観光
2019.12.29
「やんばるアートフェスティバル」で沖縄北部のまだ見ぬ魅力に触れる!観光客向けおすすめポイントを紹介
2022年度で6回目の開催となる「やんばるアートフェスティバル」。
沖縄本島北部(やんばる)を舞台に、毎年多様なアートが展示されています。さらにイベントやワークショップも実施!芸術展でありながら、沖縄の魅力も味わえるイベントです◎
この記事では観光で来られる方に向けて、おすすめポイントを紹介します。
※掲載写真は2019年度のものです。
目 次
「やんばるアートフェスティバル」おすすめポイント①やんばるの原風景に出会える
やんばるアートフェスティバルのメイン会場は、大宜味村立旧塩屋小学校(大宜味ユーティリティーセンター)。空港や国際通りのある那覇市からは沖縄自動車道を利用しても約2時間かかります。
長時間運転してまで行くほど?と思うかもしれませんが、この景色を見るときっと来てよかったと思えるはず。
メイン会場のすぐ側に、まさにやんばるの原風景が広がっているのです。
観光客はもちろん、ウチナンチュでも胸を打たれるほどの、ありのままの空間。
沖縄も開発など進み、だんだん天然の景色を見られる場所は減っていますが、沖縄北部は今もプリミティブ。やんばるの自然と海が相まった、美しい世界に出会えます。
時間の流れがゆるやかで、大宜味村の集落も穏やか。ハイビスカスも咲いていました。
普段都会の喧騒に包まれている方ほど癒されるはず。
「やんばるアートフェスティバル」おすすめポイント②作品を通して、まだ見ぬ沖縄の魅力を感じられる
やんばるアートフェスティバルには、沖縄県内外、さらに世界からも作品が集結。
その多くが沖縄からインスピレーションを受けて作られていて、沖縄まで何度も足を運んで制作されたアーティストさんもいるそう。
もちろん作家さん一人ひとり、着眼点や表現法が異なります。やんばるの自然から着想を得た方や、沖縄文化をもとに作品を作る方もいて、さまざまな角度から沖縄の奥深い魅力に触れることができます。
沖縄の材料で制作された作品もあります。以下の写真は、2019年に展示された作品「UTAKI ーせいめいのれきしー」。沖縄の海と珊瑚から生まれた石材「琉球石灰岩」から造られました。
沖縄に何度も訪れるリピーターでも、きっとまだ見ぬ沖縄の魅力に出会えるはず!
ちなみに2019年はお笑い芸人・野性爆弾くっきー!さんがNIKUGUSOTARO名義で作品を展示されていましたよ。テーマはガジュマルの精霊「キジムナー」。
「やんばるアートフェスティバル」おすすめポイント③めずらしい工芸品に出会える
イベント期間中、クラフトショップ「YAF CRAFT MARKET」が旧塩屋小学校にオープンします。
「普段の旅行では出会えないような工芸品(やちむん、琉球ガラスなど)が販売されている」とオーナーさん。
工芸品と聞くと、重くて扱いづらいイメージを持つかもしれませんが、こちらには普段使いしやすい商品が多数揃っていて、沖縄土産にはうってつけ◎
さらに「副産物産店 やんばる支店」では、やんばるアートフェスティバル出品作家の制作過程から生まれた副産物(廃材)も販売。思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
ちなみにパンフレットでは、やんばるに向かう道中に立ち寄りたいスポットも紹介されていました。
イベントの思い出にも、やんばるのガイドブックにもなって、観光される方に嬉しい仕様です。
現実離れした芸術展ではなく、沖縄と密に混ざり合うからこそ広がる空間がそこにはあります。同じ作品でも、きっと「やんばるで見るから感じること」があるはず。
「やんばるアートフェスティバル」で、普段の旅行とは違った角度から沖縄・やんばるに触れてみませんか。
訪れたあとは、きっと「もっと沖縄を知りたい!」と虜になること間違いなし♪
やんばるアートフェスティバル 2022-2023
やんばるアートフェスティバル2022-2023 キービジュアル : 信藤三雄(アートディレクター)
[イベント情報]やんばるアートフェスティバル 2022-2023
開催期間:2023年1月14日(土)~2023年4月9日(日)
会場:沖縄県本島北部周辺
大宜味村立旧塩屋小学校(大宜味ユーティティーセンター)
六田原展望台
やんばる酒造
オクマ プライベートビーチ&リゾート
辺土名商店街
オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ
カヌチャリゾート
名護市民会館前アグー像
開館時間:11:00~17:00(大宜味村立旧塩屋小学校・大宜味村役場旧庁舎・辺土名商店街の各会場)
※メイン会場・大宜味村立旧塩屋小学校を含む複数会場は、金土日祝のみ開館
入場料金:無料
駐車場:あり
http://yambaru-artfes.jp/
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