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2022.08.29

豊見城市 歴史と自然を感じる「とよみ大橋」周辺を美味しいパンを持ってぶらり散歩

こんにちは!沖縄在住ライターの小鍋悠です。日頃、おやつと水筒を持ってよく沖縄本島内を散歩したりドライブしています。

今回は初めて豊見城(とみぐすく)市の「とよみ大橋」を歩いてみました。今回の散歩のおやつは、とよみ大橋近くのパン屋「Buolangerie nakanishi」でGet。(※以後「ブランジェリーナカニシ」と略記)よく行くパン屋さんで、もう何を食べても美味しいので自信持ってオススメします!

では、とよみ大橋の風景やお店の様子を紹介しながらハリ切って散歩レポしまーす!

立ち込める焼き立てパンのいい匂い!目の前に国場川が流れるパン屋さんでまずはおやつGet

那覇バスターミナルから約30分。「真玉橋」のバス停で降りると徒歩約5分でお店に到着します。乗換なしで着くので、とてもラクです。お店の正面には国場川。遠目には、とよみ大橋が見えますよ。

オススメは朝の時間帯。朝日が穏やかで空気がキレイなので、ぼーっと見ているだけで癒されます。

お店の玄関のドアを開けると、う〜ん、いい匂い!

ハード系のパンからおかずパン、おやつパン、スコーン、冷たいサンド系まで幅広く並びます。種類が豊富なので朝食用、ランチ用、おやつ用と目的別に購入することができますよ。

1日およそ40〜50種の計300個超のパンが売れるという人気な「ブランジェリーナカニシ」。

営業時間は朝7時から夕方4時半までですが、早い時は午後2時には売り切れてしまうそうですので、どうしても買いたい人は午前中をオススメします!

取材中も買うのを諦めたお客さんが、残念そうに玄関を出て行く姿が見受けられました。

「ブランジェリーナカニシ」のおすすめパンを一挙ご紹介!

最初に紹介するのは、お店オススメの「ブラックオリーヴチーズカンパーニュ 」160円。

黒ごまの生地をベースにオリーヴとチーズがたっぷりのっており、実は、お店の商品の中で私が1番大好きなパン。もう何度食べたかわかりません♪

こちらの店舗をOPENした4年前からずっと売れているという全粒粉パン「パン・コンプレ 」220円。

そのまま食べても甘みのあるやさしい味をしているので、シンプルにパンを味わいたい人にオススメです。

チョコチップたっぷりの「チョコチップカスタード 」150円。

こちらもオススメのパンです!サクサクのデニッシュ生地にカスタードクリームとダークチョコ。どっさりチョコチップがのっているので、私はパンというよりチョコを食べている感覚になりました!

ほどよい甘さと苦味が大人味なので、甘さが苦手な私もペロっと。

お店で長年人気という「クリームチーズ&くるみパン コンプレ 」170円。

週に1回3〜5個まとめ買いをするお客さんがいるほど、根強い人気。

小麦粉と全粒粉を使用しており、とろけるチーズとくるみが入っています。ハードだけどふっくらしているので食べやすく、ワインと合わせてチーズなどと一緒におつまみにも♪

「ブランジェリーナカニシ」のパンの美味しさの秘訣

今回取材を受けてくださったのは、接客・販売担当の比嘉和代さん。

1989年創業と歴史が長い「ブランジェリーナカニシ」の話を色々聞いてみました!

お店の上の方に大きく書かれている壁絵は、オーナー仲西智秀さんの手書きの絵。

仲西さんは下積み時期、東京や仙台で5〜6年ほど修行。その後、念願の自分のお店をオープンさせました。こちらのエリアでの出店は、この6月にちょうど4年目に突入。

インターネットやSNS等での集客は行わず、口コミのみでの販売を行っています。

「どのエリアでも、オープンして最初はいつも細々と。でもじわりじわり、ずっと伸びていくのがウチのお店の特徴かも」と、比嘉さんは照れながら話します。

お店で作るパンの面々は、オーナーのセンスを感じられるものばかり。オーナー自身がお店周辺を見て歩いて、地域の趣向に寄り添って丁寧に選びます。「新作が定番になったり、新作がすぐボツになったり、1年前と1年後は商品の顔ぶれが違う。それもウチの店の特徴」と、比嘉さん。

パンはオーナーが前日に仕込み、当日の朝に一気に焼き上げます。

「土曜日は平日の2倍ほど売れるので、オーナーは頭パンクしそうになりながら、1日中パンを焼き続けています(笑)」。販売数は平日は約300個、土曜日は600個超。バゲットは1日6〜8本焼きますが、土曜日はその倍焼きます。

