食事
2018.06.18
南城市で味わう絶景とハーブを使ったタイ料理「アジアン・ハーブレストラン カフェくるくま」
創業50年以上を誇る健康食品の老舗メーカー「仲善」が運営する「くるくまの森」の中にカフェがあります。会長の奥様が手入れしている庭には、季節の花が咲くそうです。この日はテッポウユリの花がいたるところに咲き誇っていました。
木造の落ち着いた店内には、テーブル席が並びます。テラスではデザートとドリンクのみの提供になりますが、そこから見える景色は最高。この日はあいにくの雨でしたが、晴れていれば神の島とも言われている久高島がはっきりと見えるそうです。また、水平線から朝日が昇る姿を見ることができるため、元旦の朝は6時にオープンしてお客さんの皆さんと一緒に初日の出を見るのが毎年の行事です。
さて、ここからは「くるくま」自慢のタイ料理を紹介。豊富なメニューで何を食べようか迷ったら、この「くるくまスペシャル1,570円(税込)」がオススメ。辛口のポークカレー、中辛のビーフカレー、甘口のチキンカレーと人気の3種カレーが一皿で味わえます。ご飯の隣に鎮座するガイヤーンはタイ風焼き鳥。料理長のトゥーンさんお手製の甘辛ダレを使っています。カリカリで香ばしい皮にジューシーなお肉がたまらない。
こちらはピリッと辛口の「プーパッポンカリー1,550円」。カレーとカニを卵でとじた、本場タイでも人気のメニューです。脱皮したてのカニを素揚げにしているので、殻は柔らかくそのまま食べられます。噛むごとに殻から飛び出す濃厚なカニのうまみが、ダイレクトに口の中に広がります。
「くるくまの森」では食事以外にも楽しみがいっぱいです。入り口の近くで見られるのがレプリカや本物の恐竜の化石。ほかにも隕石なども展示しています。
「仲善」会長の仲本さんの趣味は写真撮影。特に朝日の撮影をされているらしく、2006年の4月から毎日朝日が昇る様子を収めているそうです。写真は展示・販売しています。大切な人の記念日に昇った朝日の写真に、メッセージを入れてプレゼントするのもいいかもしれません。
駐車場の近くにはくるくまショップもあります。注目は元気な仲本会長もご愛飲している「ミラクルノニ100%(720ml)3,780円(税込)」。2つセットで買えば5,150円と超お得です。ほかにも、あのガイヤーンに使われている特製甘辛ダレ(タイタレ)も置いています。
——————————————————————————————————————
南城市のニライカナイ橋を上りさらに進んでいくと見えてくる「くるくまの森」の中にこのカフェはあります。園内に広がる豊かな自然とユニークな展示物、高台から見渡す雄大な海の絶景。そんな中でいただくのは、本場の食材を中心に日本風にアレンジしたタイ料理です。手がけるのは本場タイの出身で、世界中のレストランを回ってきた腕利きの料理長トゥーンさん。その美味しさは、タイ政府機関から高い品質管理を行なっているお店にのみ贈られる「タイセレクト」に認定されるほどです。「くるくま」の由来がウコンに由来しているだけあって、メニューにもふんだんにウコンなどのハーブが使われています。疲れた体に染み渡るハーブの力を体感してください。
——————————————————————————————————————
(左)マネージャー 屋比久 英伸(やびく ひでのぶ)
(右)総料理長 トゥーン ハンサ
総料理長のトゥーンさんはタイのイーサン出身。サウジアラビアやアフリカなどでシェフとして務めた後、2008年に来沖。「カフェくるくま」を立ち上げるきっかけとなり、全てのメニューを監修。タイと似ている沖縄の食文化に興味を持っていると言います。
その他メニュー/グリーンカレー1,140円、チキンカレー1,100円、トムヤムクン(小)1,250円、くるくまガーデンサラダ1,050円、くるくまステーキ(300g)2,350円、焼きトントロ1,250円、パッタイ1,140円、ガイヤーン1,150円、スイーツ420円〜 (税込)
[基本情報]アジアン・ハーブレストラン カフェ くるくま
住所:沖縄県南城市知念字知念1190
営業時間:10:00〜20:00(L.O.19:00)
※火曜は18:00まで(L.O.17:00)、10〜3月は19:00まで(L.O.18:00)
電話:098-949-1189
定休日:無休
駐車場:あり
クレジットカード:可
煙草:禁煙
Keyword: