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2023.07.03

それは時代を越える美しさ 宜野湾市の「20世紀ハイツ」でアンティーク雑貨の魅力に触れる

20世紀ハイツ

こんにちは、最近またまた雑貨屋さん巡りにハマっているもーりーです!沖縄系から可愛い系、さらにはちょっと不思議なものまで様々ありますが、皆様はどんな雑貨がお好きですか?

その中でも特に注目をあつめているのがアンティーク雑貨。少し色褪せた塗装に微かについた傷跡。手にした雑貨がどんな時代に生まれてどんな人の手を渡ってきたのかを想像すると、なんかロマンを感じますよね。

今回は、そんなノスタルジーな気分を味わえる素敵なお店を紹介しちゃいますよ。

20世紀ハイツ

ということでやってきたのは、宜野湾市大謝名の小高い丘の上。

「えっ…こんなとこにほんとにお店なんてあんの?」と思わず進むのをためらってしまいそうな小道の先に見えてきました、白いアメリカ住宅のお店「20世紀ハイツ」。

20世紀ハイツ 20世紀ハイツ

店内に漂うアンティーク雑貨の香り、レコードの音色、そして時おり聞こえる振り子時計の懐かしい音。大きな窓からは、まるで絵画のような宜野湾市の街並みと海の景色を眺めることができます。

20世紀ハイツ

取材にお答えいただいたのは店主の須藤さん。東京でアンティーク品の扱い方や修理を学び沖縄へ。

「東京のお店は駅前の変わり映えしない景色だったので、沖縄ではゆっくりと景色を眺めたくてここにお店を構えたんですよ」と須藤さん。隠れ家風で見つけにくいお店ですが、沖縄の生活に近い雰囲気が観光客に人気です。

20世紀ハイツ

陶器や絵画に人形、そして当時の日用品。店内には、須藤さんの感性で選んだアンティーク雑貨が所狭しと並んでいます。1900年代のものを中心に、中には紀元前に作られた商品もあるのだとか!?

20世紀ハイツ

絵葉書やピンバッジ、コインなどをひとつずつ見ていると、時間が過ぎるのも忘れてしまいそうになります。

20世紀ハイツ

「アンティーク品にもう一度光を当てたい」時計などの機械類は全てオーバーホールして、現役当時のまま使えるようにしています。

20世紀ハイツ

沖縄の骨董にも精通している須藤さん。

「今では扱える人が減って、ほとんどの沖縄の骨董が県外に流れているんですよ」

沖縄のものだからこそ沖縄の人にその魅力を知ってほしい。そのための活動も今後行なっていきたいのだそう。

20世紀ハイツ

ゆったりとした空間で贅沢なコーヒータイム。こうやってアンティークを眺めながら須藤さんのお話を聞いていると何時間でも過ごせそう…。

ちなみに、メニューはコーヒーのみで1杯400円。

20世紀ハイツ

アンティークと聞くと敷居が高いイメージがありますが「そんなに気負わず、じっくりと商品を見ていってほしい」と須藤さん。

「作った人はもうこの世にいないのに、作品があって形があって、そこに作った人の意志が生き続けている。その意志を感じられるような空間にしたい」

ここには、私たちがまだ知らないアンティークの魅力がたっぷりと詰まっていましたよ。

[基本情報]20世紀ハイツ
住所/沖縄県宜野湾市大謝名2-17-7
電話/098-963-9349
営業/11:00〜18:00
定休日/水、日曜
駐車場/あり
Wi-Fi/なし
クレジットカード/可

池原盛輔
この記事を書いた人池原 盛輔
某県内情報誌の社員を経てフリーカメライターへ。美味しいと噂のお店に出没します。好きなのはカメラ、車、アニメ、格闘技。総合、空手、剣道、茶道の経験あります。旅に出たい今日この頃。 このライターの記事一覧

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