観光
2019.05.10
文房具好きライターが紹介!沖縄唯一の百貨店に潜む、那覇の文房具店「CARTOLERIA」でお気に入りを見つけた
沖縄県内唯一の百貨店「リウボウ」の7階には、心ときめく文房具に出会えるお店「CARTOLERIA(カルトレリア)」があります。大切な人への贈り物、自分だけのごほうび、お土産探しまで、さまざまなニーズを満たしてくれるのがこの場所。
沖縄をよく知る方も、そうでない方も、日本らしさと沖縄らしさを感じられる「CARTOLERIA」にほんの少し寄り道なんていかがでしょうか。
百貨店というと、高級品が立ち並ぶため、ついつい立ち入るのも緊張してしまいますよね。ところが、リウボウは県内唯一の百貨店ともあってか、さまざまな客層のお客様が来店されています。家族連れ、カップル、観光客……県内外を問わず、愛されているのがリウボウなのです。
7階まで上がると、「CARTOLERIA」の美しく青いロゴがお出迎え。広々とした店内には、文房具から雑貨まで、あらゆる製品が所狭しと並びます。
今回、店内を案内してくださったのは「CARTOLERIA」の店長の緒方美夏(おがた みか)さん。緒方さんいわく「百貨店内の文房具屋さんではありながらも、気軽に来ていただけるよう製品をセレクトしている」とのこと。
ただし、百貨店の名にふさわしい格式高い文房具だって、もちろん取り揃えています。
たとえば……
ショーケースに並んだ、きらびやかな筆記具。万年筆やボールペンなど、高級な筆記具を中心に仕入れて販売しています。
シックなデザインが魅力の「モンブラン(MONTBLANC)」、現在の万年筆の仕組みを生み出した歴史を持つブランド「WATERMAN(ウォーターマン)」など、海外製品も多数。自分のお気に入りの一本を探すも良し、お祝いごとや記念品として購入するも良しです。
「CARTOLERIA」で最も高級なのは、こちらの万年筆。蒔絵万年筆ブランド「Namiki」の製品で、価格はなんと50万円……。ちなみに「Namiki」というと耳馴染みがなかなかありませんよね。実は、こするとインクが消えるボールペン、フリクションを販売する「PILOT(パイロット)」の海外向けブランドなのです。
日本国内でも取り扱い店舗は少ないので、非常にレアです。「CARTOLERIA」では、過去に1本だけ購入されたことがあるとのこと。「通常の万年筆と比べると一回りほど大きいため、文字を書くために使用するよりは、飾って楽しむほうが正しい用途かもしれません……(笑)」と、緒方さん。
筆記具に関連して、店舗イチオシのノートもご紹介していただきました。オリジナルノートの「Nonble(ノンブル)」です。1ページが非常に薄いにも関わらず、裏抜けしない高級紙“トモエリバー”を採用しています。
ボールペンはもちろんのこと、裏抜けが気になりやすい万年筆のインクの裏抜けも防止できるのです。また、表紙はとてもしっかりしているので、立ったままでも筆記が可能。鮮やかな4色の表紙から、お好みで選んでみては……?
特設コーナーの沖縄雑貨にも注目!おもてなしの心が詰まった「沖縄土産」
そのほか、注目したいのは、店舗に特設コーナーが設けられた「沖縄雑貨」です。沖縄以外の場所ではなかなか手に入らない、限定雑貨がたくさん……!
こちらは、さりげない感謝の気持ちを伝えたいときにぴったりの「そえぶみ箋(せん)」。さまざまなモチーフやカラーラインナップがあるのですが、こちらも沖縄仕様に。シーサー、おばあなど、かわいいイラストにほっこり。
文房具からは少し離れてしまいますが、「かや生地ふきん」も発見しました。つがいのシーサー、かわいいです。軽くてよく乾くので、旅行者の方にもおすすめ……!
そのほか、沖縄の風景や観光名所をプリントした絵はがきも売れ筋商品とのこと。
オリオンビール柄を取り入れたり、シーサーを始めとした沖縄のモチーフをあしらったマスキングテープ。ついついたくさん買ってしまいそうです。
沖縄観光の思い出に、ぜひぜひご覧くださいね。
「学生の方も、大人の方も、県内の方も旅行でいらしている方も、みなさんに楽しんでいただけるような商品を揃えてお待ちしております。ぜひ遊びにいらしてくださいね」と緒方さん。
日頃の生活に役立つ文房具はもちろん、プレゼントやお土産選びにもぴったりの商品を取り揃えている那覇の「CARTOLERIA」。たくさんの文房具に囲まれた店内に、ぜひ一度足を運んでみてください。「訪れて良かった」と感じられる自分だけのとっておきが見つかるかもしれません……!
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