洋服や帽子などを販売するブースも併設されているので、お食事の前後にチェックしてみてくださいね。

テントcafe Bluering

店内には大きなオーダーテント!後ろの大きなバナナの木やアダンの木のイラストが南国の雰囲気を演出します。

テントcafe Bluering テントcafe Bluering

テントの中をひょっこり覗いてみると、実際のキャンプでも使える切り株クッション。ベッドは大人が横になれる大きさ。

実際のキャンプで寝ているかのように実際にお昼休憩されるお客様もいるそうですよ。PCを持ち込んでの作業もOK。

テントcafe Bluering

お店の奥にはオープンスペースがあります。大人数で食事を楽しみたい方におすすめのスペース。居心地の良いキャンプ椅子に座れるのが嬉しいポイント!

豪快に炙る!もずくのミートローフやローストポーク

テントcafe Bluering

キッチンを覗くと、店長の新垣ひばりさんとスタッフさんが美味しいごはんを作ってくれています。

テントcafe Bluering

出てきたのは、もずくのミートローフ「もずローフ(1,900円)」。豚汁とマッシュポテトが付いたセットで、ドリンクはスタッフが丹精込めて作った「果実と乳酸菌と天然ミネラルと発酵シロップのジュース(680円)」をチョイス。

テントcafe Bluering

もずローフにたっぷりかかったチーズは、ひばりさんが目の前で豪快にバーナーで炙ってくれました。豪華や豪華!

テントcafe Bluering

ふわふわ食感のもずローフは、生産者ルートから仕入れた沖縄の津堅島の生もずくを使用。お店手作りのミネラルトマト塩麹とひき肉をつなぎにして作ったお店自慢の一品です。

ふわふわで軽い食感なので、女性でもペロリと完食できますよ♪

テントcafe Bluering

さらに筆者がえらく感動したのは、こちらの豚汁。鰹が利いたあっさり味のスープには、しめじ、肉、大根、人参、皮付きごぼう、ねぎなど具も沢山。

あまりにも美味しいのでひばりさんに話を聞いてみると「私、豚汁屋さんを開きたいぐらい豚汁が好きなんです」と満面の笑み。

テントcafe Bluering

「ちょっと見てみますか~?」とひばりさんに誘われてキッチンに行ってみると、ローストポークを切り分けるところ。

テントcafe Bluering

完成したのはお店人気NO.1のメニュー「炙りローストポーク(1,980円)」。ポークの上にはミネラル入り発酵調味料のモズクみそソースがかかっています。

テントcafe Blueringテントcafe Bluering

こちらも目の前で炙ってくれました!

こんな美味しそうな料理を目の前にすると笑顔になっちゃいますよね~♪お客さんとひばりさんがカメラにポーズを向けてくれました。

お店でサックスの生演奏とテント飯を採用したワケ

テントcafe Bluering

お昼前の11時ごろ優雅なサックスの音色が聞こえて参りました!

演奏しているのは、JAZZサックス奏者「じょじょ」さん。県内のホテルやライブ、イベントなどで引っ張りだこの人気ミュージシャンで、ひばりさんのご主人さんです。

JAZZ曲を中心にゆるやかなイージーリスニングやPOP曲などが、約1時間店内を彩ります。演奏が終わったころお話を聞いてみると「いま県内で昼JAZZが聞けるお店はないんじゃないかな~?」と照れながら話してくれました。

店内ではサックスのほか三線(さんしん)の演奏もあるそうで、それぞれの演奏の曜日や時間はお店の公式Instagramを要チェック!

テントcafe Bluering

お店が落ち着き、ひばりさんに少し話を聞いてみました!

「去年お店をオープンする前は、2009年からずっとダイビングのお店をやっていました。特に料理が好きだからカフェをはじめたわけじゃありません(笑)。私がキャンプやってたら『キャンプ教えて~』と言って来る人が多かったのでテントカフェをはじめた感じです。お店で出しているメニューは、日頃のキャンプで自分が食べていたごはんを参考にしています」と笑顔。

テントcafe Bluering

西原町という立地を選んだのは、「駐車場が山盛りあって、テントができる広い場所を探していたから。お客さんは地元の方が多いですね~。圧倒的に女性が多いです。カップルで来る男性客や、ソロキャンパーの方もいます」。

テントcafe Blueringテントcafe Bluering

赤ちゃん連れやお子さん連れの方も一緒に店内を楽しめるように、オムツ替えスペースや洋服販売スペースなど、店内には色んな仕掛けがあります。廊下には大きなフォトスポットも◎

テントcafe Bluering

お店で生演奏を取り入れたワケは、「なんだか音楽フェスみたいでカフェと相性がいいと思ったから。サックスのミュージシャンはたまたま家に居るし(笑)、三線弾ける友達もいたから、誰かが毎日入れ替わり立ち替わり演奏してたら、楽しんじゃないかと思って」。

「ウチは、他の料理人さんからすると考えられない仕込みをやっているかもしれないですが(笑)、キャンプ飯だからいい。実際のキャンプで作っているかのようにキッチンでつくっています。お客さまには、フツーにゆっくりしていって欲しいですね。足伸ばせるし、寝れるし、観光の合間にランチや休憩にぜひいらしてください♪」と締めくくってくれました。

テントcafe Bluering

「Bluering」の名に込めた地球・空・海が、今日も青い仲間の輪となって店内を包み込みます。

首里城観光の前後に、ぜひ沖縄の日常空間の中でモーニングやランチを楽しんでみませんか?足を伸ばしてゆっくり寝そべりながら、生演奏に耳を傾けてまったり過ごしてくださいね。

[基本情報]テントcafe Bluering
住所/沖縄県西原町幸地996-1
電話/098-988-4022
営業/モーニング8:00~10:00、ランチ10:00~15:00(L.O.14:30)
定休日/日曜、月曜(土曜、祝祭日は休日の場合有り)※最新情報はお店の公式Instagramを要確認
駐車場/あり
https://instagram.com/tent_cafe_bluering

konabeharuka
この記事を書いた人小鍋 悠
沖縄出身、沖縄在住。ことば×音楽のライフワーカー。某テレビ会社とラジオ局勤務を経て、現在ライター&司会者。小さい頃はとにかく図書館が大好きで、大学ではびっしり沖縄民話の調査に当たり「取材」の原点を味わったことから、ライターへ。得意な執筆分野は「沖縄あるある」。趣味はJazzとピアノ。 このライターの記事一覧

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