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2018.12.07

謎に覆われた沖縄の無人島「藪地島」へ。ウチナーンチュのルーツが眠るうるま市の勝連半島

今回紹介する離島は他とは少し雰囲気が違います。うるま市を散策中にふと立ち寄った「藪地島」。勝連半島の先端近くに位置するこの島の面積は0.62㎢。橋が架かっており車で渡れます。約300年ほど前には人が住んでいたそうですが、今は農業に関する施設がちらほらありはするものの無人島となっています。

藪地大橋を渡るとかなり荒れた農道が続いており、その先にはなんと約6600年ほど前に作られたと思われるヤブチ式土器が見つかった「藪地洞穴遺跡(ジャネーガマ)」があります。そんな時代にここに人が住んでたのかと思うと、なんかロマンを感じますね。

ちなみに島内には藪地遺跡や幻のグスクとも呼ばれているナチジングスクがありますが、深い草木をかき分けていかなければいけない上にハブが多いのでいかない方がいいかもしれません。

藪地島と屋慶名港をつなぐ全長193mの「藪地大橋」が架橋されたのは1985年。橋の上を舞うカラスに黒ずんだ竜(?)の像、この少し荒んだ雰囲気が冒険心をくすぐります。

ジャネーガマはここからかなり先にあります。道も驚くほど荒れているので心して向かいましょう。ちなみに左側の丘陵にナチジングスクがあったそうですが…。それにしてもなぜ「ナチジン」なのでしょう。この名称が「今帰仁」を指しているのか、あるいは他の意味があるのかはまだわかっていないそうですよ。なんせ石垣や遺物も見つかっていないそうですから。場所もここではなく反対側の丘にあったという説もあるそうです。

橋からの景色。青い海の向こうに見えるのは海中道路です。

橋を渡りきったところに、海へ降りる階段があります。そこには藪地島の重要な拝所「屋慶名竜神宮」がありました。そのほかにも島内にはいくつか拝所があり、無人島といえど人々の生活の跡を感じることができました。

道なりに進んでいくと、このような立て看板が見えてきます。ジャネーガマはこの先にあります。

ここが「藪地洞穴遺跡(ジャネーガマ)」。この洞穴が発見されたのは1959年で、その翌年から発掘調査が行われたそうです。これまでに6500年ほど前のものとされるヤブチ式土器や石器などが見つかっています。まだ発掘調査が続けられているそうですが、歴史を変えるような発見があったりするかもしれませんね。

※拝所なので絶対に荒らさないようにしましょう。

ジャネーガマから数十メートルほど行くと、藪地島ビーチにたどり着きます。遠くには町の景色も見えますが、ほとんど人がいなくて静かなところですよ。

藪地島から少し離れたところにある屋慶名海峡展望台からは、藪地大橋の全体を見ることができますよ。海も綺麗。

池原盛輔
この記事を書いた人池原 盛輔

某県内情報誌の社員を経てフリーカメライターへ。美味しいと噂のお店に出没します。好きなのはカメラ、車、アニメ、格闘技。総合、空手、剣道、茶道の経験あります。旅に出たい今日この頃。

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