観光
2019.11.12
NAHAマラソンのスタート&ゴール地点!あらゆるスポーツ施設を完備した「奥武山公園・奥武山総合運動場」を散策
皆さんこんにちは、沖縄移住ライターのヨシカワアヤカです。
県外の友達からも人気のあるNAHAマラソン。その受付会場でもありスタート&ゴール地点でもあるのが、那覇にある奥武山公園です。
奥武山公園へのアクセスはゆいレールがおすすめ
奥武山公園・奥武山総合運動場は、1961年6月に開設され、ゆいレール「奥武山公園駅」と「壺川駅」に隣接する、利便性の良い運動公園です。
ゆいレール「奥武山公園駅」のホームから見る公園の様子。奥武山公園は広く、目的の施設によっては最寄り駅が「壺川駅」になる場合もありますのでご注意ください。
公園内に駐車場はありますが、イベント時には貸切や満車になるため、できる限り公共交通機関での来園をおすすめします。
NAHAマラソンのスタート&ゴール地点
毎年12月の第1日曜に開催される「NAHAマラソン」は、沿道の応援が途切れず盛り上がることから全国にファンが多く、3万人近いランナーが参加する国内有数のマラソン大会です。
ナンバーカード引き換え等の選手受付は、大会前日の10時から20時まで沖縄県立武道館にて行われます。受付は大会当日の朝も行われますが、混み合うため前日に済ませておくのがおすすめ。
大会前日の武道館付近では、スポーツショップによるサプリメントやシューズなどの販売が行われており、もし忘れ物があっても前日に調達が可能です。武道館は、大会当日の手荷物預りの会場ともなります。
武道館内にはアリーナの他、道場、相撲場、クライミングウォール、トレーニング室、会議室があり、県民向けに三線教室やヨガ教室などが開催されています。
陸上競技場の入口の門は、一部のNAHAマラソンのランナーにとっては魔の門かもしれません。というのも、制限時間である15時15分までにこの門を通らないと失格になってしまうから。
テレビ中継を見ていると、毎年閉め出され肩を落とす人を見かけます。42.195km走ってきてゴールは目前なのに門を閉められる悲しみ…。走った人にしか分からない無念なのでしょう。
門の奥はNAHAマラソンのゴール地点である陸上競技場です。なお陸上競技場は、J1の試合が可能なサッカー専用スタジアムとして建て替える計画があるそう。
陸上競技場の周りには全長1066mのジョギングコースが。路面にクッション性のあるシートが敷かれていて、足への負担が少なく走りやすいので、日頃からジョギングする人をよく見かけます。NAHAマラソン前日には最終調整するランナーが多そうですね。
公園内の広場は、当日のウォーミングアップをするのにぴったり。
明治橋のそばにNAHAマラソンのスタート地点があります。毎年3万人近いランナーが走るため、スタートの合図が鳴ってから列の最後のランナーがスタート地点にたどり着くには約25分ほどかかります。当日はタイムロスを計算に入れておいた方が良いでしょう。
明治橋を渡ったところにある「ファミリーマート奥武山店」です。
奥武山公園付近のコンビニは奥武山店の他、奥武山公園駅付近に「ファミリーマート奥武山公園駅店」、壺川駅そばに「ファミリーマート壺川駅店」があります。いずれもNAHAマラソン当日は混雑しますので、必要な物はあらかじめ用意しておいた方が良さそうです。
プロ野球の公式戦も開催される「沖縄セルラースタジアム那覇」
公園内で最も大きな施設は、那覇市営奥武山野球場(沖縄セルラースタジアム那覇)でしょう。
2010年に改築されて以来、プロ野球の公式戦が毎年開催されており、2月にはプロ野球球団の読売ジャイアンツが春季キャンプを行う球場でもあります。最近では音楽ライブに使われる機会もあるようです。
沖縄県の高校野球の決勝戦は当球場で行われます。
スタジアム内バックネット裏側には「野球資料館」があり、沖縄の野球に関する貴重な資料が展示されているのは、野球ファンのみぞ知る隠れ情報かもしれません。
その他のスポーツ施設
25m、50mの他、飛込みプールも備えた水泳プールです。
珍しい弓道場もあります。
一般の公園利用者が手軽に運動を楽しめるように作られた施設です。
(運動が苦手な私は、写真を撮るだけでやりませんでした…)
ユニークだったのは、足裏のツボを刺激する「自然浴さんぽ路」。靴を脱ぎ、足の裏全体を刺激するようにゆっくりと歩きます。靴べらの用意があるのがなんとも嬉しい。
取材日は秋休み期間だったこともあり、多目的広場では少年野球の練習が行われていました。
スポーツイベントはもちろん、「沖縄の産業まつり」などの大型イベントも開催される奥武山公園。「沖縄県護国神社」「沖宮」「世持神社」と3つの神社や子供向けの遊具スポットもあり、市民の憩いの場となっている様子でした。園内を歩くだけでも良い運動となるので、秋から冬にかけての涼しい季節に、ぜひ散策してみてはいかがでしょうか。
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