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2019.02.05

沖縄の野菜や植物、グルメと食材が勢揃い!3時間滞在しても飽きない「おきなわ花と食のフェスティバル2019」

2019年1月26日・27日の2日間で開催された「おきなわ花と食のフェスティバル2019に行ってきました。「地産地消」をテーマとしたこのイベントでは、県産農林水産物や加工食品の販売、野菜の品評会やフラワーデザインコンテストなどが行われます。

会場は、那覇市内にある「奥武山総合運動公園」内にある、セルラースタジアム那覇周辺と沖縄県立武道館です。今年は149団体、182ブースが出展して多くの人でにぎわっていました。

モノレール「奥武山公園駅」が便利!車でのアクセスなら臨時駐車場を利用

奥武山総合運動公園の駐車場は数に限りがあるので、公共交通機関のモノレールかバスの利用を推進しています。しかし、那覇空軍西側に臨時駐車場が用意されているため、車で来られる人も心配ありません。臨時駐車場から会場まではシャトルバス(所要時間5〜10分)を運行しています。

新鮮な沖縄県産野菜がリーズナブルな価格で手に入る

沖縄県立武道館前のシャトルバスのりばから敷地内へ入ると、野菜の販売所が目に入ってきます。JAファーマーズでは新鮮な野菜が低価格で販売され、ほうれん草(130円)、ミニトマト10個入り(150円)、ブロッコリー(180円)と気軽に購入しやすい値段設定についつい手が伸びていました。

スーパーではなかなか手に入らない珍しい県産野菜もちらほら。赤からし水菜や長命草など、「どんな味がするんだろう?」と想像しながら物色しました。

冬の時期が旬の沖縄県産タンカンも販売されて、気軽に試食できるコーナーでひとつ、ふたつ、みっつ…とFeel OKINAWA編集長みやねえさんが食べている横で、私もひとつだけ試食。これが甘くて美味しかった…。

今回購入した野菜です。青々としている葉野菜から、新鮮さがダイレクトに伝わってきます。サラダにしても、炒め物にしてもおいしそう。

野菜をたくさん手に入れて満足しながら歩いていると、ジューシーなソーセージやガランティーヌを発見。農業生産法人株式会社アンビシャスのブースにたどり着きました。

自社で飼育・加工・販売している県産の猪豚や豚肉を使用し、化学調味料不使用。素材にもこだわった焼きたての長〜いソーセージを食べて、さっそく楽しい気分に。

大量の天ぷらや1匹丸ごと揚げたお魚もおいしそう。大きな魚の唐揚げを贅沢にそのまま頬張って食べてみたい。

本部町にある誠もち店の油で揚げた6種類の丸焼き。県産和牛もとぶ牛が入ったものやラフテー入りなど沖縄の具材を味わえるところに選べる楽しさを感じます。

こちらはオリジナルのビールが飲める那覇の浮島ブルーイングです。ご飯やおつまみを購入して、一緒に味わうとより一層楽しめそう。ビール好きなら必ず立ち寄りたいテナントでしょう。

サトウキビの山がドーンと登場。サトウキビ絞り機を使ってその場で汁を絞っていました。

サトウキビといえば、黒糖の原料!といったイメージが強いと思います。しかし、この店では黒糖の水飴を作っていたのが印象的でした。

沖縄の畜産物加工品を取り扱う企業たち。多く購入するほどに格安のお得感「まーさん市場」

「オッキハムゥ〜」のCMでお馴染み!青と白ののぼり旗が目立つオキハムも参戦。

お肉や卵、牛乳など県産の畜産物を販売している「まーさん市場」。低価格で安心・安全な畜産物をやや格安で購入できるとあって、お客様で大混雑。3パックなら1,000円、4パックなら〜と数多く購入することでお買い得になるようです。

沖縄県養鳥協会の卵は、1パックLサイズ150円。

2パック以上購入するとき、スタッフに「まーさん卵ください」と伝えると、50円引きになるユニークな企画をしていました。2パックで250円になるなら、私は言いますね!(いや、買い忘れてきましたが…)

なんと、炭火七輪貸し出しコーナーがありました。

まーさん市場で購入したお肉を、その場で焼いて食べられる炭火七輪の無料貸し出しコーナー。自宅で調理して食べるのもいいですが、お祭り感のただよう会場内で七輪の炭火で焼いて食べるとか、楽しそうです。

いざ、花と食のフェスティバルで購入した料理をいただく

ひと回りしたところで、購入したご飯やデザートをいただきます。

まーさん市場で手に入れたお味噌を絡めた豚肉。お味噌と豚肉の相性がバッチリ!ついパクパク食べすぎて、すぐに完食。

それにしてもこの日は、珍しく極寒だった沖縄。強風が吹く中、コート必須な1日でした。そのためか、歩いている時に豚肉が少し冷めてしまった模様。フェスティバルやマルシェで購入した料理は、暖かいうちに食べるのが基本なのだと再確認しました。

離島のテナントブースで購入した石垣島のイカ天ぷらと大量のもずく天ぷら。量が多すぎて食べ応えあり!

誠もち店で購入した揚げたての丸もちは、ラフテー味と中華もずく風味を購入。

「ラフテーやもずくってお餅と合うのかな?」と思いながら食べたのですが、想像以上に相性が良く、小ぶりなわりには、もちもちしていて腹持ちが良かったです。

デザートにはいちご大福!右は紅芋のあんこが入った大福。左は、きな粉をまぶした粒あんの大福です。紅芋あんは、思った以上に味が濃厚。紅芋好きにおすすめしたい逸品です。

県産の新商品も登場!一般市民が投票する「沖縄島ふ〜どグランプリ」も同時開催

沖縄の食材を使った加工品の中から、グランプリを決定する「島ふ〜どグランプリ」。バリエーション豊かな食品を無料で試食でき、1番おいしいと思ったものにお客様が投票していきます。来場者のリアルな声によって、グランプリが決まる仕組みのよう。

入場には整理券が必要。なんと配布時間が決まっています。この時間内にしか入手できない貴重な整理券なので、あらかじめ配布時間をチェックしておくこと。

野菜の品評会・沖縄花き品評会も開催!沖縄県立武道館が野菜アートに変身していた

最後に紹介するのは、武道館にて開催されたフラワーコンテストの沖縄花き品評会野菜の品評会です。

館内に入ってまず目に止まったのが、美しく飾られた野菜たち。色鮮やかな緑色のピーマンや真っ赤なトマトが綺麗に並んでいて、とってもおいしそう。彩り豊な野菜がアートのようにディスプレイされ、魅せ方も視覚的にもかなり楽しめます。

こちらは品種の特性や外観、病虫害の有無など、一定の基準にそって評価された野菜たち。金賞や銀賞などを獲得したレベルの高い野菜を間近で見られるのは、このフェスティバルの魅力のひとつでしょう。

正式な審査基準はこちらの5つです。野菜品評会の隣では、沖縄花き品評会が行われていました。

植物がズラリと並び、初めてみる珍しい植物もたくさん。新しいものに出会えたときのワクワク感。そして、やっぱりグリーンは見ているだけで心が落ち着きます。沖縄を代表する「ストラリチア」をはじめ、ひまわりやツツジなどのお花も集結。

舞台では、フラワーデザインコンテスト特別審査や花いけバトルが繰り広げられ、館内は花と野菜の楽しい空間になっていました。

会場の奥へ進むと、ひときわ華やかさ放つ大規模なフラワーアレンジメント作品。細部に渡る細やかなテクニックをまじまじと近くで見るのが面白かったです。

2020年の冬も、沖縄の魅力が詰まった「花と食のフェスティバル」へ行こう

「地産地消」をテーマにした「おきなわ花と食のフェスティバル2019」。1日で沖縄の野菜や花の魅力を味わえる貴重なグルメイベントです。まだまだ知らない沖縄の魅力がたっぷり詰まった花と食のフェスティバルは、毎年開催されています。今回、惜しくも逃してしまった人はぜひ来年足を運んでみてください。

 

[基本情報]奥武山公園運営管理事務所
住所:那覇市奥武山町52
電話:098-858-2700

2020年(令和2年)開催予定日時
1月25日(土)10:00~18:00
1月26日(日)10:00~17:00
http://www.hanashoku.jp

この記事を書いた人ヒガ ナツコ
沖縄県名護市出身、那覇市在住。沖縄や音楽をはじめ、魅力あるものを伝えられる記事が書けるよう日々奮闘中です!現在はライティングと同時にwebデザインを学んでいます。よろしくお願いいたします。 このライターの記事一覧

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