食事
2023.02.24
美味さの秘訣は店主の情熱 那覇市「麺処 てぃあんだー」に噂の沖縄そばを食べに行く
こんにちは、そばじょーぐーライターのもーりーです!
かつては某雑誌社の某沖縄そば専門誌を担当し、県内のさまざまな沖縄そばを食してきた筆者。恥ずかしながら、そんな筆者でもまだ足を運んでない名店がたくさんあります。
今回お伺いするのは、以前からメチャクチャ美味いと噂を聞いていた気になるアノお店。果たして噂は本当なのか!?
ということでやってきたのは那覇市天久、リウボウの裏手にある「麺処 てぃあんだー」です。
移転前から数えると、創業から20年以上にもなる老舗。ちょっと隠れた場所にありながらも、開店から閉店まで客足が途絶えないほど大人気のお店です。
インダストリアルな雰囲気に温かみのある木の質感、開放的な店内はまるでカフェのようなオシャレな空間です。ミシン台を使ったテーブルに、店主のセンスを感じますね。
オーダーはこちらの券売機で。定番の沖縄そばやソーキそばの他に、海老つけ麺に冷やしそばとメニューも豊富。
そんな中から選んだのは「フーチバー軟骨ソーキそば(中)900円」。
「創業からずっと美味しさを追求してきた」と店主。麺には硬水、スープには軟水と水も用途によって使い分けるこだわりよう。じっくりと手間をかけて出汁を取ったスープは、カツオが香る上品な味わい。
ソーキを別皿にしているのは、そんなスープへの自信の証です。
打ちたての自家製麺には数種類の小麦粉をブレンド。モチっと弾力のある噛みごたえに、ふわりと香るフーチバーの爽やかな香り。じんわりと感じるほのかな苦味が、カツオの美味しさをさらに引き立てます。
一通りスープと麺を味わったら、ちょっと味変をしてみるのもアリ。
テーブルの上のコーレーグースは4種類。普通のももちろん美味しいのですが、筆者のオススメは「生にんにくコーレーグース」。にんにくのパンチが効いて、ワイルドな感じの味わいになりますよ。
自家製麺を十分に味わいたいなら「冷やしそば」もオススメ。
香ばしい小麦粉の香りと甘みに、さらに弾力感を増した噛みごたえ。スープに付けてももちろん美味いですが、まずは何も付けずに麺を味わってみて。(写真は特別に用意してもらった試食用)
ということで今回は、那覇市天久にある人気店「麺処 てぃあんだー」を紹介しました。
独学で沖縄そばを研究したという店主。様々なジャンルからヒントを得て、今の沖縄そばがあるのだそう。「今でも初心者の気持ちで沖縄そばを研究しているんですよ」20年経っても冷めない店主の情熱が、長く愛される秘訣なのかもしれませんね。
[基本情報]麺処 てぃあんだー
住所/沖縄県那覇市天久1-6-10
電話/098-861-1152
受付/11:00〜L.O.14:00(売り切れ次第終了)
定休日/月・火曜
駐車場/なし(近くにコインP有り)
Wi-Fi/あり
クレジットカード/不可
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