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食事

2022.07.06

陶芸体験の後はやんばるの自然に包まれてカフェタイム「もとぶ南蛮窯 カフェ阿吽」でやちむん作りに挑戦

こんにちは、沖縄大好き系ライターのもーりーです!

沖縄文化に欠かせないものといえば、沖縄伝統の「やちむん」。ぽってりと厚く、どこか柔らかな見た目と独特の触り心地が、料理や生花をより魅力的に演出してくれますよね。

やちむんを購入するためだけに沖縄にきている、というコアなファンも多かったり。でも「どうせなら自分でやちむんを作ってみたいな〜」って方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

そこでやってきたのは、やんばるの森に包まれる「もとぶ南蛮窯 カフェ阿吽」。今回は、新しいメンツとなったFeel Crewが陶芸体験に挑戦してきましたよ。

那覇空港から車で2時間ほど、本部町山里の深い森の中に今回紹介するお店はあります。

今回陶芸体験に挑戦するのはFeel Crewの蒲山さん。大学で芸術関係の講義を取っており、陶芸にも興味があったのだそう。ろくろに触れるのは初めてとのことですが、上手くできるかちょっとドキドキしますね。

今回はカフェのテラス席で体験をさせていただきました。お店の方に貸していただいた作務衣を着て早速挑戦。

まずは店主の和代さんにサポートしてもらいながら1回目の挑戦です。

基本的には土の感触を楽しみながら自由に形を作っていくスタイル。蒲山さん、表情はちょっと硬いですが手つきは結構いいですよ。

ろくろの回る速度を調整しながら陶器を形作るのって見ている以上に大変。一度グニャリと歪んでしまうと、元に戻すのは難しいんですよ。でも、これはこれでいい感じ…。

上手く作るコツは「とにかく数を重ねること」と和代さん。2回目、3回目とかなり上達したんじゃないですか?手元を見つめる表情はいつも以上に真剣です。

今回は3作品作って体験終了。体験料5,000円で、世界で1つだけのやちむんが作れちゃいますよ。

「普段使いできるものを作りたい」とおっしゃってた蒲山さん、コップにマカイも作れて満足そうですね。この後お店の方が釉薬を塗って焼き上げで、出来上がるまで約3ヶ月かかります。

さてさて、陶芸体験が終わったらのんびりとカフェタイム。山小屋風の店内は静かで落ち着いた雰囲気。冬には、奥の暖炉に火を入れて暖かく過ごせるのだそうですよ。テラスから眺めるやんばるの景色も最高ですね。

今回ランチでいただいたのは、地元の新鮮野菜をたっぷり使用した「ピザセット1,400円」。

もっちりとした手作り生地に、旬の野菜のシャキッとした食感。チーズのコクと野菜の濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。

鶏ガラからしっかりと出汁を取ったオリジナルのカレー。そのカレーをチーズと一緒に焼き上げた「焼きカレー930円」も人気の一品。

ギュッと濃縮された鶏とスパイスのうまみがたまらない!

ケーキも手作りで用意しています。店主のオススメは「スフレチーズケーキ400円」。

フワッとしたの上でとろけるような食感。甘さは控えめながらも、チーズの爽やかなコクと香りが美味しさを引き立てます。

ひんやり冷たい「黒糖ぜんざい500円」も大人気。もちもちの豆の食感、黒糖の自然な甘さが夏バテを一気に吹き飛ばします。

人懐っこいニャンコに癒されたり、ギャラリーでやちむんを購入したり。

初代陶主は、登り窯を興すためにこの地に移り住んだのだそう。カルストが見えるやんばるの森の中で生まれた焼き物は、土の色合いを前面に表現した力強い姿が特徴。

親子2代で紡いできたもとぶ南蛮窯、その魅力をカフェと陶芸体験を通して味わってみてください。

[基本情報]もとぶ南蛮窯 カフェ阿吽
住所/沖縄県国頭郡本部町山里433
電話/0980-47-5380
営業/10:00〜18:00(L.O.17:00)
定休日/月〜水曜
駐車場/あり
Wi-Fi/あり
クレジットカード/可

池原盛輔
この記事を書いた人池原 盛輔
某県内情報誌の社員を経てフリーカメライターへ。美味しいと噂のお店に出没します。好きなのはカメラ、車、アニメ、格闘技。総合、空手、剣道、茶道の経験あります。旅に出たい今日この頃。 このライターの記事一覧

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