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2019.06.29

沖縄本島北部の名護城公園へ!山と海を眺望するカフェ「ビジターセンターSubaco」

沖縄本島北部の名護市にある名護城公園の敷地内に、山と海の眺望が楽しめるカフェ「ビジターセンターSubaco」があります。沖縄の方言で名護を「なん」、城を「ぐすく」と言い、名護城公園と書いて「なんぐすくこうえん」と読みます。

名護城公園の山道を上って、ビジターセンターSubaco へ

名護城公園は北口と南口に別れ、ビジターセンターSubacoへ行くには、北口が便利。名護城公園内は車で移動できる、つまりそれだけ広い敷地なのです。

名護城公園の北口から車で坂を道なりに上り、最初のT字路を左折します。
(ビジターセンターSubaco は管理事務所の敷地内にあります)

「さくらの園入口」を過ぎて、更に上って行きます。

管理事務所と書いてある木の看板を目印に左折して、駐車場に到着します。

Subaco文庫やカフェを利用可能!無料休憩場もある「ビジターセンターSubaco」

株式会社 ジザイカンパニーが運営する「ビジターセンターSubaco」は、来園者が自然に親しみ、公園を便利に利用できる場所として、昭和50年代に建てられた「さくら展望台」を改修して作られました。

店内に入ってすぐ左側に大型モニターが設置され、これは名護城公園内で見られる生物、地形、歴史や文化などの映像を流すデジタルサイネージです。トレッキングや昆虫の標本作り教室など、子供向けから成人向けまでのワークショップやイベントを不定期で開催しています。

1階はドリンクやお菓子の販売とお土産コーナーにテーブル席が2つ。

1階の注文カウンターでは、コーヒー、紅茶、オリジナルドリンク、ジュース、ハーブティーのドリンク、地元の商店で仕入れた焼き菓子などを購入できます。

しかし、店内の利用は無料。飲食物の持ち込みも可能なのです。

沖縄の素材を使ったオリジナルソーダは3種類。

赤いドリンク「ILI」の原料はハイビスカスティー。黄色いドリンク「KAJI」の原料はシークワーサーです。どちらも甘酸っぱく、清涼感があって喉の渇きを潤すにはぴったりのドリンク。もう1種類は黒糖のソーダです。

 

沖縄の生き物を描いたハンコで作成された手ぬぐい(右上)やインテリア雑貨が並び、スタッフ手作りのオリジナルアクセサリーの展示もあります。

子供向けの自然観察や野遊び用のグッズ。

地元のまえだファームで収穫された新鮮な野菜を購入でき、この日はおいしそうなプチトマトが並んでいました。

2階はゆったりして席数も多く、1階席、2階席どちらも窓側からは山原(やんばる)の森林、遠くには海も一望できます。

2階のフロアには、店名と同じ巣箱の形をしたオブジェクトが飾られています。

ガーデニングや絵本、インテリア、ファッションなど、さまざまなジャンルの本が並ぶ Subaco文庫は、誰でも自由に本を読むことができます。

 

名護城公園は桜のシーズンに訪れることが多く、沖縄の桜はヒカンザクラといい、1月中旬から2月上旬が見ごろです。他の季節でも、自然と親しみながら充分に楽しむことができます。夏祭りの日は、花火とコラボしたイベントや名護湾に沈む夕日をバックにした演奏会も開催されるので、ぜひ名護湾の眺望を堪能しに訪れてみてください。

[基本情報]
ビジターセンター Subaco (名護城公園内)
住所:沖縄県名護市名護5511
電話:0980-52-7434
営業時間:10:00~17:00(16:30L.O.)
定休日:不定休
駐車場:あり

この記事を書いた人オオシロ ジュンコ
沖縄出身那覇在住の地元民。ビール大好き、猫好きです。地元民だからこそ知る沖縄の魅力を伝えていきます。只今、カメラ勉強中。趣味はハワイアンフラ、食べ歩き、バレーボール。特技は「人見知りしないこと」です。 このライターの記事一覧

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