見渡す限りの青い海、青い空。絶景を眺めるうるま市の海中道路、その中間地点の休憩所にコンテナハウスで営むカフェがあります。2019年にオープンしたばかりの「Sunstache Coffee,Bay」。

外から見える小さなカウンターで、1杯1杯丁寧にコーヒーをドリップしているのは店長の米川さん。このお店は、京都で一緒にバリスタをやっていたオーナーと2人で作ったと言います。使っているコーヒー豆は、体にも優しいオーガニックのスペシャルティコーヒー豆。

「オーガニックのコーヒーは値段が高く味わいが独特で、とっつきにくいイメージがありますよね」そのイメージを無くしオーガニックコーヒーをもっと身近なものにしたいと、価格は抑えめで誰にでも親しめるような味わいに仕上げています。

那覇空港から車で約1時間、勝連半島から平安座島へと渡る海中道路の途中、あやはし館のすぐ側にお店はあります。小さなコンテナハウスを店舗にしており、その素朴な佇まいが目を引きます。

ロゴはオーナーのお名前の「陽」と米川さんの口髭をイメージしたもの。お二人の仲の良さが伺えますね。

全てお二人で作ったという店内。テラス席では海の景色を眺めながらゆっくりとコーヒーを味わえます。ここから日の出と日の入りの両方を見ることができるそうですよ。

カウンター横の壁には、ここで使っているコーヒー豆がどこから何時間かけて届いているのかを表している世界地図が描かれています。ちょっと見えにくいですが、沖縄は右側辺り。

小さなコーヒー豆がどんな旅をしてきたのか想像してみるのも面白そうですね。

こだわりのコーヒー豆を使ったオーガニックオリジナルブレンドの「スウィートサンセットスタイル580円（Mサイズ、税込）」。

柔らかい口当たりで、深い苦味の中にほのかな甘みを感じられます。「手描きじゃないと想いを伝えられない」と米川さん。カップの店名は全て手描きで用意しているそうですよ。

米川さんオススメの「さんぴんティーコーヒー590円（アイスMサイズ、税込）」はSunstache Coffee,Bayだけの味。さんぴん茶の爽やかな香りでリラックスできる1杯。

今回インタビューにお答えいただいた店長の米川さんです。小さいころからコーヒーが大好きでバリスタの資格を取ったそう。

「オーガニックコーヒーをもっと身近にしたい」そんな想いをこめてドリップしています。今後はロースターとして2店舗目を計画しているそう。新しいお店も今から楽しみです。

コーヒーを含め、ドリンクは全部で20種類以上。フレンチトーストやブラウニーなどの手作りスイーツと絶景をお供に、お二人のこだわりコーヒーを味わってみてください。

［基本情報］Sunstache Coffee,Bay（さんすたっしゅこーひーべい）
住所：沖縄県うるま市与那城屋平4
電話：080-3962-9901
営業：10：00〜20：00
定休日：火曜
駐車場：あり
クレジットカード：可
Wifi：なし
煙草：禁煙（外に喫煙スペースあり）