食事
2019.08.24
ふわりと溶ける氷が美味しい!那覇市久米にある親子三代に愛される沖縄ぜんざいの店「千日」
皆さんこんにちは、沖縄移住ライターのヨシカワアヤカです。沖縄育ちの友達から「小さい頃からぜんざいと言えばここ!」とおすすめされた、沖縄ぜんざいの老舗「千日」を紹介します。
本州でぜんざいと言えば、小豆を砂糖で煮た汁に餅を入れたものを指しますが、沖縄では金時豆を煮たものに削った氷を乗せたものをぜんざいと呼びます。見た目はかき氷そのもののため、県外から来た人が沖縄でぜんざいを食べに行くと「え?これがぜんざい?」と、驚くのでは。
千日までの行き方と店内の様子
お食事と喫茶のお店「千日」は、那覇市久米にあります。ゆいレールの旭橋駅から徒歩10分と、歩いて訪れるのも可能な距離。那覇市唯一の海水浴場である波の上ビーチからも徒歩10分で着きます。
駐車場は店の南側に用意されており、2番~5番、23番~28番が駐車可能とのこと。向かいのコンビニには絶対に停めないようにしましょう。
店内はどこか懐かしくなる雰囲気で落ち着きます。夏休みに遊びに行った田舎の祖母の家を思い出しました。
メニューは「アイスぜんざい」を含めたかき氷6種類に、沖縄そばと、いたってシンプル。メニューが決まればカウンターで注文し、席について待ちます。混雑時に渡される番号札は手書きのもので、それも味がありお店の雰囲気に合っています。
私は定番のアイスぜんざいを注文しました。
セルフサービスですので、自分の番号が呼ばれたらカウンターへ取りに行ってください。
千日のアイスぜんざいの魅力は氷のふわふわ感
私が千日を好きな理由は、氷の口溶けの良さ。とにかく氷がふわふわなのです。
二、三日おきに研がれる刃で削った氷は、まるで新雪のようで口に入れるとすぐに溶けます。高さが20cmほどもあるため、最初見た時には一人で食べられるのかと不安になりましたが無用な心配でした。
金時豆があっさりとした甘さで食べやすく、氷の口溶けの良さも相まってあっという間に食べ終わります。取材日の那覇は晴天でとても暑い日でしたが、食後は涼やかな気分を味わえました。
もうひとつの名物はたい焼き
創業から60年以上の歴史がある千日では、親子三代のぜんざいファンも多くいるそう。夏休みということもあり、三世代で来店する家族連れや学生のグループを複数見かけ、地元客に長く愛されているお店だなと感じました。
店の外では、沖縄では珍しいたい焼きと今川焼きを焼いています。今ぜんざいを食べたばかりなのについついたい焼きを購入し、帰りに波の上ビーチで海を見ながらいただきました。
沖縄だからこそ味わえる冷たいぜんざいは、暑い夏にぴったりのおやつ。ふわふわの氷を食べ終わる頃には、涼やかな気分になること間違いなしです。
[基本情報]千日
住所:那覇市久米1-7-14
TEL:098-868-5387
営業時間:11:30~19:00(夏期は~20:00)
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
駐車場:あり
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