食事
2019.06.09
【閉店】地元客で賑わうアットホームな沖縄そば屋!那覇市具志の住宅街にある「たいちそば」
【令和2年4月30日 閉店】
週に1度は沖縄そばを食べる沖縄出身ライターのオオシロ ジュンコです。今回は沖縄の親戚の家に帰ってきたような気分を味わえる「たいちそば」を紹介します。
2017年7月にオープンし、沖縄出身の店主と新潟出身の奥様で営んでいます。カツオや豚、鶏、昆布を使い、あっさりだけど旨味がある出汁。西崎製麺のちぢれ麺を使ったお店です。
目 次
那覇から「たいちそば」までの道順
場所は那覇市と豊見城市の境目、那覇市具志にあって、那覇空港から車で約12分のところにあります。
沖縄県道231号那覇空港線を豊見城方面向け、豊見城市の標識を目印に手前を右折します。
住宅街をまっすぐ進んで、突き当たりを左折します。
あさがお公園の角が見えたら、右折して公園の端まで行くと到着です。
赤瓦の屋根やシーサーが飾られている外観は、沖縄らしさが際立ちます。
思わず、「ただいま〜」と口にしてしまいそうな扉です。実際に「ただいま〜」と入ってくる常連客も多いとか。
100名来店でも大丈夫!大人数でも利用可能な広い店内
座敷テーブル、テーブル、個室、テラス席と、計100席もあります。席数は多いですが、ゆったりできる広さなので子供連れにも安心です。
普段は地元客が9割で、団体ツアー客の予約が入ると逆転して、観光客が9割になるそうです。
店内には、沖縄の伝統工芸品(紅型、三線、シーサー等)が飾られています。
店主の奥様が描いたイラストにも和みます。
お得感のある、沖縄そばセット(じゅーしー、小鉢2品、デザート付)をいただく!
「たいちそば」のメニューは沖縄そばの種類が豊富で、肉系は沖縄そば (600円・税込)、軟骨ソーキそば (680円・税込)、てびちそば(750円・税込)などがあります。その中から、三枚肉が入っている定番の沖縄そばセットを注文しました。
どのおそばでも250円追加するとセットにできて、じゅーしーや小鉢2品、デザート1品が付いています。日替わりの小鉢とデザートは、今回は沖縄県産のもずく酢、きんぴらごぼう、小豆ようかんでした。沖縄料理も一緒に味わえるので、おすすめです。
また、トッピングサービスの、紅生姜、よもぎ、ヒバーチ(石垣島の胡椒)を足して、味変を試みるのもいいかもしれません。
三枚肉は、肉厚でジューシーな味わいでした。麺はツルツルとした食感。スープはカツオ出汁が効いてあっさりなのに、食べていくと具材の旨味が溶け出し味わい深くなってきます。
具だくさんのじゅーしーは、味つけに「そば出汁」を使っているため、風味があります。
「沖縄本島では、たいちそばにしかないメニューです。」と紹介されたのが車海老そば。また、沖縄のフルーツ(マンゴー、シィークワーサー、タンカン)を配合した秘伝のタレに漬け込んだ自慢のからあげ定食(税込780円)は地元客に好評なメニューだそう。
白米は大盛り無料、50円追加するとじゅーしーに変更できます。どれも美味しそうで、何を食べるのか迷ってしまうメニューの豊富さに、地元客のリピーターが多いのも納得です。
トッピング の麺ましが8玉も入るどんぶり!?
麺まし(100円・税込)好きの常連客のために、8玉入る特注どんぶりがあると聞いたので見せていただきました。通常のどんぶりと並べてみると、その大きさに圧巻です。
たった一人の常連客のために、どんぶりを用意してくるなんて、粋な「たいちそば」です。
店内でシーサーも販売しています。
数多くある、沖縄そば屋さんの中でも「たいちそば」は種類が豊富です。まだ食したことのない沖縄そばのメニューを、いただくのもいいかもしれません。那覇空港へ向かうタイミングで、立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。
[基本情報]たいちそば
住所:那覇市具志2-20-39
電話:098-996-4020
営業時間:11:00~18:00(スープがなくなり次第終了)
定休日:月曜日
駐車場:14台
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