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2018.06.18

美しく繊細な一点ものジュエリーを!うるま市「夜光貝ジュエリー Shelly.na」

うるま市喜仲の静かな場所に、40年以上地元に愛される小さな宝石店「とうま宝石店」があります。きらびやかな宝石が並ぶ一角に、優しく淡い光を放つ特別なジュエリーを見つけました。

代表の當眞さんのご実家「とうま宝石」と同じ場所に「Shelly.na」はあります。海辺を歩く女性の胸にキラリと小さく光るネックレス。そんな素敵な女性が思い浮かぶ店名です。

40年という古さを感じさせない店内。ディスプレイやホームページの製作は當眞さんが手伝ったとか。その一角に「Shelly.na」の夜光貝ジュエリーが展示されています。

これは全て當眞さんが手作業で作ったもの。昔はそこまでジュエリーに興味がなかったという當眞さん。でもこの実家の宝石店を手伝ううちに、もっと他にはないものを作りたいと思い始めたそうです。

そんな時に、運命的に出会ったのが貝殻を使った螺鈿細工。その美しさと繊細さに魅了され、この夜光貝のジュエリーは生まれました。

夜光貝とは沖縄を含む奄美大島以南で獲れるサザエ科の貝です。何十年も海の中で生活するので上の写真のように茶色でゴツゴツとしてますが、職人が丁寧に磨けば下の写真のように鮮やかな色を放つようになります。

これだけでも美しい…。かなり大きいですが、デザインによっては1つの貝殻から2つしか作品が作れないこともあるそうです。

耳元で可愛く揺れるピアス。夜光貝の美しさを十分に表現するために行き着いたシンプルなデザインです。

上が革紐で下が10金の素材を使用したネックレス。磨いた夜光貝のペンダントは、見る方向や光の加減によって色合いが変わります。

素材が自然のものなので、同じものは作れず基本は1点もの。気になったらお店でチェックしてみてください。

そんな綺麗な夜光貝のジュエリーを作る當眞さんの工房は、なんとお店の外の階段下!雨風が打ち付けることもありますが、急ぎのオーダーの時はビニールシートを張って作業するそうです。防塵のためにマスクと作業用メガネは必須。

沖縄の伝承で夜光貝は「暗く荒れた世でも、誰かに尽くし輝ける人になってほしい」と思いを込めて贈りあってきたものだといいます。「贈り手の思いを、このジュエリーをもらう人に届けられれば。」と、お客さんのオーダーも快く受け付けてくれます。

代表  當眞 清乃(とうま きよの)

1983年沖縄生まれ。スポーツインストラクターとして働いた後に、実家の宝石店の手伝いを機に夜光貝ジュエリー製作を始める。趣味は愛犬「ふくまる」の散歩。

価格/ピアス6,000円〜、革紐ペンダント8,000円〜、10金ペンダント15,000円〜

※オーダー品は要相談、来店前にご連絡ください

[基本情報]夜光貝ジュエリー Shelly.na
住所:沖縄県うるま市喜仲4-9-4
営業時間:11:00〜19:00
電話:090-3795-8766
定休日:月の最終日曜
駐車場:あり
クレジットカード:可
煙草:禁煙

池原盛輔
この記事を書いた人池原 盛輔
某県内情報誌の社員を経てフリーカメライターへ。美味しいと噂のお店に出没します。好きなのはカメラ、車、アニメ、格闘技。総合、空手、剣道、茶道の経験あります。旅に出たい今日この頃。 このライターの記事一覧

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