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2022.05.30

八重瀬町「港川漁港」周辺のお刺身ロードで美味しい魚を求めて!ぶらり散歩の旅

沖縄本島南部、八重瀬(やえせ)町にある港川漁港周辺には、とれたての鮮魚やお刺身、天ぷらなどを販売しているお店が点在しています。知人から聞いた話によると一部では「お刺身ロード」と呼ばれいるそう。

天気の良い日には、美味しいお刺身を求めながらのどかな集落をぶらりとお散歩したくなります。今回実際に散策しながらお刺身も堪能してきたので、沖縄の原風景が残る港川漁港周辺の街並みや鮮魚店を紹介します。

新鮮なお刺身やお惣菜が並ぶ「港川パヤオ鮮魚店」

県道331号線沿いにさしみ、天ぷらののぼりが立っている「港川パヤオ鮮魚店」。ドライブの途中に見かけると、思わず立ち寄ってみたくなるお店です。

それほど広くない店内に、所狭しと新鮮なお刺身や天ぷら、お惣菜などが並んでいます。

漁港から仕入れた新鮮なお刺身。数種類の魚が入っているパックかマグロづくしのパックを買うか悩みましたが、今回はマグロのお刺身を買いました。

タコキムチやいちゃ漬けなど、海鮮を使ったお惣菜も美味しそうです。

※「いちゃ」とは沖縄の方言でイカの事です。

パヤオ鮮魚店で販売しているおつまみにぴったりの「イカの羽 いちゃいちゃ」。

セーイカのミミを揚げた物で、「イカ=いちゃ」をリズム良く繰り返し、みんなで仲むつまじく食べてほしいと「いちゃいちゃ」と名付けられたそうです。

お店の側では、さくら耳(去勢手術済みの目じるし)の猫がすやすやと気持ち良さそうに眠っていました。魚屋さんと猫のセットは絵になりますね。

[基本情報]港川パヤオ鮮魚店
場所:沖縄県島尻郡八重瀬町港川139−1
電話: 098-998-8622
営業時間:8:00~19:00

海を近くに感じる港川漁港までの街並み

パヤオ鮮魚店の側にある「港川漁港入り口」の看板から海の見える方向へ進みます。

看板には「ハーレーの里」とも記されており、ハーレーとは、旧暦5月4日に行われる航海の安全や豊漁を祈願し、サバニ(漁船)で競漕を行う伝統行事です。

漁港入口近くにある元美容室は、まるで船の窓のような建物になっています。漁港の街並みにぴったりなデザインですね。こちらの建物は現在は使われていないようで、すぐ隣の店舗で営業されていました。

住宅街の途中にも鮮魚店があります。壁に描かれた釣り船が印象的な「海人鮮魚店」。

沖縄の昔ながらの古民家にも出会えます。

屋根の赤瓦は台風に飛ばされないように漆喰で固められているのが特徴。塀に使われている花ブロックにも沖縄らしさを感じます。

※花ブロック(沖縄発祥の建築資材で透かしブロックのこと)

集落入口から500mほど進むと海が見えてきます。道沿いにある家から覗く濃いピンクのブーゲンビリアに目を惹かれながら、漁港方面へ進んでいきます。

漁港に佇む、外観が味わい深い南国食堂。この日は残念ながら店休日のようでしたが、次回はぜひ訪れてみたいです。

港川漁港が目の前!「金城鮮魚店」

年季の入った外観に、地元で愛されてきたことが伺えます。元気なおばぁが店番をしていた金城鮮魚店では、港川漁港で穫れたセーイカとタコのお刺身を買いました。

※セーイカとは沖縄の方言で大型のソデイカの事です。

[基本情報]金城鮮魚店
場所:沖縄県島尻郡八重瀬町港川302
電話:098-998-4920

地元の人でにぎわう天ぷら・さしみ 「ヨシ鮮魚店」

漁港を奥へと進んでいくと、天ぷら・さしみ 「ヨシ鮮魚店」が見えてきます。駐車場には結構な車が駐車していて、店内へ入ると天ぷらを注文する人や受け取る人でにぎわっていました。人気の高さが伺えます。

ここでは、サカナ天ぷら、うむくじ天ぷら、野菜天ぷらを調達。冷めないうちに食べられる場所を探すことにしました。

※うむくじとは沖縄の方言で芋くずの意味でイモのでんぷんの事です。

[基本情報]天ぷら・さしみ ヨシ鮮魚店
場所:沖縄県島尻郡八重瀬町港川350
電話: 098-998-8830
営業時間:11:00~18:00
定休日:月〜木

絶景ポイントを発見!港川の浜を見渡せる東屋

漁港の奥まで行くと「港川の浜」があり、その通り沿いにちょうど海を見渡せる東屋を見つけました。

早速買ったマグロ・セーイカ・タコのお刺身や天ぷらなどを広げてセッティング。

まずはヨシ鮮魚店の天ぷらからいただきました。衣に味が付いてるのでそのままで充分美味しくいただけます。サクッとしていて油っこくなく、いくらでも食べられそうです。

オリオンビールを片手に、ランチタイム。乾いた喉にはビールがよく合います。

お刺身もリーズナブルなのにどれも新鮮で美味しい!とくにセーイカは歯応えが良く、噛むごとにイカの旨味が口に広がります。時折、イカの羽いちゃいちゃもつまみながらビールを飲み干しました。

八重瀬町にある唯一の港町。海風に吹かれながらのぶらり散歩は心地よいものでした。また絶景ポイントを発見できたのも思わぬ収穫です。

普段は車で通り過ぎるところも歩いてみるといろいろな風景に出会えます。あまり知られていない沖縄の集落をのんびりと散策してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人オオシロ ジュンコ
沖縄出身那覇在住の地元民。ビール大好き、猫好きです。地元民だからこそ知る沖縄の魅力を伝えていきます。只今、カメラ勉強中。趣味はハワイアンフラ、食べ歩き、バレーボール。特技は「人見知りしないこと」です。 このライターの記事一覧

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