観光
2020.10.26
日帰り旅行できる離島!伊是名島の観光スポット・ホテル・アクセスなどを一挙紹介
沖縄本島から約1時間で訪れられる離島・伊是名島。雄大な自然が広がり、昔ながらの沖縄の風景が見られる島です。
この記事では、伊是名島のおすすめ観光スポットをご紹介していきます。日帰りでも訪れられる島なので、沖縄旅行の目的地としても参考にしてみてくださいね。
伊是名島への行き方・アクセス
伊是名島へは、沖縄本島からフェリーで向かいます。沖縄本島北部・今帰仁村にある「運天港」を出発し、伊是名島東部にある「仲田港」へ到着します。運航時間は約55分で、午前と午後に1便ずつの合計1日2便が運航されています。
片道料金は大人1,840円。台風など悪天候によっては欠航となる場合があるので、訪れる際は運航状況をしっかりチェックしましょう。
伊是名島の観光スポット
伊是名ビーチ
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島の南部にある「伊是名ビーチ」。約600mの白い砂浜が広がり、どこまでもエメラルドグリーンの海が続く、遠浅のビーチです。水道やトイレ、シャワー施設が完備。
海水浴だけでなく、浜辺でキャンプやバーベキューをすることもできます。
伊是名城跡
島の南東に位置する「伊是名城跡」は、11〜14世紀に築城された城跡。ピラミッドを彷彿とさせる三角形の山が特徴的で、フェリーからもそのさまを見ることができます。頂上へ続く山道があり、中腹辺りからも美しい海が眺められます。
頂上までの道のりは険しく、断崖絶壁であるため注意が必要です。
玉御殿(たまうどぅん)
伊是名城跡の北側のふもとにある「玉御殿(たまうどぅん)」。琉球国王である尚円王の親族が葬られている墓陵で、沖縄県の有形文化財に指定されています。15段の石段の奥にはアーチ状の門が構え、内部には墓室があります。
玉御殿の前は開放的な広場となっており、背後の伊是名城跡とあいまって、荘厳な雰囲気が漂うスポットです。
マッテラの浜
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日本の渚百選にも選ばれた「マッテラの浜」。真っ白な砂浜が美しいビーチです。訪れる人が少ない穴場なので、人混みを避けてゆっくりしたい方におすすめのスポットですよ。
外灯やシャワーはなく、手付かずのままの海が楽しめます。
海ギタラ・陸ギタラ
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海に立つ「海ギタラ」、陸に立つ「陸ギタラ」。ギタラとは「切り立つ岩」を意味し、二つのギタラがそびえ立つこの場所は神聖な場所として崇められています。
付近のギタラ展望台からは、両方のギタラが並ぶ絶景が見られますよ。
伊是名島観光で覚えておきたい4つのこと
伊是名島土産は何がおすすめ?
伊是名島では水産業が盛んで、もずくを練り込んだもずく麺や佃煮などがお土産に人気です。沖縄で獲れる魚・ミーバイのせんべいもおすすめ。沖縄土産の定番・油みそには、伊是名島産のものはタコやサザエなどが使われ、磯の香りが楽しめますよ。
偉人「尚円王」出身地
琉球王国の第二尚氏王統の初代国王「尚円王」の生まれた島が、ここ伊是名島。玉御殿以外にも尚円王ゆかりのスポットが、伊是名島に点在しています。
尚円王や王家にまつわる品が展示されている「伊是名村ふれあい民俗館」や、尚円王の親族が居住した「銘苅家住宅」など。伊是名島と沖縄本島をを結ぶフェリーにも、尚円王のイラストが描かれています。
伊是名島観光の移動手段は?
伊是名島は外周約17kmと、車でゆっくり走っても1時間以内で一周できる小さな島です。
1日レンタルで軽自動車は3,500円ほど、原付バイクは2,400円ほどです。高低差もあまりないので、レンタサイクルで潮風を感じながら走るのもおすすめ。1日1,000円ほどで借りられますよ。
伊是名島にコンビニや商店、飲食店はある?
伊是名島にはコンビニはありませんが、スーパーや共同売店があります。最低限の食材や日用品は販売されていますが、品揃えが充実しているとは言えません。島に向かう前に必要な物を揃えていくようにしましょう。
伊是名島観光におすすめ!「いずみ荘」
最大60名宿泊できる「いずみ荘」は、伊是名島で一番大きな宿泊施設。港からの送迎付きで、車で約5分の場所にあります。
館内はアットホームな雰囲気で、客室は和室と洋室の2種類が準備されています。Wi-Fiも利用可能なので、翌日の観光情報を調べる際にも便利。島の恵みがたっぷり味わえる夕食・朝食は、近隣の宿泊施設でいただけます。
都会のホテルにはない、島の民宿独特のゆったりとした居心地の良さを感じながら、体を休めましょう。
[基本情報]いずみ荘
住所:沖縄県島尻郡伊是名村字仲田1167
電話:0980-45-2028
伊是名島のおすすめスポットを紹介しました。琉球王朝時代の国王の生誕地でもあり、沖縄の歴史を知る上でも欠かせない島です。
伊是名島の手付かずの自然の中で、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか?
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