こんにちは、そばじょーぐーライターのもーりーです！

某雑誌社の某沖縄そば専門誌を担当し、今までに数百杯の沖縄そばを食べてきた筆者がオススメする絶品沖縄そば企画の第10弾。

沖縄の年越しといえば沖縄そば、皆さんはどんな沖縄そばを年末年始に食べましたか？筆者も見つけてきましたよ、超絶美味しい沖縄そばのお店。

新年1発目に紹介するのは、なんと日本一の沖縄そば！？

ということでやってきたのは沖縄県の北部、宜野座村漢那。道の駅ぎのざのすぐ後ろ、静かな道の外れにひっそりとお店を構えるのが今回紹介する「パーラー カズ」です。

少し色褪せたノスタルジックな雰囲気がたまりませんね。筆者が子どもの頃は、こんなパーラーが集落に1件はありましたよ。

食堂風の店内もまたいい感じに懐かしいですね。テーブル席に座敷席、外にはテラス席とゆっくり過ごすことができます。

道の駅の水遊びエリアから水着のまま来店するお客さんもいるそうですよ。

100円で出していた小さなそばが人気になり、本格的な沖縄そばとしてメニューを出すことになったのだそう。

お値段もかなりリーズナブル…ん？メニューの中になんか気になるものが…辛口、激辛、極みそば？

なんとこちらには日本一辛い沖縄そばがあるんだとか、お店で一番辛い「カズの極みそば」も気になるのですが、「いや、辛口から試してみたほうがいいですよ」とお店の方に言われて辛口を注文することに。

辛口ですでにスープが真っ赤だが大丈夫か！？

恐る恐る麺をひと啜り…。豚肉のコクは感じるものの、鰹出汁でさっぱりとしたスープ。香りと共にじんわりと広がる島唐辛子の辛みがアクセントになっていて最高に美味い！！

「これはイケる」と調子に乗った筆者は激辛と極みそばのスープも味見してみることに。

奥が激辛で手前が極みそば。色的には激辛の方が辛そうですが…

うん、激辛はぎりぎりイケる…が、スープの出汁を堪能している余裕は正直ない！やっぱり辛い！！

一般の辛い物好きの方々はこれくらいなら大丈夫なのだそう。

そして極みそばは…いや、ムリ！ムリ！！ムリ！！！

香りからすでにヤバそうなオーラはありますが、口をつけた瞬間にブワッと広がる刺さるような辛み。なるほど、日本一の名は伊達ではないと言うことか…。

ちなみにこの後、筆者は涙としゃっくりが止まらなくなったとさ。

と言うことで今回は、宜野座村漢那の「パーラー カズ」で日本一〝辛い〟沖縄そばを味わってきました。もちろん辛くない方の沖縄そばもありますよ。こちらは「ソーキそば（中）600円」。コシのある麺に、香り豊かな宜野座村産のネギは上品で透明なスープと相性バッチリ。

辛いものを極めたいなら…いやいや、沖縄そばが好きなら必ず行くべき名店です！

［基本情報］パーラー カズ
住所／沖縄県国頭郡宜野座村漢那1385-7
電話／090-9815-7175
営業／11：00〜17：00
定休日／日曜
駐車場／あり
Wi-Fi／なし
クレジットカード／不可