「お客さんの流れは読めないです。でも、いつもと同じことをやることが、同じ味、同じモチベーションを保ち続けられる秘訣。毎日勉強中ですが、これからも、いつ来ても楽しい、来て良かったと思ってもらえる商品やサービスを心がけて、心身の調子を整えて頑張っていきたいです」と、笑顔で話してくれました。

いざ!おやつを持って、とよみ大橋でお散歩開始

さて、おやつのパンをGetできたので、リュックにパンを詰めて「とよみ大橋」を歩いて渡ってみます。

私ライター小鍋は沖縄在住42年で、毎週のようにとよみ大橋を車で渡っていますが、実は徒歩で渡ったことがありません。そんな沖縄県民って、意外と多いのではないでしょうか。

今回は、沖縄協同病院側から橋を渡ってみます! ドキドキしてきました。

このエリアは、国場川と県内でも有数の野鳥の渡来地「漫湖」が合流する場所となっていますよ。

琉球の歴史に想いを馳せて、橋から眺めるグスク

歩き始めて左手に見えてくる、緑のこんもりとした丘は「豊見城(とみぐすく)グスク」(11,079坪)。14世紀末~15世紀初頭に南山の汪応祖(おうおうそ)が築城し、尚巴志(しょうはし)によって落城したといわれる城跡です。

城内には豊見瀬御嶽(とぅみしうたき)があり、旧暦5月4日のハーリー(爬龍船競漕)の日や雨乞いのときは、ここを拝んだと言われています。

琉球王国の三山時代、山南王(さんなんおう〈南山王〉)の配下にあった豊見城は、中山に対する第一線として豊見城グスクなどの各砦をおき、この時代の重要な位置を占めました。

歴史好きな私ライター小鍋、少し調べてみると、「麦稲穂祭と麦穂大祭の2つの祭の時、丙の日は御嶽への参拝(嶽上り)は厳禁されているので翌日に延期される」という旨の古い記述を見つけました。これは、この城が敵の火攻めにあって降伏したために、丙の日を忌むようになったという所以。

丙の日は「火の兄(ひのえ)」と呼ばれているようですので、その伝承が繋がるのかなぁとか色々想像してしまいました。

いまグスクは立入禁止のようですが、橋からグスクを見るだけでも圧巻!

歴史に想いを馳せ、おしゃべりしているうちにあっという間に橋の向こう側へ着きそうです。

橋の長さは445m。今回、往復約20分で渡ることができましたよ。

すがすがしい水辺の風景を目にゴール!最後は至福のおやつタイム

もうお腹ペコペコ!とよみ大橋のふもと、沖縄協同病院側の交差点側の石のベンチで休憩。

ちょうど雨が降ってきたのですが、大きな木が傘になってくれて雨宿り♪

さきほど「ブランジェリーナカニシ」でgetしたパンをいただきました。う~ん、腹ペコさんにはしみる~!

こちらの交差点にはハーリーの歌碑もあるので、時間がある人はぜひ見てみてください!

これにて、とよみ大橋周辺さんぽ終了!

このエリアは、沖縄の県庁所在地那覇市のすぐ隣にありながら、ハーリーの発祥地でラムサール条約登録湿地の「漫湖」やマングローブ、その周辺に集まる鳥など、水辺の緑を楽しむことができるエリアです。遊歩道が豊富で、花や緑もいっぱい。スロープや手すりやベンチもあり、地元の高校生やウォーキングを楽しむ人が多く見られ、おやつと飲み物を持ってゆっくりと訪れたい場所です。

漫湖について学べる「漫湖水鳥・湿地センター」やハーリーの歌碑、とよみ大橋にたくさん描かれる沖縄の絵。ゆっくり歩いて楽しむ女子旅、緑を楽しむ親子旅、のんびり一人歩き旅など、沖縄の都心から隣街にちょっぴり足を伸ばすと、すがすがしい風景があなたを待っていますよ♪

〈参考〉
・「とみぐすく市の文化財巡り」(平成31年3月 豊見城市教育委員会)
・「豊見城村の文化財(増補)」(2002年3月 豊見城村教育委員会)
・「豊見城市史」第二巻 民俗編(2008年3月31日 豊見城市役所)
・「豊見城村史」(1964年12月1日 豊見城村市役所)
・「豊見城市の遺跡」(2011年3月豊見城市教育委員会)
・国立天文台HP「こよみ用語解説」
・一般社団法人 日本橋梁建設協会HP

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この記事を書いた人小鍋 悠

沖縄出身、沖縄在住。ことば×音楽のライフワーカー。某テレビ会社とラジオ局勤務を経て、現在ライター&司会者。小さい頃はとにかく図書館が大好きで、大学ではびっしり沖縄民話の調査に当たり「取材」の原点を味わったことから、ライターへ。得意な執筆分野は「沖縄あるある」。趣味はJazzとピアノ。

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