※2020年4月1日より休業中

みなさんは小さい頃、海の中にどんな世界を想像していましたか。

色とりどりのお魚が泳いでいて、綺麗な人魚やお姫様がいたり…。それとも、大きなタコやイカの怪物が出る海を命がけで航海したり…。海の中はまだまだ知られていないことがいっぱい、だからこそいろんな夢やロマンをかきたてられますよね。

そんな夢を叶えてくれる場所が、沖縄県中部の読谷村にあります。

場所は残波岬へと向かう途中、「ZANPA RESORT ACTIVITY PARK」内にある「うみの絵本カフェ tatunootoshigo」。

「海って不思議な力がありますよね、心が癒されたり、元気をもらったり･･･」地元の山口県から不思議な縁があって沖縄にやってきたというコーディネーターの秋尾さん。ご自身もつらいとき、傷ついたときにこの残波の海を眺めて元気をもらったと言います。

「そんな海の力で、みんなの笑顔や子どもたちの幸せを育みたい」との思いで始めたのが、この海にちなんだ絵本のカフェ。「海ってお母さんの子宮のイメージがありますよね。だから大人の方にも原点回帰した気分で絵本を読んで欲しいです」と秋尾さん。たまには子どもに戻った気分で絵本をめくってみるのもいいかもしれませんね。

空港から車で1時間ほど、ZANPA RESORT ACTIVITY PARK内の赤い建物の中にお店があります。残波岬の灯台のすぐ近く。やぎさんの鳴き声が目印ですよ。

広くて明るい店内は、2つのスペースに分かれています。ここは残波の美しい海が目の前に広がるソファー席。時間帯や季節によって変わる景色を眺めながら、ゆっくりできそうですね。絵本の中の世界を、目の前の海に重ねてみるのもいいかも。

こちらは親子でくつろぎながら絵本の読み聞かせができるテーブル席。色とりどりのテーブルと椅子があり、どこに座ろうか迷っちゃいますね。奥のピンク色の壁には、チョークで自由にお絵描きができますよ。チョークは貝殻でできているので、万が一口に入っても安心です。

お店には、海にちなんだ絵本を200冊以上用意。インスピレーションで本が選べるよう、全て表紙が見えるように並べられています。カウンター席に座っていると、水族館に来たような気分になりますね。

ステキな絵本のお供に、美味しいスイーツはいかが。tatunootoshigoでは、お店で働くお母さんたちが考案したお料理も用意しています。こちらはホットとアイスから選べる「しあわせのプリューム マンゴーマリン400円（税込）」。自家農園で作ったマンゴーを贅沢に使用していて、チーズのコクとマンゴーの濃厚な甘みを、シークァーサーの柔らかな酸味が優しく引き締めています。ホットでは舌の上でふわりととろける食感を、アイスではしっとりと濃厚なマンゴーの味わいを楽しめます。「プリューム」とはフランス語で羽の意。食べた瞬間、天使の羽に包まれたような幸せな気分になれます。ここでしか味わえない、オススメの逸品。

「ふわとろコーンポタージュ200円（税込）」も人気の商品。トウモロコシを火を通さずスープにすることで、素材そのままの甘みとコクをこの1杯に凝縮しています。とろっとした食感で、お腹も心も大満足。

美味しいスイーツには美味しいお茶を。手作業・無農薬で作った茶葉を使用したビーガンティーを約20種類用意しています。

料理も絵本ももちろん素晴らしいのですが、なんといってもスタッフの皆さんの笑顔が一番印象的でした。ここで働くスタッフの方々はみんな家庭を持っているお母さん。子育てと仕事が両立できるように、閉店時間を早くするなど働きやすい職場づくりをしているそうです。「心に余裕ができれば、新しい発想も生まれますよね」と秋尾さん。今も新しい商品を、みんなで開発中だそうですよ。

※2020年4月1日より休業中

［基本情報］うみの絵本カフェ tatunootoshigo
住所：沖縄県中頭郡読谷村宇座1861
営業時間：11：00〜16：00（L.O.15：00）
※土・日曜は17：00 まで（L.O.16：00）
電話：098-958-0038
定休日：火曜
駐車場：あり
クレジットカード：可
煙草：禁煙
https://www.ti-da33.com/cafe/