沖縄では2020年の今年も、プロ野球の各球団による春季キャンプが行われています。読売ジャイアンツ（巨人）の一軍キャンプを、沖縄キャンプ初日の2月15日に見学してきました。

読売ジャイアンツの一軍沖縄キャンプ地は「奥武山公園」

読売ジャイアンツの一軍キャンプ地は「沖縄セルラースタジアム那覇」をはじめとした、奥武山公園内の各施設です。

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キャンプ期間中でも、キャンプ専用の駐車場は設けられていないため、見学の際は公共交通機関を利用しましょう。沖縄セルラースタジアム那覇へは、ゆいレールの「壺川」・「奥武山公園」両駅からそれぞれ徒歩5分程度で到着します。

今回は壺川駅を利用しましたが、公園内に入ると早速大きな地図がありました。

まずはスタジアム入口にある「インフォメーション」へ！

奥武山公園に到着したら、はやる心を抑えつつ、まずはスタジアム入口にあるインフォメーションブースに行くことをおすすめします。

ここで「読売巨人軍 那覇キャンプガイドブック」をGETしましょう！46ページにもわたるガイドブックには、会場内の地図はもちろん、キャンプ施設の徹底攻略やアトラクションの案内、キャンプ最新情報を得る方法など盛りだくさんの内容が掲載されており、ファンなら必見の内容。ジャビット風のかぶり物ももらえますよ。（タオルは私物です）

インフォメーションブースの裏には本日の練習スケジュールも掲示されています。お目当ての選手がいる方は、ここで選手ごとのスケジュールをチェックしてください。

選手の練習エリアは5カ所

選手が練習するエリアは、大きく分けて「セルラースタジアム・室内練習場・投手エリア・サブグラウンド・トレーニング室」の5カ所。

こちらは「ブルペン」と「陸上競技場」から成る投手エリア。

6人が同時に投球練習できるブルペンでは、迫力あるプロのピッチングを観覧席から見学でき、ファンにはたまりません。向かいにある陸上競技場では投手陣が走り込みや遠投、ストレッチを行います。

セルラースタジアム前には、お目当ての選手を少しでも近くで見ようと、出待ちするファンの姿が目立ちました。運が良ければサインをもらえるかもしれません。

この日の室内練習場はカーテンが閉められており見学はできませんでした。ただ、隣にあるトレーニング室との間を移動する選手を見ることができるため、出待ちするファンの姿がここにも。屋外からの観覧ができる日もあるようです。

奥武山公園駅に近いサブグラウンドは、内野手が守備練習などに利用します

各練習エリア間を繋ぐ道は「ビクトリーロード」「ドリームロード」と名前が付けられており、選手やコーチ陣の旗が立てられています。

こんなところにもファンを喜ばせるための仕組みがあるのが嬉しいですね。お気に入りの選手を見つけながら歩くと楽しいのではないでしょうか。

ジャイアンツキャンプで、私が最もすごいと思ったのがこの「G選手レーダー（http://giantscamp.jp/）」です。WEBサイト上で、リアルタイムに選手が今どこにいるかがわかるのです。これは便利！！

「沖縄限定品」なども！充実のグッズショップ

グッズショップの充実ぶりも、さすが読売ジャイアンツ。タオルだけでこんなに種類があるなんて！

首里城再建支援のチャリティーグッズもあり、沖縄県民として嬉しく思いました。

また、沖縄キャンプ限定として、ゴーヤーの図柄の入ったボールペンやタオル、泡盛からかりゆしウェアまで11種類のグッズが販売されています。自分用に買うも良し、県外のファンへのお土産にするも良し。

たくさんグッズを買って荷物が多くなってしまっても大丈夫。スタジアムには手荷物預り所（1回500円）が設置されています。那覇空港からも近いジャイアンツのキャンプ地。少しでも長い時間見学したい方は、空港から直行しても安心ですね。

その他にもキャンプを楽しむ仕掛けが満載

ジャイアンツのキャンプには、練習風景の見学以外にも、ファンを楽しませる様々なスポットが設けられています。

「マチカメポイント」は、原監督の大型モニュメントと遠隔操作で自撮りができるコーナー。備え付けのQRコードを読むと、自分のスマホでシャッター操作ができるようになります。

原監督と同じポーズ、決まってますね！！

撮影後は、スマホでダウンロード可能。これなら一人でも自撮りができます。

丸選手のようなスーパーキャッチを体験できる「飛んでチャレンジ」コーナー。撮った写真をインスタに投稿すると、抽選で丸選手のサイングッズが当たるそうです。

かっこいいスーツ姿のG選手と様々なポーズで2ショット写真が撮れるフォトブースもありました。

小林選手に壁ドンされて思わずキュンと・・するかも？

公式マスコットガール「ヴィーナス」の皆さんにも会えました。

キャンプ初日のセレモニーと練習試合を堪能

取材当日は沖縄キャンプ初日だったため、セレモニーを見学。こういったキャンプならではの行事もあります。

原監督が「温暖な気候、恵まれた環境、那覇市民の皆さまの温かい気持ちを受けて、素晴らしいキャンプを送ることができます。一生懸命野球をやり、汗をかき、日本一の報告ができるように頑張りたいと思います。ちばります！」と挨拶されていました。

近い距離で選手を見ることができるのがキャンプの醍醐味。思わずテンションが上がります。この日はセレモニー後、韓国チーム「サムスン・ライオンズ」との練習試合があり、5-2でジャイアンツが勝ちました！

スタジアム前にはキッチンカーも含めて8店舗の飲食店が出店しています。好きな食べ物やお酒と共に野球が楽しめるのもいいですね。

野球ファンにとっては年に一度の待ち遠しい春季キャンプ。ジャイアンツのキャンプは練習を見学する以外にも、ファンが楽しめるよう様々な仕掛けが用意されていたのが印象的でした。

2020年の春季キャンプは2月25日まで。詳しい情報は、読売巨人軍 那覇協力会の特設サイトがおすすめです。

▶ 読売巨人軍 那覇協力会