食事
2019.10.10
読谷村の食材を使った彩カレーが絶品! 驚きと楽しさがいっぱいの「スパイスカレー コフタ」
沖縄県読谷村、大通りから少し外れた静かな場所にある南インドカレーのお店「スパイスカレー コフタ」。山梨県出身のオーナー佐野さんがカレーと出会ったのは、丁度進路で悩んでいた時だったと言います。
「友達に紹介されて宮古島のカレー屋さんに行ったんです。そのお店のカレーがすごく美味しくて、山梨に帰ってすぐ『そこで働かせてください』って電話をかけました」人生初の一大決心で沖縄へ、5年ほど修行をして2018年の5月にこのお店をオープンさせました。
食材を生かした優しい味わい
「カレーは辛いものだというイメージがありますが、私が目指したのは辛いだけじゃなく食材を生かした優しい味わいのカレーです」と佐野さん。
読谷村で獲れた無農薬の野菜や魚介類を主に使用、時には近くの農家さんから「こんなの獲れたよ」と持ってきてもらうこともあるんだそう。その時々の旬で変わるお皿の上のカレーや副菜、トッピング。「どれとどれを混ぜてもマッチするんですよ」ご飯の上でいろんな味や食感をミックスさせてパクリ。美味しいだけじゃなく、楽しい気分になれますよ。
那覇空港から約1時間、県道6号線から少し中路に入った目立たない場所にお店はあります。道沿いの小さな看板が目印。異国情緒溢れる外国人住宅の雰囲気が、カレーのイメージとピッタリ合ってますね。
温かみがありながらもスタイリッシュな店内。オシャレなキッチンは佐野さんがDIYで作ったそうです。奥の席から見える景色は最高!
「コフタの全てが詰まったメニューです」と佐野さんにオススメしてもらったのは、その名の通りまさにスペシャルな全部盛り「スペシャルプレート1,700円(税別)」。この日のカレーは「やんばる若鶏のココナッツカレー」など3種、オクラやパパイヤ、モウイなどの沖縄県産食材を使った副菜がズラッとお皿の上に並びます。パパド(豆のチップス)をご飯の上に砕き、カレーや副菜を気分でトッピングして召し上がれ。他にも、小さいお子様やビーガンの方に対応したメニューも用意しています。
「みんなに食べてもらえるように、辛さはあえて控えめにしてるんです」と佐野さん。「でもやっぱり辛いものが食べたい!」という方は、テーブルにちょこんと置いてある自家製の「レモンとライムのピクルス」を入れてみてください。辛さと酸味が加わって、カレーがまた別の味わいに変化します。
特に女性に人気の「ホットチャイ(ミニ)150円(税別)」。7種類のスパイスとショウガで体がほんのり温まります。
カレーのお供にはやっぱりラッシーですよね。こちらは「ドラゴンフルーツとココナッツの南国ラッシー400円(税別)」。季節限定のメニューです。他にも柿やイチゴ、スイカといった季節のフルーツを使ったラッシーを予定しているそうです。
オーナーの佐野さん。当初は宮古島でカレーを学んだ後、地元の山梨県でお店を開く予定だったそうです。帰って色々悩んだ末、奥様の助言もあってここでお店を開くことになりました。「読谷村ってすごくいい所ですよね。静かで景色が綺麗で、交通の便もいいし」と佐野さん。愛犬の散歩を兼ねて、読谷村の色んなところを散策しているそうですよ。
[基本情報]スパイスカレー コフタ
住所:沖縄県中頭郡読谷村大木375
電話:098-989-7466
営業時間:11:00~16:00(L.O.15:30)
定休日:水曜日
駐車場:あり
クレジットカード:不可
煙草:禁煙(外に喫煙スペースあり)
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