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食事

2021.08.04

海を眺めながらボリューミー&ゴージャスな和牛バーガーいただきま〜す!うるま市「EST Burger(エストバーガー)」

海を眺めながらボリューミー&ゴージャスな和牛バーガーいただきま〜す!うるま市「EST Burger(エストバーガー)」

うるま市の海中道路を車で走ると目に入る「海の駅 あやはし館」。敷地内には海に向かって左側のエリアにコンテナ型の店舗がいくつか並び、その中にハンバーガーショップ「EST Burger(エストバーガー)」があります。

海岸沿い、コンテナを改装したおしゃれな外観、移動して飲食できるフードコートのようなフリースペースなど・・・魅力的なポイントがたくさんあるこのお店に行くと、まるで外国に来たかのよう。見晴らしのいい海景色の中、さわやかな風に吹かれながらおいしいハンバーガーを味わえます。景色自慢・味自慢のすてきなお店を紹介します。

地元名産「あやはし牛」のうま味たっぷり

オーナーの久保田勲さん

「全てのバーガー、黒毛和牛・あやはし牛100パーセントのパティを使っています」と語るのはオーナーの久保田勲さん。

小麦粉などを一切使わないこだわりのパティは、お肉のうま味を最大限に生かした味わいです。オープン当初は合い挽き肉を使っていましたが、うるま市観光協会のスタッフにブランド牛の「あやはし牛」農家を紹介されたことをきっかけに、現在のパティが誕生したそうです。

あやはし牛

さらに詳しく聞くと「あやはし牛」の中でも経産牛(子どもを産んだ母親牛)のお肉を使っているとのこと。

以前の経産牛は「肉が硬い」という理由で敬遠されることがあったそうですが、再肥育をすると「未経産牛に引けをとらない品質になる」ことが判明したのだそう。年を重ねた牛は肉のうま味が増し、おいしいと好評なのだそうです。

「あやはし牛」のそれらの情報を知った久保田さんは、農家さんとコミュニケーションを重ね赤身と脂身の割合を調整。研究してハンバーグに適したお肉を発注しています。

地元の特産品「和牛」との出合いが、絶品ハンバーガーの誕生秘話だった訳です!

ちなみに「あやはし牛」はうるま市の「うるマルシェ」にて販売中で、焼肉用やステーキ用のお肉が購入できるそうです。

お客様の「おいしい!」が聞きたくて

EST Barger

続いて、絶品ハンバーガーができるまでのポイントを、聞いてみましょう。

「作り置きはしていません。注文を受けてからハンバーグを焼き始めます」と語った久保田さん。作り置きしておくと、ジューシーな肉汁が流れてしまうそう。

「おいしい!」というお客さまの声が聞きたくて、手間ひまをかけて日々ハンバーガーを提供しています。

EST Barger

極上の味を食べてもらう努力を怠らない久保田さんですが、開店にあたり迷いもあったんだとか。

以前は恩納村の居酒屋に勤めていた久保田さんは、修行期間を含め14年間在籍したのちに独立。うるま市具志川に、店主として居酒屋をオープンしたそうです。

ですが思った以上に、一人で店舗を切り盛りするのは大変な日々。客単価の計算、食材の調達、人材の確保など全ての面で苦労がありながらも3年半営業を続けましたが、状況が上向きになることことはありませんでした。

EST Barger

そんな中、恩納村の居酒屋で共に働いていた友人から連絡が入り、現店舗の場所のテナントにならないかと持ちかけられました。

悩んだ久保田さんですが先に開業を決めた友人を手伝ううち、この場所は立地ほか多くの魅力があると気付き、オープンに至りました。

EST Barger

「修学旅行のシーズンで学生さんたちが大勢来ましたので、これだったら良いかもと思い開業しました」と久保田さん。ちなみに手伝った友人のお店は隣のピザ屋「BeachSide PizzaBar BEAPA」だそうです。

「調味料を貸し借りするなど、隣とは助け合っているんですよ」というほっこりエピソードも。志を持ち友人と一緒にがんばり励まし合えるのは、すてきなこと。次はぜひ隣のピザ屋さんにおじゃましたい、と思いました。

