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食事

2021.03.25

小さなカフェで世界のお茶に出会う 南城市の「お茶カフェ 茶房一葉」

お茶カフェ 茶房一葉

喉が渇いた時に、ついついお茶が飲みたくなるという方は多いんじゃないでしょうか。優しく喉を通り抜ける感覚に「ああ、日本人でよかった!」と思うことも。

でもお茶は形を変えて世界中で親しまれているって知ってました?台湾茶を中心に、世界のお茶を楽しめるカフェが沖縄県の南城市大里にあります。

「お茶は添加物のない素のもの、安全で体にいいし、バラエティも豊かなんですよ」とおっしゃるのは「お茶カフェ 茶房一葉」店主の上原さん。お茶の原点である中国に何度も通うほどお茶が好きで、趣味が高じてこのカフェをオープンさせたといいます。

用意しているお茶は、日本茶、中国茶、台湾茶に紅茶とさまざま。どれも一級品の銘柄のものばかりで、しかもリーズナブル。

お茶カフェ 茶房一葉

那覇空港から車で30分ほど、細い小道の先の静かな住宅街、さとうきび畑に囲まれた場所にお店はあります。駐車場はお店の右隣。お茶と聞くと敷居が高いイメージがありますが、オシャレなカフェ風なので気軽に入れますね。

お茶カフェ 茶房一葉

お茶カフェ 茶房一葉

小さな店内にはテーブル席が3席ほど。窓から眺めるのは、さとうきびの揺れる景色。静かでゆったりとした時間の中、日々の喧騒を忘れてのんびりと美味しいお茶を味わえます。

お茶カフェ 茶房一葉

日本人にとってお茶はとても身近な飲み物。誰しも一度は茶葉からお茶を淹れたことがあると思います。でも実際淹れてみると、うまく味が出なかったり逆に渋すぎたり。

ここでお茶を頼めば、国内外のさまざまなお茶に精通する上原さんが目の前で淹れてくれるので、美味しい淹れ方を学ぶことができますよ。お茶を求めて国内外を旅した上原さんのお茶旅話もすごく素敵です。

お茶カフェ 茶房一葉

淹れていただいたのは沖縄・大宜味村で採れた緑茶「サエミドリ」。日本茶の魅力は、淹れる人の心まで味わえること。丁寧に淹れることで1煎目はふわりと広がるほのかな甘さを、2煎目、3煎目と徐々に際立つ爽やかな苦みを堪能することができます。

お茶に合わせていただいたお菓子も上原さんの手作り。この日は「桜のケーキ」をいただきました。

お茶カフェ 茶房一葉

「地域が変われば、お茶の淹れ方や楽しみ方、茶器も変わるんですよ」と上原さん。

日本茶は少し冷ましたお湯を使うのに対し、台湾茶は沸騰したての熱いお湯を注ぎ、さらに蓋をした急須にもお湯をかけて温めます。そうやって淹れらたお茶がなんとも香り高いこと!

今回淹れていただいたのは、台湾茶の中でも有名な「凍頂烏龍茶」。かすかに感じる甘みの中に花のような香りが際立つ逸品です。

上原さん手作りの「マントウ」

美味しい台湾茶にぴったりなのがこちら。上原さん手作りの「マントウ」です。モチモチっとした食感で、オープン当時から変わらぬ人気の逸品。

お茶カフェ 茶房一葉

お茶が気に入ったら、茶器と茶葉を購入して自宅で淹れてみるのもいいですね。こちらの茶葉は、直接現地の農家さんから取り寄せて上原さん自身でパッケージしたもの。本格的なお茶をリーズナブルに楽しむことができますよ。また、お茶に合わせた手作りのお茶請けも好評です。

「お茶に興味を持って、自分の好きなものを見つけて欲しい」と上原さん。美味しいお茶を片手に、ゆったりとした空間でリラックスタイムなんていかがですか。

[基本情報]お茶カフェ 茶房一葉
住所:沖縄県南城市大里嶺井502-2
電話:098-955-2618
営業:13:00〜19:00
定休日:日・月・火曜、不定休あり
駐車場:あり
Wi-Fi:なし
クレジットカード:不可

池原盛輔
この記事を書いた人池原 盛輔
某県内情報誌の社員を経てフリーカメライターへ。美味しいと噂のお店に出没します。好きなのはカメラ、車、アニメ、格闘技。総合、空手、剣道、茶道の経験あります。旅に出たい今日この頃。 このライターの記事一覧

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