食事
2022.08.29
沖縄の手仕事「やちむん」食卓を彩る美しい伝統工芸品の世界。tou cafe and gallery
はいた〜い♪Feel Crewのゆいです。
今回は那覇空港から車で約60分、読谷村にある「tou cafe and gallery (トウカフェアンドギャラリー)」をご紹介します。
沖縄の焼き物『やちむん』
やちむんとは沖縄の方言で『焼き物』のことで、琉球王朝時代から続く沖縄の伝統工芸品です。
伝統的なやちむんには魚や沖縄の植物などの絵付けがよく見られます。最近では若い感性を取り入れた新しい絵付けもあり、水玉模様など日常使いしやすいデザインも増え、若い世代の方からも人気を集めています。
tou cafe and gallrey は、読谷村のやちむんの里内にある「北窯」の松田米司さん・健悟さん親子の作品を堪能出来るギャラリー&カフェです。
琉球王朝から受け継がれる『赤絵』
赤い色の絵付けが施されている器を「赤絵」と呼びます。
赤絵はもともと琉球王朝時代の土族専用に作られたといわれており、位の高い人々が使用する貴重な器でした。
赤絵でしか見られない伝統的な柄も取り入れつつ、松田米司さんの感性も多く含まれている作品はどれも素敵なものばかり。
一般的な器よりも制作工程も多い赤絵。
実際に手に取ってみると手間をかけて丁寧に作られているのを感じました。
毎日の暮らしを丁寧に
作品は器だけでなくマグカップや湯呑みも販売していますよ♪
私が初めて買ったやちむんも北釜の松田健悟さんが作られた湯呑みです。
朝起きてコップ1杯のお白湯を飲むのがルーティンなのですが、やちむんに入れて飲むだけで丁寧な暮らしができているように感じられ、朝からとても幸せな気持ちになります。
ギャラリーと併設されているカフェ
ギャラリー作品を見るだけの利用も可能ですが
洗練されたオシャレな空間でゆったりカフェタイムをするのもおすすめの過ごし方。
チキンとナスのスパイスカレー ¥1,500
(サラダ・ドリンク付き) 写真はマンゴードリンク。
今回は、ピリッと辛口のスパイスカレーを注文。
国産無農飼育の鶏もも肉に10種類以上のスパイスを使った辛すぎないお味で、付け合わせのお野菜との相性もバッチリ!◎
やちむんは一見派手で合わせにくそうに思うかもしれませんが、和・洋問わず様々なお料理にも絶妙にマッチするのも魅力のひとつ。
同じお皿でも洋食に使うのと和食ではまた雰囲気も変わって楽しいです。
日替わりベイクドチーズケーキ (ランチに+350円)
この日の日替わりケーキは、アールグレイとイチジクのチーズケーキ。
紅茶の香りとイチジクの食感が絶妙で、最後の一口まで味わいました♡
カフェで使用されている食器も、併設されたギャラリーで購入することができるので、ランチやデザートを召し上がった後にゆっくりとお気に入りの作品をお選びください。
「見て、触れて、感じる」やちむんの魅力
tou cafe and galleryではセルフドリンクとしてご用意してくださっているお水を飲む際にも、やちむんを使用できます。
実際に手に取って使ってみることで飲み口などを確かめられるのも嬉しいですよね。
琉球王朝時代から時を超えた今でも愛されているやちむん。なんだかロマンを感じます。
沖縄ではホテルや居酒屋、レストランなどでもやちむんを使用している場所も多いので、ご旅行の際はお料理だけでなく器のデザインにも注目してみてくださいね♡
大切な人へ、沖縄旅の贈り物。
手仕事で1つ1つ丁寧に作られているため、全く同じ作品がない一点物。
お気に入りのものと出会えたら、それは運命。
さまざまな色味やデザインがあるので、大切な人を思い浮かべて贈り物を選ぶのも愉しいですよね。
洗練された上質な空間でやちむんを堪能できる素敵な世界観。
沖縄県民はもちろん、県外からお土産や贈り物として来店されるお客様が多いのも納得です。
那覇からも遠すぎず、ドライブに丁度いい距離にある読谷村。
沖縄に来た際はぜひ、tou cafe and gallery に行ってみてください♪
[基本情報]tou cafe and gallery
住所:沖縄県中頭郡読谷村伊良皆578
電話:098-953-0925
営業時間:11:00 〜 16:00 (L.O. 15:00)
定休日:日曜日、月曜日
駐車場:あり
https://instagram.com/tou.cafeandgallery
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