大人も子どもも満足の絶品オリジナルメニュー

大人も子どもも満足の絶品メニュー

ここで、お店のメニューを紹介します。人気ナンバーワンの看板メニューは、ボリューム満点の「エストバーガー」(左/1000円)

肉汁がジュワッとあふれるパティに絡み合うのは、オリジナルのシークァーサータルタルソース。ここでしか味わえない沖縄風味のソースです。パティをはじめ、久保田さんが厳選したこだわり食材をふわふわのバンズが挟み込み、味もボリュームも大満足。お腹が空いている男性たちもきっと大喜びです。

てっぺんに刺してあるのは丸ごと1本の「ガーキン(小ぶりなキュウリ)のピクルス」。箸休め的にいただいて口をさっぱりさせてまたバーガーに戻ると、味わいがより深くなりました。

ハイサイソース

ピリ辛の沖縄特産「ハイサイソース」をかけて食べるのもオススメ! 味の変化で、二度おいしかったです。

その他にもとろけるチーズがたまらない「メルティチーズバーガー」。チーズのコクがパティのジューシーさを引き立て、マイルドながらしっかりとした味わいを楽しめます。

またビールに合う「タコスバーガー」、くせになる美味しさの「ガパオバーガー」など、エストバーガーならではのメニューが並びます。

バーガーのお供に「アセロラジュース」、「シークァーサージュース」などの沖縄を感じるさっぱりドリンクを注文すると、口に優しく沖縄旅情も味わえます。

「とにかく安く提供する価格勝負ではなく、ちょっと値段がはっても、良質なおいしさを提供するメニューにこだわっていきたいです」と語る久保田さん。メニューを眺めるとその言葉に納得です!

贅沢な景色の中でいただく絶品バーガー

海を眺めながらボリューミー&ゴージャスな和牛バーガーいただきま〜す!うるま市「EST Burger(エストバーガー)」

注文して数分、出来立てのハンバーガーを受け取り海側へ移動。海を眺めながら口にすると、つい時間を忘れてしまいそう。ここでしか楽しめないぜいたくなひと時だと実感しました。

「夏場は店内に自然に風が通り心地良いです。エアコン不要の日もあるんですよ」と久保田さんが語るほど、海風を感じることができるこのお店。

久保田さんによると、土砂降りの日は店の中まで雨が入ってくるため、クローズする場合があるのだそう。そのくらい天気=自然に左右されるとは驚きましたが、そこが魅力のひとつともいえますね。営業状況はインスタグラムで随時お知らせしているそうです。

ハンバーガーは700円からで、ソフトドリンクは全て300円。ドリンクセットやポテト付きのコンボなどもありますので、店頭でご確認ください。

また、「うるま市のふるさと納税」でお食事チケット3000円分を販売中。沖縄旅行の際にはチケット持参を忘れず、ぜひお立ち寄りください。

最後にプチ情報を。店舗から少し離れた裏手にはブランコもあり、揺られながらハンバーガーを食べるのもオススメ。好きな場所で好きな時間に、うるま市名物「あやはし牛」が味わえるハンバーガーをたっぷりいただいてください。

[基本情報]EST Burger(エストバーガー)
住所:沖縄県うるま市与那城屋平4
電話:非公開
営業時間:11:00〜15:00(売り切れ次第終了)
定休日:木曜日
駐車場:あり
https://estburger.shopinfo.jp
Instagram@est_burger_burrito

※2021年4月、テイクアウト専門店オープン!
[基本情報]ESTうるマルシェ店
住所:沖縄県うるま市前原183-2 うるマルシェ フードコート内
営業時間:11:00〜18:30
休日:うるマルシェ休館日
駐車場:あり
Instagram:@est_urumarche

nohatakako
この記事を書いた人饒波 貴子
那覇市出身・在住。OL生活、週刊レキオ編集室勤務を経て、フリーライターに。現在は沖縄のエンターテインメントおよび店舗紹介を中心に取材・執筆。ウェブマガジン「琉球新報Style」、雑誌「porte」ほかで執筆中。 このライターの記事一覧

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