食事
2019.07.03
沖縄本島北部の名護漁港にある、沖縄の定番魚料理と海鮮が食べられる素朴な大衆食堂
沖縄本島北部の名護市で海鮮が食べられる名護漁港食堂。店内では名護漁港で水揚げされた水産物の直売や天ぷらも販売しています。沖縄自動車道の終点、許田ICを下車して、左側に海を眺めながら国道58号線を直進すると、約15分で城1丁目交差点に到着します。
すると、ドーンとでっかい名護漁港の看板を発見!その敷地内に「名護漁港食堂」があるのです。
「名護漁港食堂」はどんな所?名護漁港の敷地内へ
名護漁港の敷地内に入ると、「ニライカナイ」と書かれた展望台らしき謎の建物があります。しかし、現在はただ敷地内に建っているだけ。1階のベンチが休憩所になっており、何のために立てられた建物なのか、名護漁港食堂の店長さんでさえ、「わからないんですよ。笑」と言います。
食堂の入り口は、大漁旗を連想させる賑やかな色彩。店内へ入ると大漁の三角旗や魚の写真が飾られ、メニューもインテリアもお魚一色です。
4名〜6名掛けのテーブル席が12席もあり、大人数での利用も可能。写真の左側はゆったりめのテーブル席、4名がけのテーブル席もあります。
平日11時の開店時間に訪れた時、店内はガラガラでした。
しかし、30分後にはどこからとなくお客様が集まり、席の8割は埋まっていました。開店直後の11時が空いてて狙い目です。
また、外にも飲食できるスペースがあるので、テイクアウトして食べることも可能です。
メニューの注文は入口横に設置されている券売機利用となり、お水もセルフです。
18種類から選べる!名護漁港食堂の店長さんがおすすめするメニュー
メニューは券売機の横に写真付きで貼ってあります。
マグロ丼定食、さしみ定食、魚のバター焼き定食、イカ墨汁、マース煮(沖縄の方言で塩煮)定食……と鮮魚以外の沖縄の大衆食堂で提供されるメジャーな魚料理がほとんど揃っています。18種類のメニューの中から、店長さんへおすすめメニューを聞いてみました。
1つ目は、日替り定食 750円(税込)です。
本日の日替わり定食は「マグロ漬け丼」。「やはりマグロが多いんですか?」と質問したところ、「今日はたまたまマグロなんです。通常は白身魚フライが多いんですよ」と店長さん。
「日替わりなのに白身魚が定番?」と疑問に思っていると店長さんが察知して、「ソースが日替わりなんだよ」と疑問を解消してくれました。
こちらが定番の日替わり定食、白身魚のフライ(エビチリマヨソース)です。
サクサクの揚げたて白身魚フライに、中華料理のエビマヨほどこってりせず、甘酸っぱいソースとマヨネーズがほどよく絡んで白飯が進む1品です。ボリューム満点で価格も750円(税込)とリーズナブルです。
2つ目は、マグロ丼定食850円(税込)です。
名護漁港で毎朝水揚げされたマグロが提供されています。名護漁港食堂は、名護漁協共同組合が運営しており、台風や天候不良の影響で不漁になる以外は、マグロが年中食べられます。
3つ目は、さしみ定食 1,000円(税込)です。
マグロ、イカ、イラブチャー、マチ、サーモンなど、さしみ盛り合わせがメインの定食。店内に併設された直売所で、さしみ盛り合わせ単品を販売してるため、持ち帰ることもできます。
定食には、もずくの酢の物、漬物、みそ汁付き。これもなかなかのボリュームです。
天ぷらが沖縄の定番おやつ!?名護漁港の沖縄天ぷら屋さん
名護漁港食堂の並びにある天ぷら屋さん、こちらも名護漁業協同組合が運営しています。沖縄では、おやつに天ぷらを食べます。沖縄の天ぷらは、本土の天ぷらとは違い、見た目はフリッターのようで衣が厚いのが特徴です。衣には塩味がついていて、何も付けずに食べるか、ソースで食べるのが一般的です。
天ぷらを注文する前にも券売機でチケットを購入。1個、2個、3個と細かくボタンが分かれてます。お祝いの席やイベントなどでも天ぷらを食べることが多いため、天ぷら100個のボタンも用意されていたのには驚きました。
エビが1個100円。魚、イカ、モズク、いも、野菜が1個60円です。
オーダーから5分ほどで提供される天ぷら。空腹ですぐに食べたい時、急いでる時にも助かります。ドライブのお供に、てんぷらを買うのもよし。沖縄本島北部の名護市周辺を観光する際は、海鮮や沖縄定番の魚料理を食べに名護漁港食堂へ訪れてみてください。
【基本情報】名護漁港食堂
住所:沖縄県名護市城3-5-16
電話:0980-43-0175
営業時間:11:00~19:00
定休日:年中無休
駐車場:あり
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