観光
2020.10.27
初観光の前に!与那国島のおすすめスポット・アクセス・宿泊施設まとめ
日本最西端の島・与那国島。沖縄本島からは約500kmも離れており、本島よりも台湾の方が近い場所にあります(約110km)。透明度の高い海や、手付かずの壮大な自然など、魅力に溢れる島ですよ。
この記事では、与那国島のおすすめ観光スポットや宿泊施設などを紹介していきます。与那国島旅行の前に、ぜひチェックしてみてくださいね。
与那国島のアクセス・行き方は?
本州から与那国島への直行便はなく、沖縄県内から飛行機もしくはフェリーでの移動となります。
那覇空港から与那国空港まで、飛行機で約1時間半、料金は片道2万円ほど。便数は少なく、1日1便です。もしくは石垣空港からだと所要時間約30分で、料金は1万円ほど。こちらは1日3便運航しています。
できるだけ安く行きたい場合は、石垣島からフェリーに乗りましょう。片道約3,500円ですが、所要時間は約4時間。天候によって欠航しやすいのがデメリットではあります。
与那国島の観光スポット
海底遺跡
与那国島のダイビングスポットとして人気の「海底遺跡」。自然にできたものか人工的に造られたものなのか、いまだ判明していない謎の多いスポットです。世界中でも数少ない海底遺跡が与那国島で見られますよ。
全長約100mと大きな遺跡ですが、水深は25mほどなので比較的気軽に訪れやすいスポット。ダイビングライセンスのない方は、半潜水型の船からでも遺跡を見ることができますよ。
ヨナグニウマふれあい広場
与那国町の町指定天然記念物に指定されているヨナグニウマと触れ合い、遊べる「ヨナグニウマふれあい広場」。ヨナグニウマは小柄で温厚なので、お子さまや初めて馬に触れる大人の方でも安心です。
夏場は、馬と馬と一緒に海に入る「海馬遊び」がおすすめ。ビーチや沖縄の自然の中を、馬に乗って歩くだけでも楽しい時間が過ごせます。
立神岩(たちがみいわ)
島南東部の景勝地・サンニヌ台の海中にある「立神岩」。「神の岩」として崇められる伝説が残されており、島のシンボルとなっています。
付近には立神岩が見られる展望台が、2ヶ所あります。高台から、立神岩が荒波の中に立つ神々しさを感じてみてください。
志木那島診療所(Dr.コトー診療所)
ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地となった「志木那島診療所」。ドラマ撮影用に建てられた建物が、その後も保存されています。
外観はもちろん、中に入ってみると待合室や入院室など、ドラマで見た景色が広がっていますよ。ぜひお気に入りのスポットで写真を撮ってみてくださいね。診療所の前に広がるビーチ「比川浜」もドラマ中によく登場する場所です。
東崎(あがりさき)展望台
島内東端にある断崖絶壁の岬「東崎展望台」。海面100mの高さからみる景色は壮大で、岬の先には白い灯台が立っています。天気がよければ西表島を見ることもできますよ。
辺りは広い牧草地になっていて、ヨナグニウマや水牛が放牧されています。
西崎(いりざき)灯台&日本最西端の碑
日本最西端の灯台「西崎(いりざき)灯台」。青い海、青い空とのコントラストが美しい、白い灯台が目印です。こちらから望める雄大な海の果てには、天候がよければ台湾の島影が見えることもあります。
付近には日本最西端の碑が立ち、国境が感じられる貴重なスポットです。
ティンダハナタ
祖納集落にある、巨大な岩山「ティンダハナタ」。サンゴ礁の隆起によってできたもので、標高は100mほど。
遊歩道が整備されていて、山の中腹には自然にできた展望台があります。頂上からは集落や、与那国の海といった絶景を眺められますよ。
与那国海塩
花塩や黒潮源流塩など、天然の塩を作っている製塩所「与那国海塩」。志木那島診療所のすぐそばにあります。
与那国島の海でとれた海水を元に作られた美味しい塩を、こちらで購入することもできますよ。工場見学も可能です。
日本最後の夕日が見える丘
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島の西部にある「日本最後の夕日が見える丘」。日本最西端は西崎ですが、この丘からは最西端の西崎と夕日を高台から見渡すことができます。特に日の短い冬の季節は、西崎の岬に夕日が落ちる幻想的な風景を見られますよ。
与那国島観光の前に知っておきたい3つのこと
与那国島土産は何がおすすめ?
与那国島でのみ製造が許可されている泡盛「花酒」は、お酒好きな方におすすめ。また、与那国島伝統の織物・与那国織でできたバッグやコースターなどは、自分用や贈り物としてもぴったりですよ。様々な種類が販売されている「与那国海塩」も島の特産品です。
与那国島観光の移動手段は?
与那国島での移動は、バイクやレンタカーがおすすめです。2時間あれば1周できますよ。料金は、レンタバイクは1日約3,000円、レンタカーは1日5,000円ほどです。
アップダウンの激しい地形のため、レンタサイクルを借りる場合は電動式がおすすめ。1日2,500円ほどです。その他にも観光タクシーや観光バスで、名所を案内してもらうのもいいですね。
与那国島にコンビニや商店、飲食店はある?
与那国島にコンビニはなく、スーパーや共同売店が数店舗あるのみです。必要な日用品や飲み物などは、島に入る前にしっかり準備しておきましょう。
飲食店は、居酒屋やカフェ、アジアン料理屋などがありますよ。
与那国島観光におすすめの宿泊施設
民宿よしまる荘
久部良港の目の前にある「民宿よしまる荘」。ダイビングサービスのお店が併設されているので、ダイビングをする方におすすめの宿です。
和室・洋室タイプの個室が8室と、グループ利用に便利な相部屋もあります。大浴場があるので、ゆっくりと疲れを癒せますよ。食堂やテラスから見える、日本最後に沈む夕日は絶景です。
[基本情報]民宿よしまる荘
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国3984-3
電話:0980-87-2658
アイランドホテル与那国
与那国島唯一のリゾートホテル「アイランドホテル与那国」。客室は洋室タイプで、シックなカラーリングが施されています。
ツインルームや、4名まで宿泊できるデラックスルームなどがあり、友達同士でも家族旅行でも利用可能です。ホテル内のレストランでは、地元の素材を使った沖縄料理のほか、朝食にはビュッフェスタイルで食事がいただけます。
[基本情報]アイランドホテル与那国
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国4647-1
電話:0980-87-2300
与那国島のアクセスやおすすめ観光スポット、宿泊施設などを紹介しました。
ここにしかない景色が与那国島にはたくさん広がっています。都会から離れて自然とともにゆっくりしたいときに、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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